2013年(後半) 竹の学校 活動報告

 52  竹林日記   「今日は登校日?」  2013.12.25(水) 山 本 律
 51  竹林日記   「忘年会編 2013年忘年会」  2013.12.21(土) 山 本 律
 50  竹林日記   「竹林編 仕事納め、土ならし 3」  2013.12.21(土) 稲岡利春
 49  竹林日記   「土ならし 2」  2013.12.14(土) 山 本 律
 48  竹林日記   「土ならし」  2013.12.11(水) 山 本 律
 47  竹林日記   「和食」  2013.12.07(土) 山 本 律
 46  竹林日記   「師走(しわす)」  2013.12.04(水) 山 本 律
 45  竹林日記   「長岡中学野球部の土入れ作業」  2013.11.30(土) 山 本 律
 44  竹林日記   「今のうちに書いておこう」  2013.11.27(水) 山 本 律
 43  竹林日記   「晩稲(おくて)」  2013.11.23(土) 山 本 律
 42  竹林日記   「汚名挽回?」  2013.11.20(水) 山 本 律
 41  竹林日記   「環境フェアと竹林作業と」  2013.11.16(土) 山 本 律
 40  竹林日記   「真冬を思わせる寒さ」  2013.11.13(水) 山 本 律
 39  竹林日記   「全員の藁運び」  2013.11.09(土) 稲岡利春
 38  竹林日記   「生徒、タケノコ究める」  2013.11.08(金) 稲岡利春
 37  竹林日記   「暖かい立冬」  2013.11.06(水) 山 本 律
 36  竹林日記   「皆さん お気をつけください」  2013.11.02(土) 山 本 律
 35  竹林日記   「飛行機と自動車」  2013.10.30(水) 稲岡利春
 34  竹林日記   「久しぶりの竹林作業」  2013.10.26(土) 山 本 律
 33  竹林日記   「今日も雨・・・」  2013.10.23(水) 山 本 律
 32  竹林日記   「男の井戸端会議」  2013.10.19(土) 稲岡利春
 31  竹林日記   「竹あそびは終わりです」  2013.10.16(水) 稲岡利春
 30  竹林日記   「竹あそび翌日~後片付け編」  2013.10.13(日) 稲岡利春
 29  竹林日記   「竹あそび当日~晴れ舞台編」  2013.10.12(土) 稲岡利春
 28  竹林日記   「竹あそび前日~準備編」  2013.10.11(金) 稲岡利春
 27  竹林日記   「今日も朝の雨の日の担当」  2013.10.09(水) 稲岡利春
 26  竹林日記   「朝の雨の日の担当」  2013.10.05(土) 稲岡利春
 25  竹林日記   「10月、神無月」  2013.10.02(水) 山 本 律
 24  竹林日記   「立命館高校生の竹材伐り出し作業」  2013.09.28(土) 山 本 律
 23  竹林日記   「短秋厳冬」  2013.09.25(水) 山 本 律
 22  竹林日記   「カスタネット?」  2013.09.21(土) 山 本 律
 21  竹林日記   「台風一過」  2013.09.18(水) 山 本 律
 20  竹林日記   「竹林の施肥」  2013.09.14(土) 山 本 律
 19  竹林日記   「今日はインターンシップ生もB竹林」  2013.09.11(水) 山 本 律
 18  竹林日記   「美しい竹林とやはりタケノコ」  2013.09.07(土) 稲岡利春
 17  竹林日記   「気まぐれ天気に振りまわされる」  2013.09.04(水) 山 本 律
 16  竹林日記   「今日で8月は終り、明日から9月」  2013.08.31(土) 山 本 律
 15  竹林日記   「やっと猛暑が終ったか」  2013.08.28(水) 山 本 律
 14  竹林日記   「雨とかわいい訪問客」  2013.08.24(土) 稲岡利春
 13  竹林日記   「2学期始る」  2013.08.21(水) 山 本 律
 12  竹林日記   「残暑お見舞」  2013.08.13(火) 山 本 律
 11  竹林日記   「・・・でも頑張っています Part3」  2013.08.07(水) 稲岡利春
 10  竹林日記   「まちかどトーク」  2013.08.03(土) 山 本 律
 09  竹林日記   「竹を歌った歌」  2013.07.31(水) 山 本 律
 08  竹林日記   「記憶の無駄遣い」  2013.07.27(土) 山 本 律
 07  竹林日記   「雨でも頑張っています Part2」  2013.07.24(水) 稲岡利春
 06  竹林日記   「白い家」  2013.07.20(土) 山 本 律
 05  竹林日記   「マヨネーズ」の由来  2013.07.17(水) 山 本 律
 04  竹林日記   「きょういく」と「きょうよう」  2013.07.13(土) 山 本 律
 03  竹林日記   「極楽のこぼれ風」  2013.07.10(水) 山 本 律
 02  竹林日記   「蒸暑いが風のある竹林」  2013.07.06(土) 山 本 律
 01  竹林日記   「ものづくり日本」  2013.07.03(水) 稲岡利春


 

52 竹林日記   「今日は登校日?」 

 2013.12.25(水) 山本 律

 

竹林日記  「今日は登校日?」  2013・12・25(水) 晴

 参加者: 梶原、世良田、山本。

 今日の参加者というのもおかしいが竹林に出てきたのは上記の3人だけ。中でも、今日は作業日だと思いこんで竹林に入ったのは山本一人。梶原さん世良田さんの二人は、今日は年末年始の冬休みだとわかっていて竹林に出てきた人である。

 私(山本)は何を勘違いしたか仕事納めは28日だと思いこんで登校して、二人から、仕事納めは先週の土曜日やで、と言われてもすぐには理解できなかった。
 それはともかく、梶原さんは、今日は休みやけど出るつもりにしていた、世良田さんは前回の竹林日記を見て、ひょっとして山本が出てくるかもしれないと思ったのだろう、焼却炉の準備をしていた。
 そんなことで、私は竹の焼却、梶原さんと世良田さんはAの上段の土入れをした。Aの上段は、ほぼ3分の1以上が土入れを終ったという。

 竹の学校には私のようなボケはいないが、念のためお知らせします。新年の仕事始めは1月11日(土)です。
 作業終了後、新年会を竹林で催します。
 では皆さんよいお年を。


 今年最後の雑談を一つ。
 先日の朝日新聞に、日本語を学びにイタリアから来ている女性が、こんなことを書いていた。

 日本人は英語に影響されすぎだ。
 東京タワーの展望台に設置された地図に「レインボーブリッジ」という橋の名前があった。日本人の友人に 「なぜ英語で名前をつけるの? 虹の橋でいいんじゃない」と言うと、その友人は
 「英語を使うことは日本人にはかっこいい」と答えて驚いた。喫茶店のメニューや看板を見るたびに、へんだと 思う。日本人はまず自分の国の言葉を守って、外国語を使ったほうがいい。

 私はこの意見に大賛成である。獲得することをゲットする、思いがけない人と出会ったことをバッティングしたという人がいる。だからバックミラーだのアイスコーヒーなどという外国人に通じない「英語」を平気で使う。 気をつけよう。
 念のため言うと、バックミラーは「リアビューミラー」、アイスコーヒーは「コールコーヒー」というらしい。


                   山 本 律


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【管理人のコメント】 ~Inaoka

 お休みと言うのにお疲れ様です。私も思わず登校しようとしましたが・・・。
 知らずに来られた山本さんはさておき、あとのご両人には何のために「仕事納め日」を決めたのでしょうね~ぇ。お正月から初出まで10日近くもありますから、その前にも登校するのでしょうか・・・。


 

51 竹林日記   「忘年会編 2013年忘年会」 

 2013.12.21(土) 山本 律

 

竹林日記  「2013年忘年会」  2013・12・21(土) 晴れたり時雨れたり

 参加者: 荒木、稲岡、稲岡(喜)、大西、尾崎、梶原、川路、窪田、小林、小椋、澤、
       世良田、高橋、竹内、塚崎、辻井、錦織、野本、松本、山本。杉谷。 [21名]

 忘年会は11時30分からだから10時半くらいまでは作業ができると思って朝起きて見ると、小雨が降っていた。がっくりする一方でほっとして、もう一度布団にもぐりこんだ。

 今日から阪急西山天王山駅が開業した。高速道路ICに接続する全国でも稀な駅ということもあってか、私(山本)が乗ったバスは見物客と車の渋滞で、いままで3分ぐらいで通り抜けられたところを10分以上かかって通った。一時的なことだとは思うが、文明というのは他方では不便なものである。ということで、11時30分ぎりぎりに、JR長岡京 バンビオの「庄や」に着いた。

 アルコールが入ると、皆おしゃべりになる。和気藹々とした雰囲気の中で3時に解散した。
 昨年と同様、仕事納めの日の忘年会だが、何の事故もなく一年を無事過せたことは幸せである。


 忘年会と関係はないが、明日22日は冬至。どういうわけか、冬至はかぼちゃを食べるという。拙宅では母親が
ぜんざいにかぼちゃを入れた「あずきかぼちゃ」というのを作った。子供の口には、甘くておいしかったという
記憶がある。

 いまでも言うのかどうか知らないが中国では冬至を「一陽来復」と言う。この日から太陽がまた戻ってくる、昼が長くなる嬉しさ、気分のよさを言うのである。

 北欧ではなおさらである。クリスマスは北欧での冬至の祝いだという。キリスト(イエス)がミサを受けた日つまり生れた日を言う。イエスを太陽にたとえて、この日から太陽が姿を見せるのをイエスの生誕にかけたのである。クリスマスプレゼントは、セントニクラウスという慈悲深い伝道僧がイエスの誕生日に貧者に物を与えたことにちなんで始ったという。
 ちなみに、イエスが冬至に生れたという記録は、どこにもないというし、イエスが生れたパレスチナは太陽が照りつけはしても、太陽の再来を祝う習慣も感覚もない、砂漠というに近い地帯である。
 それはともかく、明日以降は昼が長くなりはじめる。まさに一陽来復だが、寒さはこれから厳しくなる。


                   山 本 律


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【忘年会の写真です】 ~撮影 Ohnishi、Inaoka

 今日は、11:30から忘年会でした。
 開店と同時のためか、11:30から配膳が始まりましたので、乾杯まで10分も待つ、かってない事態に・・・。
 いつもはしない挨拶を少し長めに、今年の特別な行事の「ツバキエマソン殿への竹すだれ提供」、「立命館中高校へ内装用竹材供給と生徒会の作業受け入れ」、「長岡京市のインターシップ生の受け入れ」、「長岡中学野球部の土入れ応援」などがあったことをお話した後、乾杯になりました。
 前理事長杉谷さんもお見えになり、歳の割には賑やかな忘年会になりました。
 また、今年の幹事の小椋さんの新企画で山本さんの竹林日記と、真夏も黙々とこなされた伐採竹の焼却作業に対して感謝状(?)と記念品が贈呈されました。来年は、どなたに贈呈されるのでしょうか。皆さん、頑張りましょう。ただし、理事はダメです。また、年1名の表彰では全員に廻るには寿命が・・・。

 動かぬ体に鞭を打って頑張りましたし、事故もなく、市長とのまちかどトークへの参加やNHKプレミアムの竹林特集に取り上げられるなど良い年になりました。
 本当にお疲れさまでした。 Inaoka


・宴会開始まもなく出来上がる前に、カメラに応えて頂きました。いい顔しています。



・山本さんの表彰式(?)です
・思わず拍手~
・記念品の作業用上着の
 ご披露です

・最後迄残った会員の記念写真です。来年も頑張ろ~。


 

50 竹林日記   「竹林編 仕事納め、土ならし 3」 

 2013.12.21(土)稲岡利春

 

竹林日記  「仕事納め、土ならし 3」  2013・12・21(土) 曇り時々小雨

 参加者: 稲岡、稲岡(喜)、世良田、高田、竹内、野本。[6名]


 今日は仕事納め(終業式?)&忘年会です。
 家を出ると道路がかなり濡れていました。天候に関係なく登校を決めていましたというより、晴れていると思い込んでいましたので、そのまま登校です。

 雨のせいで登校者は6名です。忘年会は11:30からのため、作業時間は1時間半しかなく多くは望めませんが、土があるので、ともかく太陽の丘の東の土置き場の近くで運搬車と一輪車で土入れを始めました。ショベルに土が付きますし、一輪車の車軸に藁が絡みつきますし、いやいや頑張る(?)ことに・・・。世良田さんと野本さんは後二回で終らせるといっていますが・・・。

 昨日からの雨で椎茸がたくさん採れました。6人で分けてもまだ残りましたので、忘年会に来られるメンバーにも持って行く事にしました。


 今週は火曜日に世良田さんと小椋さんで、金ヶ原竹林の管理継続延長の覚書を取り交わしてきて頂きました。
 また、水曜日の臨時理事会で、来年は遠い野山竹林の管理の契約(覚書)が切れるので、代わりに近くのこらさ裏の伐採済み竹林を管理する方向を打ち合わせました。A竹林のタケノコ畑の手入れの楽な農閑期に、金ヶ原竹林と長法寺B/C竹林と順番に月1回程度、有志で出来る範囲の作業となります。土入れが済んでから会員の皆様と現地を見てから契約(覚書)を決めたいと思います。


                   稲岡利春


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【本日の竹林風景】 ~Inaoka

 今日は、本年最後の土入れです。最後の太陽の丘の東の平坦部から土入れが始まりました。

・太陽の丘の東の土置き場付近の土入れです


・高田さんの土ならしです
・太陽の丘の椎茸栽培場と、収穫した椎茸です


 

49 竹林日記   「土ならし 2」 

 2013.12.14(土) 山本 律

 

竹林日記  「土ならし 2」  2013・12・14(土) 晴

 参加者: 荒木、池田、市嶋、大西、尾崎、梶原、川路、窪田、小椋、澤、
      世良田、高田、竹内、塚崎、錦織、野本、山本。 [17名]

 3日前の竹林日記に「冬型の気圧配置だが風がないので寒くないが、この気圧配置では寒くなりそうだ」と書いたところ、「山本気象台」の予報のとおり今日は身を切るような寒風が吹いていて、枯竹を燃やすにはうってつけの寒さになった。
 竹林に着いてみると世良田さんが、ちゃんと焼却窯に火を入れておいてくれた。


 今日は、水曜日に乙女の丘に運んだ土を土ならしに入って、ほぼ完了した。次回からA上段の土ならしに入るが、21日の土曜日は忘年会だし28日は仕事納めなので、実質的には18日と25日の二日間でA上段の土ならしをすることになる。私も全力をふるって土ならしをしよう。
 しかし昔は年が明けてから土を入れるのが普通だったらしいから年が明けてから土ならしをしても問題はないのではないか。もちろん土ならしが完了して仕事納めのほうが気分的に落着いて望ましいことはいうまでもない。


 昨日所用で 上京区の元誓願寺通というところに行った。そういう名前の通りがあることは以前から聞いていたが歩くのははじめてだった。東西の通りで、東に10分ほども歩くと京都御所である。
 誓願寺通の一本南の通りが武者小路通。武者小路千家の官休庵があって、庭が重要文化財になっている。
 後世の当て字ではないかと思うが、無車小路通という、情緒のない町名の一画があるが、文字どおり車が一台も通らない。車両通行禁止の表示はないから車は通れるのだろうが、あの雰囲気と気品では車は入れないと思う。
 近辺に上長者町、下長者町という通りもあって、もちろん観光地ではないが、これが京都という街だとつくづく思わせられる。
 同時に、京都は空襲がなかったから、こうした街並が無事に残ったのである。アメリカも、京都は空襲の対象にしていなかったと、何かで読んだ記憶がある。京都を焼野が原にしていたら、アメリカは世界中から非難を受けたことは間違いないし、この戦争に勝つという確信があったから京都には手をつけなかったのだとも考えられる。


                   山 本 律


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【本日の竹林風景】 ~Inaoka

 今日は、Inaokaはお休みです。Ohnishiさんが写真を送ってくれました。

・乙女の丘西奥からの土運びです
・太陽の丘の椎茸栽培場です

・太陽の丘の土入れ風景です
・今日の太陽の丘の作業終了?


 

48 竹林日記   「土ならし」 

 2013.12.11(水) 山本 律

 

竹林日記  「土ならし」  2013・12・11(水) 晴

 参加者: 荒木、稲岡、梶原、澤、世良田、高田、高橋、竹内、塚崎、松本、山本。[11名]


 天気図を見ると冬型の気圧配置だが風がないので寒くない。しかし、この気圧配置では寒くなりそうである。

 今日からユンボが入った。乙女の丘の西端の崖を崩している。それに伴って土運びと土ならしが本格化した。A竹林上段に土を載せた運搬車が何度も往復している。また乙女の丘にも土が運ばれて土ならしが進んでいる。一方ではユンボの通路を整備するため、竹の伐採も行われている。

 私(山本)も、今日は土ならしをするつもりで竹林に入ったのだが、すでに焼却炉に火が入っていた。残念だがというのはウソで、今日も枯竹が燃やせると、ほっとした。この枯竹は世良田さんが野山竹林から運び下ろしてくれた。しかもすぐ燃やせるように適当な長さに切ってある。ありがたいことだ。
 といって、私も枯竹を燃やしてばかりいるわけにいかない。土運びは無理としても、せめて土ならしぐらいはせねばならない。


 土ならしで思い出すことがある。何年か前、運ばれてきた土をならしていると冬眠中のヘビが、にょろにょろと出てきた。カナヘビというのか、火箸ぐらいの太さというより細さで、50センチもあるかないかの、黒っぽい蛇だった。寒さのため動きが鈍くて、動いては止り、止っては動きして、土の隙間にもぐりこんで姿を消した。春にそなえての折角の冬眠を人間が妨げたのである。人間というのは殺生なことをするものだと思ったかどうかわからないが、かわいそうなことをした、と思った。


                   山 本 律


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【本日の竹林風景】 Inaoka

 ユンボがようやく10時過ぎに入りましたが、それまでは土採りです。
 今日は澤さんと稲岡で物置裏の壁の根ぶち2個を落としました。梶原さんが大型運搬車を運転して3杯を乙女の丘に運び、高橋さんが土を広げてくれました。
 ユンボは乙女の丘の西端、太陽の丘の東と西端に大きな穴を掘り、そばに土を積み上げました。世良田さんが午後もユンボにお付き合いして、14:30迄作業されたそうです。

 乙女の丘はあとわずかで土入れが終了しますので、週末からは太陽の丘の土入れ作業がメインになります。

 という訳で、今日も作業中の写真はほとんど撮れませんでした。

・ホットタイムです。
 何を見ているのでしょうか?
・乙女の丘の西奥(トイレ下)に入ったユンボとその成果です。


・物置裏の根ぶち2本も落ちました!
・太陽の丘の西奥(椎茸栽培場上)のユンボとその成果です。

・乙女の丘の乙女の土入れです
・ほとんど土入れの終った乙女の丘!
・お隣のプロの土入れの済んだ竹林!



 

47 竹林日記   「和食」 

 2013.12.07(土) 山本 律

 

竹林日記  「和食」  2013・12・07(土) 晴

 参加者: 荒木、稲岡、稲岡(喜)、尾崎、窪田、小椋、澤、世良田、高田、竹内、
       塚崎、錦織、野本、松本、山本。 [15名]


 朝7時の気温は6℃で風がないから寒くない。穏やかな初冬である。

 私(山本)が少し遅れて9時ごろ竹林に入ったときは全員が土運びと土ならしをしていた。久しぶりに錦織さんが姿を見せた。顔色もよいし痩せてもいなくて元気そうである。いまは治療中ではなく検査の結果待ちだという。だがあの顔を見ると、どこが病気なのかと思う。

 その中で野本さんが、まさかりで竹の根株を割砕いている。来週からユンボが入るが、根株があると崖を崩す邪魔になるからである。
 山本も今日から土ならしをするつもりでいたが、世良田さんが「今日は土ならしをせんでもええ。来週ユンボが入ってからでええ」と言ったので、太すぎて焼却を後回しにしていた竹を、まさかりで割って燃やしにかかったが、作業の開始が遅かったので完全に燃やしきれなくて、ドラム缶に溜っている水に浸して作業を終った。


 今日もよけいなムダ話をする。
 「和食」が、ユネスコの世界遺産に登録された。和食というと、京都に住んでいる私たちは、何となく京料理を思い浮べる。しかし、京料理は和食の代名詞のようになっているが、寿司もうなぎの蒲焼も、いわしの丸干しも和食である。

 さらに日本各地の郷土料理は、これこそ和食そのものである。
 京都に例をとると、にしんナス、にしんの昆布巻など、いわゆる「おばんざい」といわれる家庭料理がある。にしんナスを食べた方がいらっしゃいますか。おそらく名前も知らない方のほうが多いのではないでしょうか。まして、自分で作る人にいたっては、皆無と言ってよいと思います。私はときどき作ります。

 身欠きにしんを米のとぎ汁で戻して、酒、味醂、醤油、砂糖でじっくり煮こみます。京都では煮こむことを、たくと言います。身欠きにしんをじっくりたいて、その煮汁でナスをたきます。身欠きにしんの旨味と、ナスの味が合わさって、酒のアテにもってこいの一品ができます。
 それと、コブとカツオ(わが家では煮干)のダシは、これだけで世界遺産に登録されるに値すると思うぐらい世界に類のない食材である。このダシが料理の旨味を決めるといっても過言でない。
 加えて四季それぞれの魚の豊富さ。日本ほど魚の種類の多い国は地球上どこにもない。

 こんなことを書いていると竹林日記が何ページあっても足りない。もうやめよう。


                   山 本 律


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【本日の竹林風景】 Inaoka

 ユンボが来週水曜日まで来ないということで、今日も土採りです。
 今日は澤さんと物置裏の壁崩しで土作りして、稲岡が大型運搬車を運転して4杯(1.5トン位?)を乙女の丘に運びました。また今までに落とした根ぶち4個を、乙女の丘の西端に運びました。
 という訳で、今日も作業中の写真は撮れませんでした。

・久しぶりに登校された錦織さんと
 土が投入された乙女の丘です
・運搬車を運転しながら
 撮りました!
・休憩中です。
 まだ落ちた根ぶちが残っています。


・根ぶちも無くなりすっきりしました
・太陽の丘の土採り場にユンボ道が
 出来ました
・入り口花壇の花の名札です

・隣の長法稲荷の紅葉がピークです

・長法稲荷から竹の学校の竹林を見ました



 

46 竹林日記   「師走(しわす)」 

 2013.12.04(水) 山本 律

 

竹林日記  「師走(しわす)」  2013・12・04 (水) 晴

 参加者: 稲岡、稲岡(喜)、梶原、窪田、小林、澤、高田、高橋、竹内、塚崎、 野本、山本。 [12名]


 今年も12月になった。12月をなぜ師走(しわす)というのか、と辞書で調べてみたが、普通の辞書にはそのいわれは出ていない。大言海で調べてみた。大言海も、はっきり語源というか、いわれは出てなくて、歳極(トシハツ)、あるいは万事為果(シハ)つ月の意か、としか出ていない。師走の字から、師が走るほど忙しいの意味だという説明を見たことがあるが、これはこじつけらしい。極月ともいうから歳極(一年の終り)と考えればよいのではないかと思う。

 今日も山本以外の全員が土採りと土運びに専念している。カンファレンスのとき野本さんから9日から13日の間にユンボが入ると報告があった。いよいよ土運びと土ならしが本格化する。21日の忘年会は、大言海ではないが為果(年内の仕事をし終る)になりそうである。


 念のためもう一度、忘年会の日取り、時刻、場所をお知らせします

   日 時  12月21日(土) 11時30分より
   場 所  「庄や」 JR長岡京駅 バンビオ2階
   会 費  1人 1,000円
   申 込   12月14日(土)までに山本まで (返事がないと不参加の扱いになります)


                   山 本 律


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【本日の竹林風景】 Inaoka

 今日は壁崩しの根ぶち落としの際の土が大量に採れているので、澤さん・梶原さんと大型運搬車で7杯(3トン位?)も乙女の丘に運べました。今日までの未処理の落とした根ぶち4個を、運べる大きさに根を掃いました。
 という訳で、作業中の写真は撮れませんでした。

・運搬車も休憩中です
・太陽の丘の新たな土採り場も進行
 しています
・根ぶちが朽ちた跡の穴です

・運搬車で運んだ7杯分の土です
・西の坂道上の藁置き場も空に
 なりました
・物置横の花壇の花の名札です


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【管理人より】 本年11月末までのHPへのアクセス数です。 Inaoka

         この月としてはかなりのアクセス数で、前年比は最高となりました。

 1月  2月  3月  4月  5月  6月  7月  8月  9月 10月 11月 12月 合計
2013年 520 505 602 792 674 619 646 566 588 687 624 6,823
前年比 +124 +34 +69 +146 +32 +52 +72 +218 +159 +183 +232 +1,321
2012年 396 471 533 646 642 567 574 348 429 504 392 337 5,839
前年比 +59 +75 -21 -89 +38 +84 +103 -21 +80 173 +33 +20 +534
2011年 337 396 554 735 604 483 471 369 349 331 359 317 5,305


 

45 竹林日記   「長岡中学野球部の土入れ作業」 

 2013.11.30(土) 山本 律

 

竹林日記  「長岡中学野球部の土入れ作業」  2013・11・30 (土) 晴

 参加者 : 荒木、稲岡、稲岡(喜)、大西、窪田、世良田、高田、塚崎、野本、松本、山本。 [11名]

 来訪者 : 長岡中学生徒(1、2年生)9名、引率者3名。摂津市から竹林見学(女性)1名。


 長岡中学の生徒9名が竹林整備の実際の見学と実地経験をかねて入山。
 長岡中学の生徒は礼儀正しいとはかねて聞いていたが、みな帽子を脱いで私たちに挨拶をする。
 最初に全員が竹林に入って竹林整備の実際を見学したあと竹林コンサートの観客席跡に運ばれた土の土ならしに従事した。全員が野球部員だという。引率の先生が野球部の指導者で、その関係だと聞いた。
 作業終了後、自分たちが土ならしをした竹林をバックに記念撮影。
 先日の立命館高校の生徒が竹林に入ったときも思ったが、こんなときでもないと、おそらく竹林作業をする機会などない若い人たちが竹林整備を体験できるのは「竹の学校」ならではである。

 摂津市の女性は竹の学校のホームページを見て竹林に興味を持たれた様子である。世良田さんが一緒に歩いて説明していた。この女性も、何がきっかけで竹の学校のホームページを開けてみようと思ったのか。
 何年にもわたって毎週水曜と土曜の2回必ず発行するホームページは稀な存在かもしれない。これほど長い間続く竹林整備活動というのはどんなことをしているのかと、興味を持つ人がいても不思議はないといってよい。


 本当なら昨日のうちにお送りする竹林日記が、私(山本)の個人的理由と高台自治会の老人を対象にした催しに出席したために今日になってしまいました。申しわけありません。


                   山 本 律


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【本日の竹林風景】 Inaoka

 11月8日の長岡中学の「乙訓の竹」についての地域総合学習のための講義に招かれた縁で、今日は長岡中学の野球部の生徒さんが竹林の土入れのお手伝いに来てくれました。顧問の先生、監督の先生も一緒に作業して頂きました。それに校長先生まで様子を見に来て頂いたのにはびっくりしました。

 おかげさまでコンサート跡地の竹林(3~4アール)の土入れを1.5時間で終了頂けました。始めは慎重にショベル、ツルハシ、一輪車を使って作業していましたが、おにぎりがお腹に入ったあとはパワー全開で、期待通り土入れが完了しました。口が悪いですが優しい○○理事の指揮のもと、文句も言わず頑張ってくれました。
 タケノコ栽培が目的とはいえ、長岡京のタケノコ農家のご苦労や、美しい竹林を守るための作業とはどういうものか体感して貰えたようです。

 礼儀正しい野球部の皆さん、来春のタケノコ掘りにも来てください。時間の許す限り、野球の応援にも行きますので頑張って下さい。ありがとうございました。

 校長先生の盛永さん、野球部顧問の宮澤先生、監督の萩野先生には、このような校外活動にご理解と協力頂き、ありがとうございました。


・土入れ作業風景です。若者と一緒の作業はなにか愉しくなります。

・校長先生!と顧問の先生です

・土均しです。グランドではありませんが・・・
・一輪車で土運びです
・土採りです。
 なぜかピッチャーの雰囲気でした。

・いつもより遅い休憩時間です。
 おにぎりを食べて頂きました。
・太陽の丘の藁敷きです
・竹カフェからのお客様です

・優しい理事の土運びです
・監督さんも土採りです
・土入れが終わり、土止め竹を運んでいます

・今日の土取り場です


・C竹林で伐採の講義中です


・本日の集会場の壁崩しです。落ちかかった根ぶちは巨大蓑虫ですね。右端の写真は落ちた跡です。






・土入れの終ったコンサート跡竹林です。右の写真は作業前です。
・集会場手前のミニモミジも色付いて
 いました

・野球部の皆さんです。ありがとうございました
・野球部の皆さん+竹の学校の写りたいメンバーです


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【オマケです】 光明寺の紅葉です。綺麗。~Inaoka




 

44 竹林日記   「今のうちに書いておこう」 

 2013.11.27(水) 山本 律

 

竹林日記  「今のうちに書いておこう」  2013・11・27 (水) 晴

 参加者: 荒木、稲岡、小林、世良田、高田、高橋、塚崎、野本、松本、山本。 [10名]


 最近は8回続けて15 .6名の参加だったが、今日は久しぶりに10名。竹林がひっそりしている。

 ユンボの入る日が決らないので手作業でA竹林上段(太陽の丘)東側の崖を崩している。そのため土運び作業もあまりせわしくない。

 一方では、ユンボが入ると崖を崩す予定の、乙女の丘の西端に積まれた藁の移動が進められている。
 そして松本さんは竹箒の材料の竹枝作り、山本は相変らず枯竹の焼却。あと2回か3回で、さし当っての焼却
が終りそうである。そのころにはユンボが入りそうだから、枯竹燃やしはしばらく中止して土ならしに入る。

 お詫びと訂正
 先週の水曜日 11月20日の参加者に間違いがありました。高橋治女さんと小林千代子さんを取違えています。
 今日 稲岡さんから指摘されて高橋さんに問い合わせたところ、高橋さんも間違いに気づいておられました。
 そういえば、高橋さんとちょっと感じが違うなと思いながら、小林さんと気がつかずに「参加者 高橋」と書いてしまいました。小林千代子さん ごめんなさい。申しわけありません。



 竹林と全く関係はないが気なることがある。「特定秘密保護法」である。
 何が秘密なのかが明らかにされないまま、法案が国会で承認されようとしている。
 権力者が恣意的に「これは秘密だ」とさえ言えば、どんなことを書いても喋っても処罰される。
 この「竹林日記」もホームページを開けさえすれば日本中の人が見ることができる。まさかそんなことになるとは思わないが、いつどんなことで秘密を漏らしたという理由で処罰の対象になるかわからない。
 人を見たら密告者と思え、なんていう世の中はいやだ。
 法案が国会で承認されないうちに、書きたいことを書いておこう。


                   山 本 律


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【本日の竹林風景】 Inaoka

 ユンボがいつ入るかわからない状況になり、人力の土採り(壁崩し)に頼らざるを得ないことになりました。
 新たに、太陽の丘の東側(コンサート会場跡との境界部)も土採りすることになりました。30日の長中の野球部の応援は親睦が主目的ですが、作業に期待してしまいます。

・勢力が分散したので一人で根ぶちを
 落としました
・右の前回の写真と較べてすっきりしています

・ミーティングです(少ない~)
・地下茎には小さな芽がたくさん付い
 てます。春は豊作の予感です。

・太陽の丘の新たな土採り場です
・コンサート会場跡の土入れです
・乙女の丘の土入れです

・長法稲荷のモミジが急に色付きました。
 太陽が当たってると、もっと美しかったのですが・・・
・花壇の南天です

・ご近所にはこんなに稲藁が・・・
 西山の紅葉がピークで綺麗です。

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【オマケです】 Inaoka
 43th東京モーターショー2013に出張しました。

 私と担当した車の「FC凸DECK(エフシー デコ デッキ)」と優秀なデザイン担当の若者です。
 ステージの上で撮ってもらいました。
 この車は液体燃料の燃料電池で本当に走ります。研究部門で開発中のシステムを搭載しており、ショーカーにありがちな中身の無い張りぼてではありません!
 大阪モーターショーには出ないかも知れませんので、是非、東京に見に行ってください。

 過去7回もモーターショーカーの企画・製作を担当させて頂きましたが、今回で最後となりますので、感慨深いものがあります。この年齢まで仕事を楽しませて頂きました。感謝!


 

43 竹林日記   「晩稲(おくて)」 

 2013.11.23(土) 山本 律

 

竹林日記  「晩稲(おくて)」  2013・11・23 (土) 晴

 参加者: 荒木、稲岡、稲岡(喜)、池田、尾崎、川路、窪田、小椋、澤、高田、
      竹内、塚崎、野本、大西、山本。てくてく(村山)。 [16名]

 ついこの間まで吐く息は白くなかったが、11月も下旬になると今朝はさすがに白かった。冬近しを思わせる。
今日は土曜日のためか、それとも寒くてかメンバーの出足がゆっくりしていて、私(山本)が竹林に着いたときは誰もいなかったが、あとを追うようにして高田さん、荒木さんが来た。
 「寒いから早く火を燃やそう」と、何はさておいて枯竹の焼却にかかった。

 今日はほとんど全員がカンファレンス場の崖崩しと崩した土を竹林に運ぶ作業、間伐したままの竹の枝払いにいそしんでいる。だがユンボが入らないので土入れが進まない。ユンボが入れば土運びも動力運搬車がフル回転して、私ものんびり竹を燃やしたりせずに土ならしをすることになる。


 この時期になるといつも思い出す。長法稲荷に来ていた農家の人が言った「最近はせっかちになってしもて、わしらの若いころは土入れは年が明けてからしたもんや」である。
 昨年も書いたが、最近は稲が早稲になったことと関係があるらしい。昔は西日本は晩稲(おくて)だった。
 私が高校生のころは、ちょうど今ごろ当時は新嘗祭と言ったが勤労感謝の日のころが稲の取入れの真っ最中で田んぼのいたるところで脱穀機がうなりをあげていた。七十年近い昔のことである。
 当時私は山形にいたが、兄の結婚式で一時期関西に戻っていた。山形は毎日のように冷たい雨が降っていて、12月になるとその雨が雪交じりのみぞれになった。関西の晩秋の暖かさとのどけさがいまも記憶に残っている。


 今年も忘年会が話題になる季節になりました。今年の忘年会は下記のとおりです。
   日時 12月21日(土)11時30分より
   場所 JR長岡京駅 バンビオ2階「庄や」
   費用 1人1,000円(食事は3,000円の弁当)
      最初にビールで乾杯 そのあとの飲み物代は各自で
   申込 12月14日(土)までに 山本または小椋さんに申込んでください
      返事がないときは不参加としますので、参加希望の方は忘れずに上記2名のどちらかに申込んで 
      ください


                   山 本 律


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【本日の竹林風景】 撮影 Ohnishi、Kimoko、Inaoka

 ユンボが入らないので、人力の土採り(壁崩し)が続いています。今日も3個の大きな根ぶちを落としました。竹林日記でカウントすると9個目でした。それと、遠距離通学の女性陣に竹名札を配りました。

・今日3個目の巨大根ぶち
 を落としています
・落ちたものの、重くてどうすることも
 出来ません。
・ギャラリーも集まってきました。



・テコと5人の力でようやく積み込み!
・ようやくの積み込みに感動したポーズ?
・さっそうと運搬です。おわり。

・お隣の竹林の境界付近の藁敷きです
・オマケです。東福寺の通天橋と紅葉です


 

42 竹林日記   「汚名挽回?」 

 2013.11.20(水) 山本 律

 

竹林日記  「汚名挽回?」  2013・11・20 (水) 晴

 参加者: 荒木、稲岡、稲岡(喜)、梶原、窪田、小林、小林(千)、小椋、澤、世良田、高田、
       竹内、塚崎、野本、山本。 [15名]


 朝かなり冷えこんだが、吐く息はまだ見えない。それでも朝の挨拶は「寒なったなあ」だった。
 竹林に着くと、焼却炉から焔が上がっていた。私(山本)が竹林にまだ入らないうちに、世良田さんが火をつけてくれたのだ。作業に入る前の竹内さんが焔に手をかざしながら「これがだんだんようなってくるなあ」と言った。
 立冬という暦の上の言葉が実際の言葉になった。

 荒木さん 竹内さんは、A竹林上段の間伐。
 世良田さん、高田さん、窪田さんは、A竹林 通称乙女の丘の藁敷き。
 野本さん、小椋さん、澤さん、小林さんは、カウンセラー場の崖の掘り崩しと土運び。
 梶原さんは、崖を崩したところから掘出した根株運びと処理。
 塚崎さんは、花壇に植えられた花の名を竹札に書いている。全部で30枚はあるという、塚崎さんは、若いとき看板を書いていたその道のプロである。
 小林(千)さん、稲岡(喜)さんはシイタケ畑の手入れと摘み取り。今年はシイタケが豊作で竹林に入るたびに見事な食べるのが惜しいようなシイタケが育っている。そして2,3日もすると色が変る。街で売っている生シイタケはいつまでも白くて、「なま」といいながらどのような加工がされているのかと思う。


 まだスペースがあるので、またしても余計なことを書く。
 「汚名挽回」という言葉を、よく見たり聞いたりする。「挽回」というのは失ったものを取戻すことである。失った汚名を取戻すというのはどういう意味か。それを言うなら「汚名返上」である。挽回というなら、名誉を取戻す「名誉挽回」である。私たちは気づかずに、こういうとんでもない間違いをしている。
 同じことは「寸暇を惜しまず」にも言える。これは「寸暇を惜しんで」である。寸暇を惜しまずに勉学に励むなどナンセンスである。寸暇を惜しんで勉学に励む、ならわかる。
 ふだん何とも思わずに使っている言葉にこんな間違いがある。今後気をつけよう。
 先日の京都新聞に出ていたことの受け売りである。


                   山 本 律


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【本日の竹林風景】 Inaoka

 ユンボがまだ入ってないので、人力の土採り(壁崩し)が続いています。今日も3個1の大きな根ぶち1個と普通(?)の根ぶち1個を落としました。それと、休憩時間に竹名札を配りました。

・一つ目の巨大根ぶちです。
 落ちたものの、どうすることも出来ません。
・土採りと土運びです

・巨大根ぶちを運搬車で引っ張っています
・2つ目の根ぶちを落とそうとしています
・お隣の竹林の境界付近の土止め
 の更新です

・乙女の丘の藁敷きです
・コンサート跡地の下の土均しです





・コンサート跡地の藁敷きです
・太陽の丘の藁敷きの準備です
・花壇用の名札書きです。
 出来栄えは、さすがプロです。

・この時期にタケノコです!
・焼却場です
・長岡公園の廃棄材も減って来ました



 

41 竹林日記   「環境フェアと竹林作業と」 

 2013.11.16(土) 山本 律

 

竹林日記  「環境フェアと竹林作業と」  2013・11・16 (土) 朝のうち霧 → 晴

 参加者: 環境フェア 池田、稲岡、稲岡(喜)、大西、尾崎、川路、澤、世良田、高橋、竹内、原。(11名)
      長法寺竹林 荒木、小椋、高田、塚崎、野本、山本。(6名)  [合計17名]


 私(山本)は昨日まで、明日は朝から環境フェアに参加するつもりでいたのが、バスに乗ったとたん足が竹林に向いてしまった。齢をとると、こういう間の抜けたことをする。竹林に入っても人影がない。何か様子がヘンだと思ううちに高田さん荒木さん小椋さん野本さん塚崎さんと次々に竹林に入ってきて、荒木さんが私を見るなり「今日は環境フェアに行くのとちがうか」と言ったのではじめて場所を間違えたことに気がついたが、そのまま竹林作業に入ることにした。

 荒木さんと小椋さんは水曜日に間伐したA上段の竹の枝払いと竹材の運び下ろし、野本さんは別の場所の竹材の枝払いと竹林に撒く土の土掘り、高田さんは土運び一輪車の塗装、塚崎さんはA上段の肥料撒布。肥料撒布はこれで完了。山本は相変らず枯竹の焼却。水曜日に中途でやめた枯竹の残りの全部に加えて、かなりの追加焼却ができて、仕事場を間違えたがこれはこれで意味があったと自分に言い聞かせた。


 環境フェア会場
 中央公民館2階の去年と同じ和室に竹行灯が十数本並べられて、澤さんと竹内さんが行灯制作の実際を披露。
 竹行灯が並べられている様子は、落着いたのどかな雰囲気だが、動きがない。沢さんと竹内さんの行灯造りが、それに動きを添えている。竹行灯をどうやって造るのか興味と関心を持つ人は細いドリルや小刀を興味深そうに見ている。

 参観者の多くは、孟宗竹と真竹の違いをご存じない。それと、先日稲岡さんが長岡中学で1年生を対象にして話された竹林整備の話は、おいしいタケノコを育てるために考えられないほどの労力と手間をかけていることに生徒が驚いていたが、竹林に囲まれたような長岡京に住んでいる人たちも、タケノコはツクシを摘むようにして採るものと思っている人がほとんどである。私たちがタケノコを採る竹林を「タケノコ畑」と呼ぶことに驚いておられた。環境フェアでも竹林整備の重要さを語る中に、タケノコを育てる、もっと言えばタケノコを栽培する労力と手間をPRする企画があってよい、作らねばならないのではないか。竹行灯も、筍ができなくなったいわば老竹があってはじめて造れるのだ。

 会場の設営、運営、それと後始末に尽力された皆さん、お疲れさまでした。

                   山 本 律


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【本日の「環境フェア」風景】 Inaoka

 今日は朝8時30分、環境フェアの準備から参加しました。今年は展示竹行灯を減らし、作業スペースを多く取り、実演をメーンにしました。稲岡も製作に回りましたが、シールラリーの景品の竹名札造りと掛け持ちで、特に締め切り直前に、口コミのせいか、たくさんの訪問があり疲れました。しかし名札や、松本さんの準備した一輪挿しを「ありがとう」と嬉しそうな顔をしていく老若男女・子供を見ていると、やり甲斐を感じます。
 シールラリー用のクイズで、気付いたことがあります。長岡京市に住んでいる大人の方でも孟宗竹のタケノコであることをほとんどご存知ありません。ところが小学校3年生で長岡京市の竹林/タケノコの学習があるとのことで、子供達の方が良く知っていました。大人の関心のほうに課題がありそうです。

 最後に、環境フェア組に加え、長法寺竹林組の会員も後片付けに参加頂き、16時過ぎに無事終了しました。1日、ありがとうございました。


 今日は、もうひとつ嬉しいことがありました。11/8(金)に長岡中学1年生の地域学習で放置竹林整備のお話をしてきましたが、その感想文が中学から届きました。
 11/8の竹林日記に「放置竹林整備は伐採をすることも大切ですが、伐採された大量の竹の処理や活用も課題であること、長岡京を象徴する美しい竹林は土入れされたタケノコ畑を維持するしかないこと、そのためにはボランティアだけではなく、市民農園のように市民が参加して守っていかねばならないことを、少しは理解してもらえていれば良いのですが。」と書きましたが、感想を読むと、理解してくれていた様子で嬉しかったです。タケノコを育てながら竹林整備にもなって愉しくやれそうと書いてくれた生徒さんもおられ、大変だけれど愉しく、やっている竹の学校のボランティアの理念を感じて頂けたのでしょうね。~ご指導の先生方の課題の捉まえ方に負うところが多かったと思います。ありがとうございました。


・環境フェアのオープニング、市長のお話です
・会員も出席しました
・遠距離登校組です

・竹の学校ブース入り口です
・製作実演風景です

・市役所さんの撮影です
・シールラリー受付風景です


・展示&説明風景です


・透けて赤くなる竹行灯です
・作品群です



・シールラリー景品の一輪挿しです
・シールラリー景品の竹名札です


・長法竹林組の巨大タケノコ畑(俗称:Inaoka畑)の土入れ風景です


 

40 竹林日記   「真冬を思わせる寒さ」 

 2013.11.13(水) 山本 律

 

竹林日記  「真冬を思わせる寒さ」  2013・11・13 (水) 晴

 参加者:荒木、稲岡、稲岡(喜)、梶原、窪田、小林、澤、世良田、高田、高橋、
      竹内、塚崎、野本、松本、山本。 [15名]

 
 先週の土曜日 11月9日は穏やかな秋晴れで城陽、法隆寺に藁の引き取りに出かけたし、翌日も穏やかな日曜日だったが、一夜明けた11日から急に真冬のような寒さになった。10月2日(水)付の竹林日記に「長期予報によると、突然がたっと寒くなるという」と書いている。一ヶ月も先の気象状況がよくわかるものだと、いまになって思う。

 しかし、さすがにこの寒さも長続きはしないらしくて明日あたりから平年並みに戻るという。天気図も西高東低の冬型の気圧配置が崩れている。


 今日はこの寒い中をA竹林上段(太陽の丘というのか)の、まだ残っている、節が黒くなった「老年竹」の間伐と肥料撒布、乙女の丘の西側の肥料撒布が同時並行で進められている。
 松本さんが 16日(土)に中央公民館で催される「環境フェア」に出品する一輪挿し用の細い青竹を大きな袋2つに入れて「家に持って帰って造りますねん」と車に積みこんでいる。
 いつも言うことだが、「竹の学校」のメンバーの真面目さというか熱心さには敬服する。


 11月8日の京都新聞に、西京区の竹林で以前の「竹の学校」の竹林コンサートと同じ趣旨のコンサートを開くとあった。竹は優れた反響板になることに気づいて、野外舞台を思いついたという。最もよく聞える「S席」は竹林の中と聞いて、目からうろこが落ちる思いがした。

 「住宅地のすぐそばに豊かな自然があることを伝えたい」と。我々の竹林と光風台住宅の関係と同じである。残念というか悔しいというか、私は竹林が優れた反響板だということに気がつかなかった。竹は竿が硬くて中空だから音がよく響くのだ。


                   山 本 律


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【本日の竹林風景】 Inaoka

 ユンボがまだ入ってないので、(老)人力の土採り(壁崩し)が続いています。今日は大きな根ぶちを2個落としました。
 椎茸も復活しています。環境フェアの準備も進んでいます。

・休憩中です。
 長中の野球部の応援期待してまーす。
・土採りです
・一つ目の根ぶちを落としました

・重いので4人係りで運搬車に積み込みです
・根ぶち捨て場の穴に落としました
・環境フェア用の一輪差しの材料です

・西北端の竹林の施肥です
・太陽の丘の椎茸採りです
・誰ですか。
 写真を撮ろうとしたら手を出したのは

・ようやく皆さんも喜ぶ作業の季節に
 なってきました
・乙女の丘の藁敷きです
・椎茸と花壇用の名札です

・巨大タケノコ畑(俗称:Inaoka畑)の藁敷きの終了風景です
・花壇の花の種類です。
 30種類もあるそうな。
 これを名札に書くそうです。
 市役所の資料をメモ用紙にしてはいけませんヨ。



 

39 竹林日記   「全員の藁運び」 

 2013.11.09(土)稲岡利春

 

竹林日記  「全員の藁運び」  2013・11・09 (土) 晴

 参加者:城陽トラック組 稲岡、梶原、小椋
      法隆寺トラック組 荒木、市嶋、野本
      支援乗用車+現地組 世良田、稲岡(喜)、塚崎、 現地:池田
      竹林留守組 窪田、澤、高田、山本、てくてく(村山)    [15名]


 今日は、思ったより良い天気で、竹の学校の一大イベント?となった城陽・法隆寺からの藁運びを決行です。

 トヨタレンタカーへトラックを借りに、8時10分前に行ったところ時間前に関わらず、荒木さんが1台目の手続きを追え、2台目に入るところでした。昨年は受付嬢が5分前しか出社しなかったので、そのつもりで行ったのですが、やはり早起きは三文の得?ですね。
 おかげで、8時にはトヨタレンタカーを出発でき昨年より30分も早いペースです。

 いつもの長法寺稲荷下に集合して、準備していた荷箱のあおり用の合板、ロープ、ブルーシートを搭載して、2トンロングトラックとショートトラックと乗用車の3組と留守組に分かれて、8:30頃出発しました。

 留守組は、山本さんは例によって枯竹の焼却、そこに高田さん、村山君がやってきて、高田さんは一輪車の修理(塗装)、村山君は竹の焼却手伝い、やがて窪田さん、澤さんが竹林入りして、藁置き場作りなどをして、トラック組が帰って来るで待機です。(山本さんより)


 城陽ではトラック2台と乗用車組の全員で、城陽組ショートトラックに準備されていた藁束を積み込みました。前日までの雨で田んぼのぬかるみが心配でしたが長靴が不要で、藁束も重くなるほど湿っていなかったのがラッキーでした。10時には城陽トラック組は長法寺竹林に、法隆寺トラック組と支援乗用車組はそのまま法隆寺に向かいました。

 稲岡の城陽組は10:30頃に長法寺竹林に到着しました。荒木さんの提案の荷箱の中で藁束全体をブルーシートで海苔巻き状にする荷造り方法は、走っても崩れず、ブルーシートも飛ばず良好でした。思ったより早い帰着でしたので藁置き場の準備が間に合っていませんでしたの、あせっていましたが、まずは留守組と一緒に藁置き場の坂道下にトラックから藁下しです。ここで、運搬車の操縦名人の梶原さんを残し、稲岡・小椋さんで、11時に法隆寺に向かい出発しました。

 ところが、出発してすぐの長岡天満宮の八条ヶ池の交差点で法隆寺組から電話です。ロングトラックだけで積み込み出来そうなので、高速代金がもったいないので来なくて良いとの連絡です。天気はよいし、広々した法隆寺の田んぼにも行きたかったのですが、引き返しです。小椋さんを竹林に降ろして、トヨタレンタカーにトラックを返却に行きました。12時間契約でしたが6時間の使用に変更して貰えて、高速代と合わせて、経費節減になりました。

 トヨタレンタカーから竹林に自転車で帰ります。帰りはずっと登りです。電動アシスト自転車の電池を最後の登りまで残すため、光風台入り口まで、アシストなしで頑張ったせいか、疲れてしまいました。12時前に到着しましたが、すでに藁は藁置き場に運び込まれていました。ここで、法隆寺組から今から積み込みが終了したので出発するとの連絡です。現地組の池田さんの前準備(道路際への稲藁の運び出し)のおかげのようです。13時30分までには帰ってきそうなのであわてて小椋さん達が弁当の買出しに行きました。


 昼食もそこそこに、法隆寺・支援組が13時15分頃に帰ってきました。前準備のおかげもあり、昨年より藁の量が少ない上に人手が多かったせいか、随分早いです。
 このトラックはワイドボデーなので、竹林の階段下までしか入れません。運搬車2台をフル稼働して坂の上の藁置き場まで運び、積み上げていきます。さらに、階段の際の乙女の丘の東側に藁を直接投げ入れて、その藁を並べていきます。積み上げた藁束にブルーシートを被せて、トラックの荷箱を掃除して、あおり用合板とロープ、ブルーシートを片付けて、去年なら法隆寺を出た時間に終了しました。荒木さんは最後にレンタカーの返却が残っていますが、順次下校しました。

 皆様、お疲れ様でした。明るいうちの全員作業は良いですね。


                   稲岡利春


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【本日の竹林風景】 Inaoka

・第1陣城陽組トラックの藁下ろしです。
 このトラックは坂の下まで入れます。
・藁を藁置き場に運んでいます
・藁置き場です

・第2陣法隆寺組の藁積み風景です。ひろび~ろ! 撮影Ichijima


・第2陣法隆寺組トラックが到着です
・ワイドボデーのため、階段下までしか入れないので運搬車2台を使います


・階段近くの乙女の丘に直接藁を投げ入れている
 アホーな2人です。俺の方が遠くに届いた~。
・階段近くの乙女の丘に直接投げ入れられた藁を並べました


 

38 竹林日記   「生徒、タケノコ究める」 

 2013.11.08(金)稲岡利春

 

竹林日記  「生徒、タケノコ究める」  2013・11・08 (金) 晴

 参加者:稲岡


 今日は長岡中学校の宮澤先生のお誘いにより、1年生の地域学習の講演に講師として招かれていましたので、一人で参加しました。私の他に、タケノコ農家として藤下さん、市の環境政策監の猿渡さん、東洋竹工社長の大塚さん、タケノコ料理店「竹茂」の千代さんらとそれぞれの立場で竹との関わりについて講義するものです。


 長岡中学について、気付いたことがあります。校門を開けて頂いて、中に入って最初に出会った2人の男子生徒さんの元気な挨拶にびっくりしました。元気な中学生だなとは思いましたが、その後出会うどの生徒さんも同様に「こんにちは!」と挨拶してくれます。私の娘の中学時代とは随分、良い方向に変わっているようです。校長室から講義する教室へ案内してくれた2人の男子生徒さんも真面目な対応で、感動しました。

 講義の方は、最後のほうは少し飽きて来ているのが分かりましたが、寝ている生徒さんも無く、良かったです。今年の8月4日の「こども地域体験塾@やわた」の「放置竹林問題」講演で、小学生を眠らせてしまった経験から、内容はより丁寧に、クイズも取り入れて講演の準備もしましたが、講義の内容よりは生徒さんの聞く気(熱心さ)に助けられたと思っています。
 放置竹林整備は伐採をすることも大切ですが、伐採された大量の竹の処理や活用も課題であること、長岡京を象徴する美しい竹林は土入れされたタケノコ畑を維持するしかないこと、そのためにはボランティアだけではなく、市民農園のように市民が参加して守っていかねばならないことを、少しは理解してもらえていれば良いのですが。

 この長岡中学の地域学習の記事は京都新聞2013年11月09日の記事「生徒、タケノコ究める」に掲載されました。この記事はHPの広報資料にアップデートしてあります。また今日の竹林日記のタイトルにも使わせて頂きました。


                   稲岡利春


[オフレコです~講義に参加された方々です] Inaoka
 初対面の校長先生の盛永さんは、お見かけよりサイバーな方でした。世話役の先生にUSBに入れたプレゼンデータの差し替えをお願いしたところ、セキュリティーの関係で今からは時間が無く間に合わないと言う事でしたが、校長先生がご自分のPCを使って、講義までに間に合わせて頂けました。おかげでクイズの入ったバージョンを使うことが出来ました。ありがとうございました。後述のタケノコステーキを食べたがっていましたのでグルメの方かも・・・。
 東洋竹工の社長さんはトヨタのコムス(1人乗りEV)をベースに竹のボデーを載せた自動車を造られた方です。私もモーターショーでコミューターEVをかじったこともあり、京大と造ったことを知っていましたので関心がありました。自動車の専門の方ではないはずですが、事業主だけあって敷居の低い原付自動車の規格で工夫して造るなど、良くご存知でした。またお話しが出来ると良いなと思っています。
 竹茂のご主人については、2度ほど、法事の会食に利用させて頂き、お顔は知っていました。季節限定のタケノコステーキ(竹の学校で話のでるタケノコの根元の部分の輪切りタケノコだけのステーキ風の食べ方のものではなく、お肉と重ねたオリジナル商品とのこと)は太いタケノコが良いとのことでした。藤下さんも話に加わり、本当は太いほど美味しいという話で盛り上がり、極太なら竹の学校でということで、何か協力できるかも知れません。
 藤下さんは生徒さんに竹でノーベル賞をと言われたとのこと、猿渡さんは得意の竹林などのデータを使われたのか一番遅くまで講義をなさっていました。藤下さんと猿渡さんはお馴染の方なので、紹介は省略させて頂きました。


[竹の学校の皆様へ~お世話になった宮澤先生からです] Inaoka
 竹の学校へ、野球部員8名が体力の必要な土入れの応援に、来て頂けるとのことです。
 11月30日(土)を予定しております。長法寺竹林までランニングで来ようという元気な若者達です。
 丁度、ユンボの土作りも済んで、豊富に土が確保されているはですので、喜んでお受けしました。受け入れをよろしくお願いします。


 

37 竹林日記   「暖かい立冬」 

 2013.11.06(水) 山本 律

 

竹林日記  「暖かい立冬」  2013・11・06 (水) 晴

 参加者:荒木、市嶋、稲岡、稲岡(喜)、梶原、窪田、小林、小椋、澤、世良田、高田、高橋、

      塚崎、野本、山本。[15名]


 明日11月7日は立冬。暦の上では冬である。だが、薄く雲が流れているが穏やかな日差しで、とても冬ではない。といって、明日から急に寒くなりそうな気配でもない。しかし気圧の谷が近づいているというから、明日になってガタッと寒くなるのかどうか、こればかりは何ともわからない。

 この穏やかな陽気の中で A竹林(乙女の丘)に肥料を散布する人、竹林コンサート会場跡に藁を敷く人、何に使うのか聞かなかったが竹の札を作る人、相変らず枯竹を燃やす老人、それぞれが作業をしている。
 手持の藁がなくなったようだから、今度の土曜日 城陽と法隆寺から藁を運び入れるのを待つことになった。


 前回は危ういところで被害を免れた話をしたが、今日は、もっと穏やかな楽しい話をする。
 先日の朝日新聞に面白いことが書いてあった。
 漢字には、複数の音読みを持つものがあります。として「名」には「メイ」と「ミョウ」、「率」には「ソツ」と「リツ」の音読みがある。しかも「率」は読みによって担う意味までが違うと。
 言われてみて気がついた。引率、率直とあれば無意識に「ソツ」と読み、利率、確率とあれば「リツ」と読んでいる。
 面白くなって、思いつくままに漢字を拾い出してみた。

 間…カン・ケン。相…ソウ・ショウ。境…キョウ・ケイ。団(團)…ダン・トン。内…ナイ・ダイ。
 無…ム・ブ。色…ショク・シキ。建…ケン・コン。立…リツ・リュウ(リフ)。近…キン・コン。
 言…ゴン・ゲン。緑…リョク・ロク。青…セイ・ショウ。定…テイ・ジョウ。右…ユウ・ウ。下…カ・ゲ。
 巻…カン・ケン。興…キョウ・コウ。発…ハツ・ホツ。正…セイ・ショウ。月…ゲツ・ガツ。
 元…ゲン・ガン。日…ジツ・ニチ。聞…ブン・モン。行…コウ・ギョウ・アン。宮…グウ・キュウ。
 脚…キャク・ギャ。省…ショウ・セイ。頭…トウ・ズ。経…ケイ・キョウ・キン。

 まだまだあるが、きりがないからここらでやめる。
 この違いは、漢字と言われる文字が日本に入ってきた当時の、いま中華人民共和国といわれている地域に存在した国の違いだという。漢和辞典をひくと「字の漢音」「字の唐音」「字の宋音」などと出てくる。宋音はお経など仏教の言葉に多い。「行」を「アン」、「脚」を「ギャ」、「経」を「キン」と読むのは宋音だという。
 日本語はむずかしい、わからないと欧米人が言うのは、ここらあたりにも原因がありそうである。


                   山 本 律


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【本日の竹林風景】 Inaoka

 藁敷き、土入れの本格稼動です。ユンボがまだ入ってないので、(老)人力の土採り(壁崩し)が間に合いません。今期初めての2回休憩を取りました。
 来春のタケノコも楽しみですが、土入れで丹精こめた美くしい竹林になるのが嬉しいですね。

・土採りと土運びです
・藁敷き中です
・運搬車のプロです。後方は土均しのプロです。

・太陽の丘の追肥です。肥料を入れる穴が良く分かります。


・太陽の丘の追肥です。
 おいしいタケノコさんのためです。
 来春もよろしく。



・道具の土落とし用のへら作りです
・本日2度目の休憩タイムです。
 老人達を心配してIchijimaさんが来てくれました。


・竹林コンサート跡地の下の竹林の藁敷きの状況です
・入り口左下側の竹林の土入れ状況です


 

36 竹林日記   「皆さん お気をつけください」 

 2013.11.02(土) 山本 律

 

竹林日記  「皆さん お気をつけください」  2013・11・02 (土) 晴

 参加者:荒木、稲岡、稲岡(喜)、尾崎、梶原、川路、久保田、澤、世良田、高田、竹内、塚崎、

      辻井、野本、原、山本。てくてく(村山)。 [17名]


 朝のうちはそれほど寒くもなくほどよい気温だったが、日が高くなるにつれて暖かくなって、風がないこともあって作業をするうちにうっすら汗ばむ陽気になった。

 参加者が多いのでA竹林(通称乙女の丘)の間伐をする人、11月16日(土)に中央公民館で催される「環境フェア」に出品する竹行灯を作る人、昨年から蓄えておいた藁を運びおろす人、それを以前集会場所の、竹林入口の右手の竹林に敷く人、A竹林上段に肥料を散布する人、枯竹を燃やす老人など、さまざまの作業が一斉に始った。

 いまさら言うまでもないことだが、道具(器械)があると作業がはかどる。竹を伐採するチェンソー、藁を運ぶ運搬車、竹行灯作り、あれを人力だけでやっていては、こんなテンポで作業は進まない。



 今日の標題を見て、何のこっちゃと思われるだろうが、10月31日の朝日新聞にも京都新聞にも「送りつけ商法の摘発」という記事が出ていた。実を言うと我が家がその対象になりかけたのである。

 10月30日の昼少し前「先日ご注文を頂いた栄養食品ができましたので、明日お届けにまいります」という電話が入った。電話に出た女房が何のことかわからず、いい加減な返事をして電話を切った。

 その20分か30分後に、また同じ電話が入った。このときは同じ用件の電話とはわからずに私が電話に出た。「9月何日とかにご注文を頂いた栄養食品ができましたので、明日お届けしますから、9千いくら、とかの金額をご用意願います」の話に、そんなアホなことがあるかと思って、あなたの電話番号を教えてください、と言ったとたん「もうよろしい」と言うなり先方が電話を切ってしまった。

 これはもう来ない、とは思ったが、万が一のことを考えて私は竹林を休んで待ちかまえていた。思ったとおり
商品は届かなかった。

 私の女房は管理栄養士である。栄養食品だのサプリメントなどを摂らないと栄養障害がおきるなどというのは日常の食生活に問題があるということを50年間言い続けてきた女性である。

 商品を届けに来たら女房と私が徹底的に問い詰めて化けの皮を剥いでやるつもりだったが、実現しなかった。選りに選ってそんな女性のところに、あろうことか栄養食品などといういかがわしいものを送りつけるとは。

 だが、本来は秘密とされる個人情報だが、どこからどんなふうに漏れているかわからない。
 今回は私が相手の電話番号を聞こうとしたことが事故につながるのを防いだが、皆さん気をつけましょう。


                   山 本 律


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【本日の竹林風景】 Inaoka

 藁敷き、土入れの準備と本格稼動です。稲藁回収が遅れているので、これからの回収藁運びやユンボの土作りの邪魔にならない乙女の丘の入り口の地区に、昨年から保管していた稲藁を使い、藁敷きの済んだところから順次土入れをしています。

・間伐竹を倒した瞬間です
・ベンチが一部復活した集会場で17名のミーティングです

・竹プレート名札の試作品です。
 評判は悪くないので来週から製作予定。


・藁敷きと土入れを同時に進行しています
・藁敷きです

・土運びです

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【管理人より】 本年10月末までのHPへのアクセス数です。 Inaoka

         竹あそびのあったせいか、この月としてはかなりのアクセス数でした。

 1月  2月  3月  4月  5月  6月  7月  8月  9月 10月 11月 12月 合計
2013年 520 505 602 792 674 619 646 566 588 687 6,199
前年比 +124 +34 +69 +146 +32 +52 +72 +218 +159 +183 +1,089
2012年 396 471 533 646 642 567 574 348 429 504 392 337 5,839
前年比 +59 +75 -21 -89 +38 +84 +103 -21 +80 173 +33 +20 +534
2011年 337 396 554 735 604 483 471 369 349 331 359 317 5,305


 

35 竹林日記   「飛行機と自動車」 

 2013.10.30(水) 稲岡利春

 

竹林日記  「飛行機と自動車」  2013・10・30 (水) 晴 

 参加者: 荒木、稲岡、稲岡(喜)、梶原、窪田、小林、澤、世良田、高田、高橋、竹内、塚崎、野本、松本  [14名]


 今日は、雨ではありませんが、稲岡が竹林日記を担当します。山本さんには、昨夜から急用でお休みの連絡を頂いていましたので、心の準備は出来ていましたが、不得意なものは気が重いです。
 桜の葉が色付き始め、暑くも無く、寒くもなく、秋晴れの中、登校しました。


 今日も藁敷きと土入れの準備です。
 太陽の丘の南斜面(集会場の崖の上)では、土止めの竹を入れています。また、追肥(油粕)も施しています。
 乙女の丘では、間伐が続いており、枝払いと処理が大変です。山本さんがお休みに関わらず、溜まった伐採竹と山のように積まれた竹枝の焼却も始まりました。

 動き出すと、心地良い気温でも汗びっしょりになってきます。休憩に入ると、今度は少し肌寒くなってきます。
 「これで、わしは風邪ひいたんや。」
 「年なんやし気をつけよう。」
と、いういつもの会話になりました。


 ミーティングでは、11月9日(土)の藁運びを打ち合わせました。
 長時間労働になりますが、1日で終った方が良いだろうということで、よろしくお願いします。
・2トントラック2台(レンタカー)借用 8時前にはトヨタレンタカーに行くこと  稲岡・世良田
・竹の学校集合時間 8時30分 (雨天中止)
・Aトラックチーム(3名)は城陽で藁積み込み後、竹の学校に帰り藁降ろしした後、法隆寺へ。Bトラックチームに合流。
・C乗用車チーム(4から5名)はAトラックチームに同行。城陽で藁積み込み終了後、そのまま法隆寺へ。
・Bトラックチーム(3名)は法隆寺へ直行。現地組(池田さん達)と合流。藁積み込み完了後、竹の学校へ。
・法隆寺でAトラックに藁積み完了後、C乗用車組と竹の学校へ。現地組は解散。
・竹林組(3~4名)は城陽帰りのAトラックの藁降ろし、法隆寺帰りのBトラックの藁降ろし迄。藁置き場へ搬送。
 最後の法隆寺帰りのAトラックの藁降ろしは、西入り口の坂道に放置します。藁置き場への搬送は別途。
・終了は19時目標。

 また、11月16日(土)の環境フェアについて何をするのがを打ち合わせました。
・竹行灯の展示を減らして、竹行灯の製作・実演をスペース半分くらい確保する。
・展示看板は未定。竹ぼうきの実演はスペースにより出来ないかも。
・記念品は竹の一輪挿しと竹プレートの名札を検討。
  一輪挿しは松本さん製作。間伐竹を活用するので、玉切り迄。枝払い中止。
  竹プレート名札は稲岡が試作。



 久しぶりに映画を見に行って来ました。子供の頃から飛行機が好きで趣味は飛行機っていうほどでした。前回はオスプレイの話をしました。という訳で飛行機の映画です。映画のストーリーは話すとまずそうなのですが・・・。

 「風立ちぬ」っていう飛行機(零戦)の設計者の青春時代と淡い恋のアニメで、まさに男というより設計者のロマンです。
 いつも使う技術屋という表現ではなく、設計者というプライドがあった若い頃を懐かしく思い出しました。計算尺を使い強度計算し、ポンチ絵を描いて構想を考えて、T定規(私の場合は錘のついたドラフター、解かります?)を使って図面を描く主人公に重なります。
 彼らの設計する飛行機は兵器なのですが、世界一の飛行機を設計することを生きがいにしています。
 昭和40年代の貿易自由化の嵐で自動車先進国のアメリカや欧州から、性能の良く安い自動車が入ってくる危機感から各社が世界に通用する自動車を設計しようと、がむしゃらに頑張りました。また生きがいでもありました。家庭も趣味も犠牲にしました。政治の力もありましたが、この時の頑張りで今も多くの日本の自動車会社が生き残っていると思っています。

 当時、世界一の飛行機(戦闘機)を造りながら、やがて追いつかれ、「最後は1機も帰って来なかった。」という兵器を作っていた反省のような言葉が出ますが、自動車をこれに重ねたくはありません。大気汚染、交通事故、最近では地球温暖化問題等、自動車が悪そのもののように扱われたこともありました。しかし、反省はしたくありません。自動車は生活を便利にし、心を豊にする愛すべき商品であり続けるはずです。


                 稲岡利春


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【本日の竹林風景】 

 今日は、竹プレートの名札の試作をしたり、皆さんの作業写真が撮れました。 Inaoka

・乙女の丘の枝払いです
・スポットライト?の中で間伐中です
・乙女の丘の間伐です

・太陽の丘の追肥です
・古竹、竹枝の焼却です
・太陽の丘の土止めです




・花壇の石蕗 (つわぶき)と手入れです

 ・今日も椎茸が豊作でした
 




 

34 竹林日記   「久しぶりの竹林作業」 

 2013.10.26(土) 山本 律

 

竹林日記  「久しぶりの竹林作業」  2013・10・26 (土) 薄日の差す曇り空 

 参加者:荒木、稲岡、稲岡(喜)、梶原、窪田、小椋、澤、高田、竹内、辻井、辻井(ひ)、野本、山本。

      てくてく(村山) 。 [14名]

 
 23日の水曜日も登校したものの、作業らしい作業はせずに終った。それ以前も、小雨が降ったり「竹あそび」だったりで、竹林作業はしていない。今日は久しぶりのまともな竹林作業である。
 A竹林上段から、伐採された竹が次々と下ろされてくる。焼却場に竹の枝が山積みになった。だが風が強くて思うように燃やせない。しかし今日だけ竹を焼却するわけではない。燃やさねばならない竹は山のようにある。いずれ片付く日が来る、あせることはない。

 今日は涼しいというより風が冷たい。体を動かしているほうが温かい。梶原さんが言った
「きょうみたいな日が一番よろしいなあ、なんぼ体を動かしても体が温まっても汗をかかへんで」
 そのうちに焼却場に、焚火にあたりに来る人が出てくる。


 またしても相変らずムダ話をする。
 欧米では「皿のパンくずを拾って食べるのは卑しい」という。
 日本では「茶碗にご飯粒を残すと罰があたる」という。
 この違いはどこから来るのか。どちらも食事の作法、マナーなのだが。


                 山 本 律


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【本日の竹林風景】 Inaoka

 今日は、山本さんのタイトル通りの久しぶりの作業日でした。藁敷き、土入れの準備が本格稼動です。

・土採り準備のため、ベンチが撤去された集会場でのミーティングです
・崖崩し時の土止め板を設置中です

・間伐竹の枝の山です
・このところの雨で、太陽の丘の椎茸が大収穫!一山が一人分です。


・季節はずれのキヌガサダケの玉子?が大発生です。

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【竹あそび反省会報告】 Inaoka

 この日の17:30~21:45迄、バンビオ6F配膳室で竹あそびの反省会に出席しました。

 いずれ発行される議事録を見ていただくとして、今日は、竹の学校関係分を報告します。

[良かったこと]
①竹あかりツアーは良い。竹あかり部門の唯一、竹林整備をしていることを伝えられるコミュニケーションの機会。
②長岡公園の南の竹林にあった1年間放置朽ち竹、枯れ木の撤去と竹の学校で焼却するためにトラックを市役所(環境政策監)に出して頂き、市役所と竹の学校共同で対応した。

[反省項目&次回に向かって]
①今回は竹行灯の展示を散策路表入り口にも追加、梅ヶ丘入り口の竹行灯展示、ミニ竹ぼうき製作の3箇所への人の配置で苦労した。役員皆様の意見を伺って、表入り口の竹行灯展示が好評なため、竹行灯はこちらに統合したい。~特に否定意見は無かったが・・・
②今年は、竹あそびの準備段階で、市民に竹に関心を持って貰うための活動(竹筒作りへの参画募集)が大切ということでスタートして頂いた。結果は、土曜日を担当した竹の学校への参加者は一人も無し。この状況を受け入れいれるかどうかを提起したところ、放置竹林議論迄発展してしまったが、結論は出るべくも無く、来年は寄付金募集と同じレベルで募集することを考えていくことを推奨させてもらった。
③夜の部での竹あかりへの表からの入り口が、飲食店のテント配置で分かり難かった。第三者からも同意見あり、来年は改善頂く。~全体コーディネータがいないことを理由にしていたが、事務局に頑張って頂くしかない。

 以上、来年も参加する前提で、提案させて頂きました。竹行灯展示を表入り口のみにして、南竹林から撤退しても、竹灯篭(竹筒)の供給は対応するつもりです。



 

33 竹林日記   「今日も雨・・・」 

 2013.10.23(水) 山本 律

 

竹林日記  「今日も雨・・・」  2013・10・23 (水) 曇→小雨 

 参加者:稲岡、梶原、小林、小林(千)、塚崎、野本、松本、山本。 [8名]


 家を出るときは降っていなかったが、バスに乗っているうちにフロントガラスにぽつぽつと水滴がつきだした。光風台のバス停から竹林に入るまでの間も、雨ともいえない程度の水滴がぱらついていた。
 そんな中を上記8名が登校したが、全員が作業をしようかやめとこか思案している。しかし天気がわるくなりはしてもよくなる気配はない。結局今日は作業はやめということになったが、これぐらいの雨なら、しようと思えばできることはある。思い思いの仕事をてんでにして、10時半ごろ竹林を引き上げた。

 台風27、28号の二つが続けて様子を窺っていて、今度の土曜日も雨の予報である。今年は抜けるような秋の空をほとんど見ていないような気がする。


  阪急長岡天神駅の少し南に「フルール」という喫茶店がある。先日、そこのマダムと「竹あそび」の話をした。
 マダムは「竹あそび」を知らなかった。私たちのグループが竹行灯を出展することを話すと興味を覚えたとみえて、「行ってみよ」ということになって行ったらしい。
 この間、店に行くと私の顔を見るなり
「あんなん、どないして作らはんの」
 と聞いてきた。
 私も作ったことがないから見ただけの知識で、紙に描いた下絵を竹筒に貼って…と説明すると
「あんな細かいとこまで、ぜんぶ手で切りぬかはんの」
 感に堪えた口ぶりだった。
 マダムは大山崎の知人も連れて行ったというが、その知人も
「こんなことようしはるなあ」
 と、手にとらんばかりにして見とれていたという。
 澤さんの領域ではあるが、竹の学校としても、もっと広めてもよいのではないかと思う。
 あの竹行灯を見て驚かない人はいない。


                 文責 山 本 律


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【本日の竹林風景】 

 今日は、写真は撮れてません。
 山本さん、思い思いの仕事をてんでにしたわけではありませんよ。 Inaoka


 

32 竹林日記   「男の井戸端会議」 

 2013.10.19(土) 稲岡利春

 

竹林日記  「男の井戸端会議」  2013・10・19 (土) 小雨 

 参加者:野本、小椋、高田、梶原、稲岡  [5名]


 今日も雨でしたが、今日こそお休みにするつもりで登校してみました。

 まず入り口で野本さんと会い、竹林に入ると高田さんが一輪車に塗装していました。暫くして、梶原さんが登校して来ました。とりあえず、当面することを相談しました。

 野本さんがユンボの契約について、土を掘りながら運搬車に積む方法は却下されたとのこと。結局いつもより長い時間を契約して、多くの土を多く確保するしかありません。
 例年より、自分達で土を作る(壁を掘る)仕事は少なくなりそうですし、大型運搬車に期待しましょう。
 後は、間伐(親竹の決定)とひこばえ刈り、集会場の南壁面の壁崩しと稲藁置き場の確保です。週末も天気が悪そうですが・・・。

 それと、竹の名札を作りたいと思っています。梶原さんは竹にカビが生えるのを気にされていました。名前を印刷した透明シールを貼って、クリア塗装を吹けば大丈夫なような気がしますので、まずは試作品ですね。うまく行くと「環境フェア」のお土産に出来るかも・・・。


 結局、京都新聞の稲岡の記事や、野本さんに芋蔓の佃煮と、むかごを頂いたり、山歩きの話をしたり、男の井戸端会議をして帰ろうとしたところへ小椋さんが登校して来ました。京都市洛西ふれあいの里保養研修センターのために準備した竹の輪(リング)と竹棒で造った竹灯篭の運搬を梶原さんと約束してあったとかで、すっかり忘れていた梶原さんと一緒にいくことになりました。

 今日は、何も出来なかったので、これでおしまいです。


         稲岡利春


【追加】 Inaoka
 私達が帰った後、山本さんが自力で登校なさったとのことです。少し歩くのが不自由のようですが、来週の水曜に皆さんのお顔を見に来られるそうです。とりあえず、一安心です。お待ちしております。


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【本日の竹林風景】 Inaoka

・井戸のない井戸端会議です
・雨水で塗装の後の手洗いです


 

31 竹林日記   「竹あそびは終わりです」 

 2013.10.16(水) 稲岡利春

 

竹林日記  「竹あそびは終わりです」  2013・10・16 (水) 晴れ後雨 

 参加者:世良田、野本、高田、荒木、梶原、澤、高橋、稲岡(喜)、稲岡  [9名]


 今日も、山本さんの代わりに稲岡の日記です。山本さんの日記を楽しみにされておられる方が多いので、早く復帰して欲しいですね。

 今朝は雨が上がっていましたが台風の影響で風がかなり吹いていました。それに気温がかなり下がっています。やぶ蚊対策でずっと長袖でしたが、今日は夏以降、初めて作業ベストを着て登校しました。


 今日からは竹林整備に復帰と言いたい所ですが、日曜日にあまりの酷さに絶句した長岡公園竹林の古竹、枯れ木がまだ、竹の学校の入り口付近に仮置きされたままです。市役所の2トン車1台分の古竹・枯れ木を焼却場に運搬車で運び上げます。
 10年前でしたら「運搬車なんかいらん。自分で運んだ方が早い!」と言ったはずですが、やはり体力が落ちていることの自覚が出来てきているのでしょうか。そういう訳で今日は2台の運搬車がフル稼働です。特に大型運搬車は土入れのために整備されてきましたが、慣熟運転を兼ねて今日が初陣です。
 前にも書きましたがこの運搬車はかなり古いので、ブレーキの操作と左右のクラッチ操作に慣れが必要です。またエンジン回転数が低いとき、遠心クラッチが滑るので坂道では一瞬、自重で転がるような挙動をするので、登りの発進時は気を使います。
 梶原さんが、今日1日運転しましたが、随分慣れてきた様子です。土入れまでには3名くらい、安全に扱えるよう練習する必要がありますが、梶原講師にお願いすることになりそうです。

 仕事柄、機械のことを書いてしまいましたが、肝心の古竹・枯れ木の運搬です。荒木さんがこれらをチェンソーで2台の異なる運搬車の荷箱の長さに合わせて切って、仕分けしていきます。これを梶原さんが大型運搬車を4回、稲岡が小型運搬車3回で焼却場の傍に運び上げました。

 まだあまり寒くないので、山本さんが完全復帰するまで焼却作業はお待ちすることにしましょう・・・。

 これで、「竹あそび」は終わりにして、来週からは、いつもの作業(稲藁敷き、土入れの準備)に戻ります。11月9日に世良田さん達が城陽と法隆寺への稲藁回収を計画中です。
 一昨日と昨日に城陽と法隆寺に刈った稲藁が湿りにくいように結束して立てて来られたとのこと。世良田さん、塚崎さん、野本さん、川路さん、尾崎さん、池田さん、梶原さん、市嶋さん、お疲れ様でした。



 危ない話です。オスプレイが高島で訓練に参加しました。ホバリングから水平飛行に移る時に不安定になるとかで、落ちるから危険だから飛ぶなとか言われています。私が学生時代(40年以上も前)のころでも、プロペラの付いた主翼を回転させるVTOL機の実験機が飛んでいました。そのころは技術課題を解決出来なかったようです。
 コンピュータによる制御技術のおかげで、ジャンボやエアバスを人間が操縦できるようになりました。ヘリコプターはコンピュータによる制御技術が無い時代に発明されました。長い開発期間を経て、物理的な安定機構と難しい操縦技術を克服したパイロットで初めて安全に使えるようになりました。

 技術屋としては、落ちるかも知れない飛行機を、世に送り出すはずが無いと思いたいです。技術は進歩します。オスプレーはヘリコプターより格段に多い搭載量、早い運行スピードで、最初に民間機として離島への大量の物資の輸送等に使われていたなら、マスコミの扱いも違ったものになったでしょう。
 とは言え、人間の作る物。ボーイング787の電源(リチウム電池)事故の例もあります。不完全を肯定する訳ではありませんが、技術を否定から入られると技術屋は悲しいのです。


         稲岡利春


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【本日の竹林風景】

 今日は、日曜日に絶句した長岡公園竹林の古竹、枯れ木を竹の学校の下の広場に運び込んだままになっていたので、焼却場まで運びました。2台の運搬車とチェンソーがフル稼働でした。 Inaoka

・入り口付近の広場に積み上げられた
 長岡公園の竹林の古竹、枯れ木です
・古竹を運搬車に乗る長さに切って積み込んでいます

・大型運搬車で搬送中です
・2WDでは登れない西入り口の坂道です
・焼却場に運び込まれた長岡公園の
 古竹、枯れ木です


・土入れを控えた一輪車の手入れ(塗装)
 が続いています
・稲藁の回収を控えて、置き場を確保
 しています
・草刈りしながら、○○さんの落とした
 眼鏡を全員で探しています。

・お隣りの竹林です。一足早く稲藁敷きが進んでいます。







 ・昨日の法隆寺の稲藁結束作業です。
  道路の近くにまとめられています。
    ~撮影 Ichijimaさん
 


 

30 竹林日記   「竹あそび翌日~後片付け編」 

 2013.10.13(日) 稲岡利春

 

竹林日記  「竹あそび翌日~後片付け編」  2013・10・13 (日) 晴れ 

 参加者:世良田、小椋、荒木、梶原、竹内、高橋、稲岡  [7名]


 今日は、稲岡が市民運動会役員と兼任のため、軽バンでの運送だけが役割です。
 運動会の準備で8:45に、自治会のテントや机を運動場に運搬した後、今度は9:00に、競技役員として集合しました。

 世良田さん達は9:00に長岡公園に集合して、昨夜消火した竹筒とローソクを分別するともに、「リバティ」さんで販売頂くきれいな竹筒を選定をして、袋詰めをします。これらの積み込み準備が出来るようになったら、稲岡が軽バンで迎えに行くことにしています。

 連絡が11:00頃と予想して、市民運動会での役割を早く受け持つことにしました。9:30からの最初の玉入れ競技の籠の支柱持ちと入った玉を数える担当を引き受けました。ところが、競技中の玉が雨あられと落ちてくる中で梶原さんから、呼び出し電話です。早過ぎます。何とか、了解の返事をして、玉入れ終了後、軽バンに乗って、長岡公園へ行きました。

 長岡公園の梅ヶ丘入り口近くに、竹筒の袋詰めと回収ゴミ袋等が集められていました。梶原さんの軽バンと2台に積み込んだ後、竹の学校に運び込んで、荷物を降ろし、10:30に皆さんは現地解散、稲岡は市民運動会に復帰して、「竹あそび」は終了しました。

 3日連続のお仕事でした。一部4日連続の方もいます。本当にお疲れ様でした。
 火曜日に世良田さんが稲わら回収を計画していますが、身体は大丈夫でしょうか。無理をなさらずお願いします。


         稲岡利春


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【本日の竹あそび風景】~今日は、写真は撮れてません。 Inaoka


 

29 竹林日記   「竹あそび当日~晴れ舞台編」 

 2013.10.12(土) 稲岡利春

 

竹林日記  「竹あそび当日~晴れ舞台編」  2013・10・12 (土) 晴れ 

 参加者:世良田、野本、小椋、松本、澤、窪田、荒木、梶原、辻井、竹内、川路、尾崎、原、池田、大西、

      辻井(ひ)、高橋、稲岡(喜)、(市嶋)、稲岡、村山(てくてく)  [21名]

 会員のお客様? 杉谷、小林、小林(千)


 昨夜は天気予報通り、21時から雨が降りだしました。夜中を過ぎてもまだ降っていましたので、「竹あそび」が中止にならないか少し不安になりましたが、朝起きると、秋晴れ!!。竹の学校から長岡公園へ資材を運ぶために、8:30に借用した4WD軽バンで登校しました。この4WD軽バンは竹林の倉庫のそばまで入れました。世良田・荒木・梶原・稲岡(喜)・私の5名でしたが、竹筒や投光器、ポリタンク、ブルーシート、蚊取り線香、竹箒(長岡天満宮へ奉納用)などを積み込んで、9:00に皆さんの待つ(この時点では数名でしたが・・・)長岡公園の会場に着くことが出来ました。

 今年の「竹の学校」の「あかり」部門の目玉は長岡公園の散策路からの表入り口付近に竹行灯の展示を追加することと、梅ヶ丘入り口付近は例年通り竹林遊歩道の竹行灯展示をするとともに、LED投光器を一台追加して2個にしたことです。
 「あそび」部門は例年と同様ミニ竹ぼうきの製作実演指導を行います。ことしは材料も多くして、たくさんの子供達に喜んで頂けるはずです。


 10/09(水)の竹林日記に掲載した「竹あそび」対応表で、皆さんに分担して作業を開始です。

 心配していた表入り口付近の電源は、前日に梶原さん(電気工事のプロです!)がすぐ近くの配電盤から、確保出来るようにしてくれていました。おかげで、ここでは長い電源リールが不要となりました。

 ミニほうきの実演場所は、事前説明と変わっていたりして少し混乱したようですが、結果は大きなテントと良い場所を頂き、松本さんの準備したたくさんのミニほうきの材料を運び込み、竹の学校の案内・ボランティア募集ボードや工具ボードも配置して、11:00からのオープンに備えています。

 表入り口の竹行灯展示は、表通りですので、来場者の増える11:00までに準備するため、梅ヶ丘入り口の荷物の留守番以外のメンバー全員で澤さんの行灯の展示をお手伝いしました。

 次は、梅ヶ丘入り口の竹行灯組です。ここは昼間のイベントに関係が少ないので、竹あかり点灯式の始まる4:45までがタイムリミットですが、400本の竹筒(灯篭)の配置が必要ですので、ただちに野本さん、小椋さん、大西さん、村山さん達が作業に入ります。例年通り、倒れないよう3本を養生テープでまとめますが、さらに必要に応じて竹串を立ててそれも一緒にテープでまとめます。竹行灯と2台の投光器の配線も同時進行です。竹行灯の配置は最後になります。
 世良田さんは「竹あそび」の事務局の応援に借り出されというより、人出不足を見かねて応援にいかれたようです。


 次はお弁当の買出しです。養生テープが不足したことと、「弁当が売り切れる」と心配する女性軍の声に押されて、早めに買出しです。1日何千食か知りませんが、大手スーパーで売り切れるわけもなく、無事20食買えました。時代が変わり、ビール少々+ノンアルコールビール+チューハイ少々です。

 わいわい言いながら、公園竹林にブルーシートを敷いて1時間昼食です。本当はシルバーシートでしたが、これでは名の通り敬老シートになるので遠慮しました。


 3時頃には竹筒の配置と竹行灯と投光器の配置・結線も済み、準備完了です。それから、女性群でローソクを消火するための消火棒を製作しました。竹串にボロギレを輪ゴムで巻きつけて作ります。後は、竹筒に蝋燭を入れて点火するだけです。
 こちらの竹行灯は辻井(ひ)さん、世良田さん、川路さん、尾崎さん、竹内さん、高橋さん、稲岡の製作分です。澤さんの作品は表入り口に行ってしまっていますが、特に辻井(ひ)さんの素晴らしい作品があるので安心です。
 表入り口の澤さんの所には川路さん、尾崎さん、池田さんが応援に行ってましたが、見張りが大変だったようです。子供が手すりに乗って竹行灯の上の彫刻(熱気抜き)を見ようとしたり、竹行灯を触ったりするので、注意書きの追加をしました。子供が危ないのか竹行灯が危ないのか微妙ですが・・・。

 4時過ぎにミニほうき組の松本さん、荒木さん、辻井さん達も昼間の部の終了とともに後片付けをして帰って来ました。今年も好評で、材料を使い切ってしまったとのことです。


 点灯式(4:45)が終了して夜の部の始まりです。
 竹の学校の竹筒に一個づつ、ローソクを入れて全員で点灯です。ここで問題が発生しました。今年使う既製品のローソクは、火持ちが良い(4H)のですが、芯が細く、風で消えやすいことでした。ちょうど凪に入る前なのか、結構風が吹いて、点火していくのですが、どんどん消えていきます。パラフィンが充分液化するするまで待ったり、段ボール箱を点火用風防に使ったり工夫はするのですが、うまく行きません。
 このままでは、暗闇になっても点火が終らない危機感が・・・。松本さんがわらにもすがる思いで、丁度、安全点検に廻ってこられた消防の方とされた会話です。
 「火がなかなか着かないんですけど、いい手がないでしょうかねぇ」
 「この風だからなぁ。火を消すのは得意だけどねぇ、着けるのはちょっと・・・。」
と、これを聞いていた、某大物市会議員さん、
 「うまい!」」
 何度も聞いたことがあるような落ちですが、面白かったもので・・・。

 脱線しましたが、そのうち風が弱くなったのか、消えている数より点火している数が増えだして、再点火する回数が減って来ました。全部点灯できたのは真っ暗になる直前でした。一番竹あかりと竹行灯の美しい薄暮の時間帯があっというまに過ぎて行きます。
 そして、17:45頃に立命館の学生さんに連れられた第1回目の数名の「竹あかりツアー」が来られました。竹の学校の活動内容と竹行灯の製作方法を説明しました。
 やがて真っ暗になり、幻想的な竹あかりになっています。梶原さんの設定の投光器によるライトアップもいい感じになっています。18:45頃に第2回目の「竹あかりツアー」が来られました。今度は大人数です。この時間に初めて来られた方は、竹行灯が竹で出来ているのか、青竹のまま使っているのかも分からないそうです。丁寧に製作方法を回答しました。

 竹内さんは、しきりに竹行灯を見る視線の高さにこだわって説明されていました。竹行灯には厚みがあるので、穴の周囲の縦壁の影が少なく見えるようにするためです。
 こちらの想いとは違い、日本的なシンプルな竹と白い紙だけでは物足りないようで、一般の皆様は竹行灯に貼っている障子紙に色がついているのが好評なようです。今後の製作作品について澤先生と、相談してみることにします。~そういえばすでに表入り口の澤さんの作品群はかなりカラフルになっていました。


 まもなく、夜の部も終了です。
 混雑しないうちに表入り口の澤さんの竹行灯と配線の回収を始めました。ここは、街灯の明かりが少しあるので、竹行灯を消しながら作業を進められました。
 次は、梅ヶ丘入り口の竹行灯と投光器と配線の回収と400本の竹あかりの中のローソクの消火です。昼間製作した消し棒は役立ったのでしょうか。ここは、配線の回収をすると真っ暗になってしまいます。今回は小椋さんが3個準備(購入)してくれた、頭に着けるLED作業ライトが役立ちました。竹筒以外はすべて回収して、軽バンに積み込めるだけ積み込みました。それから竹の学校に搬送しました。
 終了したのは21:00を大きく廻っていました。


 朝早くから、夜遅くまで対応頂いた方、それぞれのスケジュールを調整して来て頂いた方、お疲れ様でした。
 来年は、表の散策路だけに集中したいですね。会員の皆様、如何ですか?


           稲岡利春


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【本日の竹あそび風景】 Inaoka

 今日も思ったように動けず、良い写真があまり撮れていませんが悪しからず。

・ミニ竹ほうき実演の準備中です


・表入り口の竹行灯の準備中です
・表入り口の竹行灯の準備もあと一息

・梅ヶ丘入り口付近の竹林に竹筒(灯篭)を配置しています



・梅ヶ丘入り口竹行灯の配線中です
・お弁当だけ応援したIchijimaさんです

・梅ヶ丘入り口組のお昼前の写りたい人だけ?の記念撮影です
・お昼の休憩中①

・お昼の休憩中②

・ミニ竹ぼうき製作体験のお客様です



・ミニ竹ぼうきの実演・体験風景です






・表入り口への散策路に展示された竹行灯です。
 日陰なので、昼間でも点灯の効果が出ています

・製作者の澤さんです

・いよいよ夜の部です

・梅ヶ丘エリアの案内・求人?ボード
・いよいよ竹灯篭に点火です。
 この後大変なことに・・・本文参照


・LED投光器によるライトアップです
 竹の緑が映えます

・ハロゲン作業灯によるライトアップです。
 優しい照明で、なかなかいい感じです


・8本組の竹灯篭です。誰ですか?3本セットの約束を破ったのは・・・




・表の散策路の竹行灯です



 

28 竹林日記   「竹あそび前日~準備編」 

 2013.10.11(金) 稲岡利春

 

竹林日記  「竹あそび前日~準備編」  2013・10・11 (金) 晴れ 

 参加者:世良田、山本、塚崎、荒木、梶原、高橋、稲岡(喜)  [7名]


 世良田さんによると、会場の竹の学校エリア(南側)の竹林が昨年からあまり手入れされていないとのことで、午後1時より、臨時登校することにしました。
 稲岡は出勤日につき、参加できませんので、世良田さんにお願いしました。

 長岡公園の竹林は本来管理されているはずですが、これでは、美しい竹あかりを準備しても興ざめです。伐採古竹や廃材などを搬出するために、市役所に協力をお願いしたところ、環境政策監の猿渡さんが2トントラックを運転して来て下さいました。

 「竹あそび」で提供される場所の草刈りは、やって頂いていたようですが、伐採した古竹などは竹の学校で焼却をせざるを得ず、非力な女性職員と女性会員も、夕方まで積み込み作業を頑張ってくれました。また、長岡公園から竹の学校へ古竹を運び込んだ帰りに、長岡公園に、水曜日に準備した一部の資材と、竹筒の袋詰めを半分くらい搬送が済んだとのことでした。夜の雨を予想して、ブルーシートを被せてきたたそうで、完璧でした。

 市役所の皆様、会員の皆様、お疲れ様でした。


 少し遅れて来られた山本さんは、体調不良とか。少し心配です。
 朝雨以外のパターンですが、稲岡に竹林日記が回ってきました。


             稲岡利春


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【本日の竹あそび風景】 kimiko

 今日は、稲岡出勤日なので、写真はこれだけです。

・長岡公園の南側の竹林の古竹の搬出のため、積み上げ中です。これでは竹灯篭を並べても・・・。絶句!


 

27 竹林日記   「今日も朝の雨の日の担当」 

 2013.10.09(水) 稲岡利春

 

竹林日記  「今日も朝の雨の日の担当」  2013・10・09 (水) 大雨のち晴れ 

 参加者:[午前] 世良田、小林、稲岡、稲岡(喜)   [午後] 小椋、梶原、澤  [7名]

 訪問者:京都新聞社 高野氏


 今日は台風で文句なしの雨でしたが、「竹あそび」用の竹筒400本を12日の朝運び出すためには、袋詰めしなければなりません。やむなく土砂降りの中、竹林に出発しました。

 実は、小林さんから7:00過ぎに問い合わせの電話があったのですが、昨夜は自治会の会合と、その仕事で遅くなったせいか、まったく気付かず、まだ爆睡中でした。朝食後、留守電が入っているのに気付き、電話をしたのですが、奥様から「何かすることがあるだろうからと言って、すでに竹林に向かいました。」とのこと。ああ、またいつもの雨の日と同じだ・・・、山本さんがお休みだ・・・、竹林日記だ・・・と覚悟して登校です。
 だから、私の竹林日記はいつも雨の記述から入ることになるのだ・・・。
 (原稿料を貰うわけでもないのに、字数を稼ぐなとお叱りを受けそうですが。あと1回くらい使わせて貰います。)


 土砂降りの中、小林さんととりあえず本日のノルマの竹筒の袋詰めを始めました。物置の空きスペースにぎっしり置かれた竹筒が邪魔で、濡れずに作業するスペースがありません。まず棚と道具置き場のわずかな隙間に2袋分詰め込みました。袋の方が単位面積当たりの格納スペースが大きいので、ようやく脚の入るスペースが出来、竹筒を入れた袋を置くスペースも出来ました。
 ここからは順調に作業が進むようになりました。そのうち、稲岡(喜)も雨の中応援に来てくれて、10時30分には全部の袋詰めを終了することができ、下校しました。多少、竹筒が濡れたままなので、カビが心配ですが・・・。
 世良田さんは、竹カフェ関係の方を、雨の中、個人で案内されていました。


 今日は会員の皆様に「竹あそび」の準備と対応をお願いしたかったのですが、この事態ですので、午後から、LED投光器と養生テープとカーペットテープとゴミ袋の購入に稲岡(喜)と出かけました。LED投光器については作業灯との選択に悩みましたが、幅広く照明するより、光束が絞られた投光器にしました。蛍光管、ハロゲン球と値段が下がっていきますが、消費電力と寿命を考えて、やはりLEDにしました。
 小椋さんに、予算の承認のために電話をしたら、何と竹林に登校されていました。澤さんも梶原さんも登校されているとのこと。

 雨の午前中、雨上がりの午後に登校された方々、本当にお疲れ様でした。


          今日も朝の雨の日の担当  稲岡利春



◆京都新聞取材について

 「竹の学校」前理事長の杉谷さんの後の2代目理事長ということで、インタビューしたいとの申し入れがあり、11時より「こらさ」で高野氏にお会いしました。不得意分野ですが、2代目として背伸びして対応することにしました。

 2代目のプレッシャーや、竹林整備については、市民が竹林に入りタケノコ栽培して美しい竹林を守ることが夢であることや、「竹の学校」がさまざまな特技を持ち、協調性のある方々の集団であることと、やはり高齢化が課題であることなどをお話しました。
 高野さんはお父様が団塊世代ということで、私の娘と同世代のようです。気を許していろいろお話してしまいましたので、結果が心配です。

 12時頃には雨が上がり、長法寺竹林で掲載用の写真撮影ののち、「竹あそび」の準備状況ニュースとして、我が家で稲岡(喜)が、竹行灯を持っている写真を撮って、お帰りになりました。

 木曜日には「竹あそび」関係のニュースを、来週の水曜日に「竹の学校」の記事が掲載されるそうです。
 「竹の学校」の宣伝になれば良いのですが。お楽しみに。


 最後に、選挙報道で忙しく、立命館高等学校生の竹の伐り出しの取材に来られなかったことを、お詫びされていました。長岡京キャンバスの落成の時に、紹介記事に竹の学校の協力を載せて頂けるようです。



◆「竹あそび」10月12日(土)於:長岡公園 への対応まとめ最終版~本日打ち合わせ予定だったものです

【水曜日】~当日、会場へ持っていくものの準備と確認
・竹筒の袋詰め 400本+α
・竹串 130本
・養生テープ 3本  カーペットテープ 2本 (稲岡購入済み)
・消火器3本 バケツ2個、ポリタン1個
・ローソク消火用火消し棒製作10本 当日「竹の学校エリア」で準備
・ブルーシート ミニほうき製作用、昼食用、その他
・竹行灯用電気関係 ソケット、電球、テーブルタップ 
・電源リール4本 竹の学校1 梶原1 辻井1 長法稲荷2(世良田)
・懐中電灯 各自
・竹の学校の看板(会員募集等)
・竹行灯展示本数  40~60本

・ライトアップ用のLED投光器を準備(購入)
・ミニほうき製作用ペンチ+ラジオペンチ各3個準備(購入)
・ゴミ袋(竹行灯の雨天時の緊急カバーが主目的)準備(購入)


【金曜日(前日)】午後
・会員有志 1時集合 会場の竹の学校の南エリアの竹林の清掃
・会場準備 本部への応援は有志


【土曜日(当日)】
・稲岡 軽バン手配・配車
・世良田、荒木、稲岡、稲岡(喜)は8:00 A竹林集合、竹筒運び
・その他会員は8:30 長岡公園「竹の学校」エリアに集合
・ミニほうき組 松本、荒木、辻井  16:00以降は後片付けして、「竹の学校」エリアに移動
・竹行灯組 澤、竹内、辻井(ひ)、高橋  行灯配置は表入り口11:00 南入り口 16:00迄
・竹行灯組 澤、竹内、辻井(ひ)、高橋  竹灯りツアー対応 17:45 と18:45 の2回
・稲岡 竹灯りツアー事前インタビュー対応  14:00頃 
・その他会員 竹筒/ローソク配置 12:00迄  16:45ローソク点火
・電気配線組 梶原、稲岡  表入り口用10:00迄  南入り口用 15:00迄(ライトアップは南の竹林のみ)
・後片付け 会員全員 20時~ 竹筒以外、回収

・駐輪場警備 梅が丘入り口と東入り口 各2名 1時間交代 8:30~19:30 タッチ方式で交代
・ローソク消火用火消し棒製作10本 準備 3名 16:00迄
・お弁当、飲み物買出し 3名
・焼きそば調達 野本

・竹筒は3本セット 養生テープ(購入)、必要に応じて竹串使用


【日曜日(翌日)】午前中
・会員有志 長岡公園集合 9:00  後片付け 竹筒回収、リバティへの良品仕分け
・稲岡 軽バン手配・配車 
・世良田 竹筒回収、搬送準備が完了したら、稲岡に配車を要請
      稲岡は当日市民運動会役員と掛け持ちのため、搬送時のみの対応


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【本日の竹林風景】 Inaoka

 今日は、竹筒の袋詰めだけです。自分が必死で作業しましたので、終了写真だけです。

・西側倉庫の竹箒の材料です
・西側倉庫の袋群
・出荷場の袋群と竹串

・大型倉庫左の袋群
・大型倉庫右のコンテナと袋群


 

26 竹林日記   「朝の雨の日の担当」 

 2013.10.05(土) 稲岡利春

 

竹林日記  「朝の雨の日の担当」  2013・10・05 (土) 曇り 

 参加者:高田、野本、荒木、辻井、世良田、小椋、澤、松本、高橋、辻井(ひ)、

      村山(てくてく)、稲岡(喜)、稲岡 [13名]


 今日も早朝から雨でしたが、朝食時には雨が上がり、雲の切れ間が明るくなってきました。例によって、登校せざるを得ません。部屋を出たとたんに松本さんから問い合わせの電話です。登校するなら、竹あそびの準備の話をしたいとのことでした。ああ、いつもの雨の日と同じだ・・・、山本さんがお休みだ・・・、竹林日記だ・・・と覚悟して登校です。
 だから、私の竹林日記はいつも雨の記述から入ることになるのだ・・・。


 いよいよ来週末(土)は「竹あそび」です。雨が降るかも知れないので、ミーティングを後回しにして、「竹あそび」用の竹筒製作に掛かりました。前回317本製作済みなので、100本目標です。
 今回の主材料は、立命館中高部用に切りだした根元の残材です。いいアイデアと思ったのですが、太いので、大型電動鋸でしか切れません。玉切り、斜め切りを1台の電動鋸でセッティングを替えてするため、時間が掛かりました。また、完成品の重いこと。一般部の竹を使った竹筒の3倍位もありそうです。第一太いし、肉厚は厚いし、節のピッチが小さいため、節の数も多いし当然です。「竹あそび」会場への輸送がおもいやられます。

 それでも1時間程で、100本造ることができましたが、根元の残材がまだ残っていましたので、予備として全部竹筒にしました。結局138本になり、前回分と合わせて455本となりました。完了です♪♪


 休憩ミーティングでは「竹あそび」の準備の打ち合わせです。いつもは30分程度の休憩が、今日は脱線しながら1時間も掛かりました。集合時間や役割、竹筒の立て方、お弁当や飲み物(ビール?)の買出し、などを話し合いました。今回初めて展示する表入り口付近の竹行灯展示について、いろんな意見がでましたので、お昼に澤さんと現地を見て決めようということになりました。


 活動終了後、澤さんと長岡公園に行きました。展示場所は右の写真のように本当に表通りで、「竹あそび」の最初に目に入るところで、表舞台を感じさせます。澤さんは来年は、すべてこちらにしようと言われたくらいです。ミーティングで出た机ではなく、手すりの棒の上に置くほうが良いとのことでした。

 今年の目玉は表入り口と南(梅が丘)入り口の二箇所に竹行灯を展示することと、ライトアップ用に投光器を2台にすることです。特に多くの方に見て頂ける表入り口が楽しみですね。



 それから、広報長岡京10月15日号の表紙に立命館高等学校の生徒さんの竹材切り出しの様子が掲載されます。その表紙の写真には竹内さんの素敵な笑顔が写っています。発行されたらぜひ見て下さい。


          朝の雨の日の担当 稲岡利春


◆「竹あそび」10月12日(土)於:長岡公園 への対応まとめです

【金曜日(前日)】午後
・会員有志 1時集合 会場の竹の学校の南エリアの竹林の清掃
・会場準備 本部への応援は有志


【土曜日(当日)】
・稲岡 軽バン手配・配車
・世良田、荒木、稲岡、稲岡(喜)は8:00 A竹林集合、竹筒運び
・その他会員は8:30 長岡公園「竹の学校」エリアに集合
・ミニほうき組 松本、荒木、辻井  16:00以降は後片付けして、「竹の学校」エリアに移動
・竹行灯組 澤、竹内、辻井(ひ)、高橋  行灯配置は表入り口11:00 南入り口 16:00迄
・その他会員 竹筒/ローソク配置 12:00迄  16:45ローソク点火
・電気配線組 梶原、稲岡  表入り口用10:00迄  南入り口用 15:00迄(ライトアップは南の竹林のみ)
・後片付け 会員全員 20時~ 竹筒以外、回収

・駐輪場警備 梅が丘入り口と東入り口 各2名 1時間交代 8:30~19:30 タッチ方式で交代
・ローソク消火用火消し棒製作10本 ペットボトル(水入れ)10個準備 3名 16:00迄
・消火器3本 バケツ2個 持込
・お弁当、飲み物買出し 3名
・焼きそば調達 野本

・竹筒は3本セット 養生テープ(購入)、必要に応じて竹串使用
・ライトアップ用のLED投光器を準備(購入)
・ミニほうき製作用ペンチ+ラジオペンチ各3個準備(購入)
・ゴミ袋(竹行灯の雨天時の緊急カバーが主目的)準備(購入)

【日曜日(翌日)】午前中
・会員有志 長岡公園集合 9:00  後片付け 竹筒回収、リバティへの良品仕分け
・稲岡 軽バン手配・配車 



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【本日の竹林風景】 Inaoka

 今日は、竹筒作りの人数が少なく、稲岡がフルに斜めカット作業に入りましたので、作業中の写真が少ないです。作業の方はなんとか、400本ノルマ達成です。

・竹筒製作の準備中です
・玉切り中です
・端材を焼却場に運びます

・工具の刃先を砥いでいます
・ミニほうきの製作打ち合わせです
・新たな発見です。荒木さんの
 ペンチコレクションです

・竹筒完成風景④です~西側物置
・大型電動鋸があるうちに竹工芸用にも
 竹材を確保しました


 

25 竹林日記   「10月、神無月」 

 2013.10.02(水) 山 本 律

 

竹林日記  「10月、神無月」  2013・10・02 (水) 晴

 参加者:市嶋、稲岡、稲岡(喜)、梶原、澤、世良田、高田、竹内、高橋、塚崎、辻井、野本、山本。 [13名]
      (従来の年齢順では新規加入者の順序がとれないので、今月より50音順にしました)


 今年もいよいよ10月になった。10月といえば秋の真っ盛りなのだが、今年は例年より暑いように思う。
 そして長期予報によると、突然がたっと寒くなるという。しかしこればかりは、文字どおり お天気まかせである。人間の力ではどうしようもない。


 10月12日(土)開催の「長岡京竹あそび」の竹灯篭作りが今日から本格的に始った。
 先日からA竹林上段で進められていた、筍ができなくなった竹の間伐で切り倒された竹が、次々と集会場所の広場に運びこまれて、それを灯篭に加工する回転鋸2台がうなりを上げている。
 それにあわせて、灯篭に加工された竹材の切れ端が運ばれた焼却場に活気(?)が戻った。焼却場に燃やすものがないと寂しい。
 「失業するか思うて心配してたたけど、だいじょうぶやな」と言うと世良田さんが「心配せんでええ、なんぼでも出てくるから」と言った。


 10月をなぜ「神無月」と言うのか。一説によると日本中の神々が10月に出雲に集るからだという。そのため出雲では10月を「神有月」というらしい。
 そういえば、梅雨の最中の6月を、なぜ水無月と言うのか。いつだったか、昔は「水の月」だったが、「みのつき」が訛って「みなつき」となって、それに水無月の字を誤って当てたのだ、と書いたことがあるが、その論法でいくと
神無月は「神の月」であってもおかしくない。というよりそのほうがむしろ正しいのではないかという気がする。


                竹の学校で一番の年寄  山 本 律


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【本日の竹林風景】~「竹あそび」用竹筒製作  Inaoka

 今日から竹あそび用の竹筒(灯篭)400個の製作開始です。竹あそび迄、10日しかないため、ほとんど全員で作業に入りました。世良田さんが「昨年休出迄して、やった」ということで、危機感を持ってスタートしました。

 立命館用の竹材の伐り出しと同時に、竹あそび用竹材を確保できていたのと、カット回数の削減と寸法取りの不要な材料取りのおかげで、先週、「環境の都」の渡辺さんからお借りした大型電動鋸で大径の竹の斜め切りと、「竹の学校」の中型電動鋸で玉切りの同時進行が可能となり、何と半日で300本以上も製作できました。
 先週、立命館対応が済んだばかりなのに、今日もお疲れ様でした。

 これなら、土曜日が台風の雨で作業中止になっても、次週の水曜日1日で完了出来そうです。ホッ・・・!

・竹筒造り作業の全景です
・2.7mの竹材を作業場に運びます


・作業台へ竹材を移動します

・2人1組で玉切りです
・大型電動鋸で斜め切りです
・切り粉をふき取っています

・完成品を通い箱に入れます
・水分補給休憩です。ミーティングは朝一番でした。

・今年用の竹筒製作要領図です
・竹筒完成風景①です
・竹筒完成風景②です
・竹筒完成風景③です




・Ichiさんの完成品カウウターです。
 ショート250本、ロング67本です。
・一輪車のタイヤをノーパンクタイヤに
交換しています
・台風で壊れた竹垣の修理です

・立命館の生徒さんから質問のあった地下茎についたタケノコの芽です。
 辻井さんが竹垣の修理の際に見つけてくれました。
・タケノコの芽を観察中です。おいしそー。


・作業後の電動鋸の整備中です

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【管理人より】 本年9月末までのHPへのアクセス数です。 Inaoka


 1月  2月  3月  4月  5月  6月  7月  8月  9月 10月 11月 12月 合計
2013年 520 505 602 792 674 619 646 566 588 5,512
前年比 +124 +34 +69 +146 +32 +52 +72 +218 +159 +906
2012年 396 471 533 646 642 567 574 348 429 504 392 337 5,839
前年比 +59 +75 -21 -89 +38 +84 +103 -21 +80 173 +33 +20 +534
2011年 337 396 554 735 604 483 471 369 349 331 359 317 5,305


 

24 竹林日記   「立命館高校生の竹材伐り出し作業」 

 2013.09.28(土) 山 本 律

 

竹林日記  「立命館高校生の竹材伐り出し作業」  2013・9・28 (土) 晴

 参加者:山本、塚崎、高田、松本、野本、窪田、澤、辻井、世良田、荒木、竹内、稲岡、

      稲岡(喜)、高橋、市嶋、梶原。 [16名]

 来訪者:立命館高校 [生徒 男子1名、女子7名、引率(先生)3名。長岡京市 1名。高野竹工2名 計14名


 元成蹊大学だったところにできる立命館中学・高校に、竹の学校の竹材が使われることになった関係で、立命館高校の生徒が、自分たちの学校に使われる竹材は、どんなところに生えていたのか、どうやって伐り出したのかの見学と、竹材の伐採の実際を体験するため、竹の学校の竹林に入った。

 当初は15名から20名ほどが参加する予定だったが、学校の行事と重なったため、実際に参加したのは男子生徒1名、女子生徒7名の8人と、それに引率の先生3名、市役所からの1名の合計12名だった。

 8人が3班に分れてB竹林に入った。
 まず、どの竹を伐採するかの見分け方に始って、伐り倒すときに注意する点、鋸の入れ方、倒れる方向の見定め方、伐り倒した竹の玉切り、枝払いの要領などの実際を体験した。
 はじめて経験する作業に加えて作業するのが女性ということもあって1本目は当然のこと覚束ない手つきだったが、2本目からは見違えるほどしっかりした鋸の扱い方になった。我々は最初に要領を手ほどきするだけで、実際の作業はほとんどが女子生徒の手で行われた。彼女たちもしんどかっただろうが、目的を無事果して満足そうだった。

 これを経験して、改築された校舎の竹材を見る目が変ると思う。私たちも出来上がった校舎をぜひ見たい。
 何度も言うが、「竹の学校」は筍を育てるだけが目的ではない。むしろ私たちが教えられることのほうが多いのでは
ないかとさえ思う。


                        山 本 律


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【本日の竹林風景】 Inaoka

 立命館高等学校の生徒さんが、竹材の伐り出しのため竹の学校に来られました。導入時に放置竹林問題をお話して、伐採竹の有効活用の一つが、今回の内装材への適用であることを説明して、B竹林に入りました。

 8名のうち7名が女性という女性軍団でしたが、3チームに分かれて伐採に搬出に頑張ってくれました。この竹が長岡京の新校舎のプレゼンルームの天井材に使われるので、楽しみですね。また、生徒さんには、新校舎に移転後はときどき遊びに来てくれるといいですね。

 おじさん、いやおじいさん達もお孫さんに近い若い人と一緒に、楽しそうです。いつももそれなりに楽しんでいますが・・・。

 今日の出荷は本日準備分の18本に加え94本でした。前回までの出荷187本と合わせて291本となりました。
 目標の260本を超えましたし、歩留まりを考えても、充分な量なので、高野竹工殿と出荷終了を確認しました。皆様のおかげで、お盆休み明けからスタートし、約40日で終えることが出来ました。ばんざ~い♪♪。猛暑の中での作業も報われました。本当にお疲れ様でした。

 次回の立命館高等学校の生徒さんの竹林入りのテーマが必要になってしまいました。

・市役所提供の竹の学校のレクチャーです
・Aチームの伐採です
・Bチームの伐採です

・Bチームの伐採です
・今日一番のお気に入りシーンです。
 いい雰囲気です。やらせではありません。
・Bチームの玉切りです


・市役所提供のCチームの玉切りです
・Cチームの玉切りです

・Cチームの枝掃いです
・B竹林の搬出風景です
・市役所提供のB竹林の搬出です


・A竹林の搬出風景です。全員リレーの威力が凄いです。
・高野竹工さんの積み込みです

・長~いリレー風景です
・A竹林のミーティング場です。立命館高等学校の皆様です。


・立命館高等学校の皆様と高野竹工さんと竹の学校の有志(写りたい人だけ?)です。
 お疲れ様でした。楽しそうな表情に一安心の保護者達?です。



 

23 竹林日記   「短秋厳冬」 

 2013.09.25(水) 山 本 律

 

竹林日記  「短秋厳冬」  2013・9・25 (水) 晴

 参加者:山本、塚崎、松本、野本、窪田、辻井、世良田、荒木、稲岡、稲岡(喜)、高橋、梶原、小林。 [13名]

 来訪者:古澤様、渡辺様


 天気がよくて湿度も低いが、陽射しが強くて暑い。暑さ寒さも彼岸まで、というが、今年は彼岸を過ぎてもまだ気温は30℃を超している。体を動かすとシャツが汗でべたべたになる。

 Aの上段で竹が次々と伐り倒されている。前回の竹林日記に、竿が白くて節が黒くなった老竹がほうぼうにある、と書いたが、私だけでなく皆がそう思っていたのだ。作業が終って集会場に戻ると、集会場の後ろの竹林がからっとして、見通しがよくなっていた。

 古澤さんと渡辺さんが竹を伐る回転鋸をトラックで運んでこられた。行灯造りに欠かせない道具というか機械である。いま切倒している竹は行灯の材料になるのだろう。切りくずが大量に出て、焼却作業も忙しくなる。


 昨夜ここまで書いて眠くなって、この続きは明日書こうと決めて寝床にもぐりこんだ。
 明け方どこからとなく風が吹きこんできて目が覚めた。まだ暗い中を涼しいを通り越して冷たい北風が吹いている。木の枝のざわめきを聞いてふと凩を連想した。まだ9月なのに、いくらなんでも凩はあるまいと思ったが、それぐらい冷たくて強い北風だった。
 朝刊の天気図を見ると、台風20号が本州の東岸を北に進んでいて西に高気圧があって等圧線が縦になった西高東低のいわゆる冬型の気圧配置になっている。昨日の暑さがうそのような変りようである。

 しかし、この台風が北に抜けるとまた暑さがぶり返すのではなかろうか。
 そう思うのは、同じ新聞の社会面に「短秋厳冬」と書いてあったからである。3カ月予報は「10月暑く12月寒い」。秋らしいのは11月だけ、といわんばかりである。私は寒いのは苦にならないからよいが、木々が紅葉するいとまもなく枯葉になってしまうのは、わびしい気がしないでもない。
 それでもブレザーを着て、ときにはその下にトックリセーターを着て街を歩くのは楽しい。半袖1枚で汗を拭き拭きクーラーの風にホッとするのはもうたくさんだ。


                 竹の学校の最高齢者 山 本 律



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【本日の竹林風景】 Inaoka

 今日は10時から市役所で「環境フェア(11/16)参加説明会」に出席したため、作業後の写真となりました。
 「環境フェア」の竹の学校の展示場所は昨年と同様、中央市民会館の和室となりそうです。

 いよいよ、週末の土曜日は立命館高校の生徒さんが、竹林に伐り出し作業に来られます。楽しみですね。
 竹の学校の皆様、当日は午後の登校ですので、お忘れなく。

 それから、お世話になっていた市役所の担当の方が、突然新婚旅行で参加出来ないということで、残念なことになりました。おめでとうございます。

・澤さんを待つ極太の古竹、
 工芸用です
・太陽の丘の間伐後の風景です。倒し方も几帳面さが出ています。





・竹あそびの竹筒に使う、竹材の残りの
 付け根の部分も集めています
・チッパーで粉砕した竹炭を取りに来られました。有機栽培に利用します。


 

22 竹林日記   「カスタネット?」 

 2013.09.21(土) 山 本 律

 

竹林日記  「カスタネット?」  2013・9・21 (土) 晴

 参加者:山本、塚崎、川路、高田、尾崎、野本、世良田、荒木、小椋、竹内、稲岡、市嶋、梶原。

      村山(てくてく)。 [14名]

 陽射しが強くて結構暑いが、蒸暑さがなくて爽やかだ。ついこの間までの蒸し蒸しした天気は何だったのかと思う。

 今日の作業は B、C、A上段の竹林の間伐、伐採済みの竹材の運び出し、先日から袋に詰めて積上げてあった竹炭の破砕と多彩だった。C竹林の間伐は、いままでほとんどしなかった作業だし、A上段の間伐も、あまりしなかった作業である。
 Aの上段は、竿(竹の幹)が白くて節が黒い、筍ができなくなって間伐の対象になる、いわば老竹がほうぼうにあるから、これから藁敷きが始るまで間伐が続くのだろうか。
 小椋さんが直径10cmほどの竹を7、8㎝ほどの長さに切ったのをたくさん作った。見たところはカスタネットである。昨年も作ったのでそれを思い出して
 「カスタネットか」
 と聞くと、にやにや笑いながら
 「そうや、サルが叩いてるやろ」
 と答えた。
 私はてっきりそう思いこんでいたが、どうも話が通じない。よく聞くと、行灯に豆電球を入れる竹筒だった。



 竹林作業とはまるで関係のないことを書く。

 先日の18号台風で桂川と由良川の流域に大きな被害が出た。
 数日後の京都新聞に「丹波山地が豪雨招く?」と出ているのを見て思い当ることがあった。
 丹波山地は桂川と由良川の分水嶺である。桂川を溯ると佐々里峠という峠に出る。佐々里峠の北に落ちる水が由良川の源流になり、南に落ちると桂川になる。
 佐々里峠を桂川(そのあたりは大堰川)に沿って下ると、広河原というところに出る。山間部には珍しい広い平地で、いまは村がいくつかあるが、聞くところによると、いつごろのことなのか大洪水があって、そこらじゅうが一面の川原になってしまった。広河原という地名はそれが由来らしい。

 今回の18号台風は、日本海側から吹きこむ北風が、丹波山地によって上昇気流になって太平洋を北上する湿った温かい空気とぶつかって豪雨になった可能性があるという。だから由良川に沿った福知山も、たいへんな水害を蒙った。
 ということは、今回のような大雨による水害は、過去にもあったし今後も起りうると考えてよい。幸いにも長岡京市は被害らしい被害はなかったが、まさかのときの用心だけはしておいたほうがよい。


                    竹の学校の最高齢者 山 本  律


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【本日の竹林風景】 Inaoka

 今日は、久しぶりに集会場で記念撮影をしました。太陽が傾き、ベンチに光が当たらなくなっています。もう彼岸入りですから、当然ですね。
 今まで伐採した竹材を集積場に移動しました。A竹林に44本、B竹林に32本の計72本です。187本出荷済みのため、後は立命館高校生有志が参加する伐採日(9/28と10/26)だけで充分、竹材が確保できます。

・記念撮影です。右後方に立て掛けられた竹材は「竹あそび」の竹筒用です。


・B→A竹林へ立命館用に材料取りした残りの下の部分の輸送風景です。人力はもちろん、運搬車も出しました。
 この竹も、「竹あそび」用の竹筒の製作に使います。


・別組は竹炭チップを生産しています
 ・近所の竹林のおじいさんが、台風の雨で抉れた道路を
  均してくれました。
 


 

21 竹林日記   「台風一過」 

 2013.09.18(水) 山 本 律

 

竹林日記  「台風一過」  2013・9・18 (水) 晴

 参加者:山本、高田、野本、窪田、辻井、世良田、荒木、竹内、稲岡、高橋、梶原、小林。[12名]


 台風一過、抜けるような青空の、絵に描いたような秋晴れ
 明け方寒くて目が覚めた。朝7時の気温が18℃。つい先日まで、最低気温28℃熱帯夜という夜があったことを思うと、一気に10℃も下がると、さすがにこたえる。この間まで日陰を歩いていたのが今朝は陽射しのあるところを歩いている。まさに台風一過である。それでも陽射しは結構強くて、日の当るところで作業をすると汗が流れた。



 高田、野本、世良田、荒木、稲岡、梶原、小林(敬称略)がC竹林で竹の伐採、それ以外がA竹林の上の段で間伐と枯竹の焼却。C竹林の作業は先日からの続きだが、A竹林の間伐はタケノコ畑の整備、秋の作業である。
 そういうと日が暮れるのが、めっきり早くなった。暑さ寒さも彼岸まで、秋は間違いなく近づいている。まだ先のことだが、そのうちに凩が吹いて冬になる。


 昨日の朝日新聞の文化面に、冷泉貴美子さんが「冷泉家八百年の『守る力』」という書物を出版されたと出ていた。本は読んでいないが、その中に「こうと」という言葉が出てくる。
 こうと―― 京都でしか使わない言葉ではなかろうか。
 私がこの言葉を聞いたのは、就職してはじめてスーツを着て出勤したとき、「そのネクタイこうとやな」と言われたときである。
 私はその意味がよくわからなかったが、言葉の感じとして、地味な、あるいは落着いたの意味ではないか、と思った。そのとき私が絞めていたネクタイは、若者にしては赤い色のない、ブルーとグレイと黒の細かい縞だった。

 その後ときどきこの言葉を耳にして、主として「着ているものが地味だ」というときに使うらしいと気がついた。
 だが冷泉貴美子さんの言われる「こうと」は着ているものではない。
 朝日新聞の記事によると、冷泉貴美子さんの言われる「こうと」は、「分を知り、自分の能力をわきまえている人」だという。自我を出さず、「私とあなたは一緒」という心の共有を図ろうとするものとみる。
 派手好み、目立ちたがりは、こうとではない、と読める。
 本当の意味での実力がないと「こうとな人」ではない。気をつけよう。


                    竹の学校一番の老人 山 本 律


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【本日の竹林風景】 Inaoka

 今日は、台風で倒れた竹の処理と、長法稲荷に竹が倒れないよう、その直近の竹を中心に伐採しました。
 また入り口近くの竹垣根の柱につかっていた極太の古竹も傾いてしまいました。これは余りに「もったいない」ので、澤さんの喜ばれる顔を思い浮かべながら竹工芸用としました。

 今日の成果は竹材30本でした。

・C竹林の長法稲荷周辺の伐採風景です。お社を壊さないよう細心の注意が必要です


・1輪車の錆落しと塗装です
・サバエ狩りです

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【竹あそび全体説明会】Inaoka

 18:30~21:00まで、中央公民館で「竹あそび」全体説明会議に出席しました。
 竹筒400本の準備と竹行灯の展示と竹箒の製作・実演をすることを説明しました。

 新たに竹行灯を展示する公園入り口への電源供給のため、管理事務所のコンセント1個の確保が了承されました。
 竹筒製作用に電動鋸を「環境の都つくり」から(水)(土)借用頂けることになりました。
 駐車場は3台分確保頂きました。
 細い竹材を活用を検討するため、本番用ローソク1個を借用しました。
 竹箒製作実演コーナーの場所(3m×3m)を確認。

◎次回のミーティングで、会員の皆様に説明予定です。


 

20 竹林日記   「竹林の施肥」 

 2013.09.14(土) 山 本 律

 

竹林日記  「竹林の施肥」  2013・9・14 (土) 晴 蒸暑い

 参加者:山本、野本、辻井、世良田、荒木、大西、小椋、竹内、

      稲岡、稲岡(喜)、市嶋、梶原。村山(てくてく)。   [13名]


 毎回同じことを書くが、今日も蒸暑い上に風がなくて汗が乾かない。空は晴れているのだが白くかすんでいて遠望が利かない。湿度が高いのだ。小笠原近海の熱低が台風18号になって西に進んでいる。この蒸暑さは台風のせいらしい。明日からあさってにかけて大雨になるところがあるという。



 じっとしていても汗がにじむ蒸暑さの中を、荒木、梶原、稲岡、稲岡(喜)、村山の5名がB竹林で青竹の伐採、野本、大西の2名がA竹林上段の肥料撒布、世良田、小椋、市嶋の3名がC竹林の伐採など、竹内、辻井の2名がA竹林の下草刈に入った。山本は今日も相変らず枯竹の焼却。だが一時は人の背丈を越すほどの山が三つあった枯竹も、次の水曜は午前中をかけて焼却するに足りない量になった。何度も言うが、1本燃やせば1本減る。枯竹置場が空地なって当然である。

 いまに始ったことではないが、大西さんは大阪の八尾市から片道2時間をかけての登校である。真面目さ熱心さには頭が下がる。私(山本)は大阪市天王寺区の高校に通っていたので、八尾から通学していた友人を何人か知っている。近鉄山本から近鉄大阪線で日本橋一丁目に出て、地下鉄堺筋線の淡路で阪急京都線に乗換えて長岡天神、そしてバスで光風台。ちょっとした旅行である。

 施肥はこれが2回目である。1回目は5月の22日から、小さな穴を50cmほどの間隔で掘ってその穴に肥料を埋めてまわった。

 施肥はあともう1回ある。施肥といい草刈といい、来春のタケノコに向けての準備作業である。おいしくて見事なタケノコを育てようと思えば、いまから準備をしておかねばならない。

 そうこうするうちに藁敷きが始る。そして土入れ。そのうちに上着を着ないと寒い季節になる。


             竹の学校で一番の老人 山 本  律


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【本日の竹林風景】 Inaoka

 今日の伐採は、B竹林とA竹林2組に別れました。A竹林は竹あそび用の竹筒用材料と立命館用材料と兼用で伐採しました。
 またA竹林のタケノコ栽培スケジュールを考慮して、伐採組とは別に、施肥と下草刈組に分かれて作業をしました。

・B竹林の北斜面での伐採風景です
・下の道路に落ちないよう竹の下にも
 ロープを掛けて切り倒すので時間が
 かかります
・村山君の枝払いです

・作業合間の一息です
・本日のB竹林の成果17本です。
 先日の出荷残分と合わせると
 31本準備できました



 ・出荷場前で草刈中、お邪魔しました
 

・A竹林の太陽の丘での施肥(玉子)中です
・もう藁敷き準備中の藤下さん竹林の
 近くで草刈り中です
・洛西ふれあいの里保養研修センター
 に提供する竹行灯材料を準備中です

・C竹林での伐採風景です
・本日のC竹林の竹あそび用竹筒と
 兼用の成果約30本です。
・終業後のおしゃべりです


【おまけ】暑いですが秋ですね。A竹林に多種のキノコが・・・

・最もカラカサダケらしい形ですね
・巨大なカラカサダケです。まだ開ききってないのにこの大きさ!


・カラカサダケ③
・カニノツメ?

・?
・?
 ・C竹林の薮蘭です
 


 

19 竹林日記   「今日はインターンシップ生もB竹林」 

 2013.09.11(水) 山 本 律

 

竹林日記  「今日はインターンシップ生もB竹林」  2013・9・11 (水) 晴 蒸暑い

 参加者:山本、塚崎、松本、野本、辻井、世良田、荒木、小椋、竹内、稲岡、稲岡(喜)、市嶋、小林、小林(千)。
      [15名]
 訪問者:長岡京市 環境政策部 猿渡氏、環境政策監 渡辺さん、インターンシップ生 鳥取さん(同志社大) 。


 空は雲ひとつない青空で、竹林の気温は12時現在27℃だが、湿度が高い上に、風がなくて汗が乾かない。暑さ寒さも彼岸までとはよく言ったものだ。

 参加者15名は、この時期としては先週の土曜日(9/7)10名以上に多い。8月中は、ずっと一桁だった。
 立命館中高校向けの竹材伐採のため、山本以外の14名全員がB竹林に入った。先日来の、全力を挙げての伐採作業で、期日内に目標が達成できそうである。ご苦労さま、お疲れさま。

 山本は、先週の気まぐれ雨以来中断していた焼却炉の灰の取り出しと、灰を取り除いて使いやすくなった焼却炉での枯竹の焼却。焼却炉から10m以上は離れたところから炉の燃え具合を見ているのだが、ここまで熱気が流れてくるのと次々と枯竹を燃やさねばならないのとで汗みづくになった。これがもう少しすると、火のそばは温かいなあ、となる。
早く来い来いお正月、ではない寒い冬。



 またしても竹林とはまるで関係のない、という以上のとんでもない話をひとつ。
 この間の日曜(9月9日)の朝日新聞朝刊1面 書籍広告欄に「カタルーニャ語小事典」というのが出ていた。
 カタルーニャは「カタロニア」と覚えていたが、ヨーロッパのどこかとだけで、全く見当もつかない地名だったので広辞苑と世界地図で調べてみて、スペインとフランスの国境ピレネー山脈のスペイン側にある地域だとわかった。

 これを知って思い出した。カタロニアは、スペインに属してはいるが人種も言葉も歴史も文化も、スペインとは全く異なる人たちが住んでいる地域だとは知っていたし、プロスペルメリメの『カルメン』の主人公ドンホセの生れ故郷ということも知っていた。

 これに気づいて、いまさらながら『カルメン』を読み直してみようと思いたって、いま読んでいる。
 話の筋はほぼ覚えているが、ドンホセが身を持ち崩す原因となった相手の女カルメンが属する、ジプシーといわれる漂流民族の根源や歴史について、あらためて多くのことを知るきっかけになった。

 そんなこと知って何になんね、といわれればそれまでだが、知らないことを知って、脳の記憶力に負担をかけるのはボケの予防になる。へえー
そうやったんか、はボケ防止の妙薬である。


                  山 本 律

・タイトルはInaokaが勝手に付けさせて頂きました。
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【本日の竹林風景】 Inaoka

 今日も早速B竹林に入りました。2組に分かれて伐採を開始しました。いつもと違い、長岡京市のインターンシップ生が市役所の環境政策監の方と見学に来られたうえ、しばらく登校できなかった方々も出てこられて。久しぶりに賑やかな竹林になりました。

 インターンシップ生には、竹の学校の活動状況の説明と、チェンソー作業以外の玉切り、枝払いを体験頂きました。最後に、立命館中高校用の竹材の出荷(運搬)のお手伝いもして頂きました。
 お役に立てたとは思いますが・・・ダイエットの(冗談です。スマートな方でした)。

 今日は42本竹材を伐り出せました。
 出荷は今まで準備した84本と本日分の一部の29本で113本でした。第1回出荷の74本と合わせると合計187本で、後約100本となりました。高野竹工様の加工能力の関係で、本日準備分の内12本は次回出荷に回すことになりました。

・休憩時間に記念撮影です
・インターンシップ生の実習風景です

・環境政策監の方も作業に参加頂きました

・竹の伐採です
・枝払いです

・東側集積場からのリレー搬出です。
 なにかバケツリレーみたいな響きで嫌ですが、早く終わりました♪
・西側集積場からの搬出です

・西側集積場の方がリレー距離が長いです
・斜面地区の伐採チームです
 ・[おまけ]カラカサダケがたくさん出ています。
  白いのでよく目立ちます。
 


 

18 竹林日記   「美しい竹林とやはりタケノコ」 

 2013.09.07(土) 稲岡利春

 

竹林日記  「美しい竹林とやはりタケノコ」  2013・9・07 (土) 曇り 一時 雨

 参加者:川路、尾崎、原、世良田、梶原、荒木、大西、稲岡(喜)、市嶋、稲岡 [10名]


 今日も朝から雨音がするほどの雨で、お休みと決めていました。ところが、8時30分頃には、降っているのかいないのか分からないくらいに・・・。様子を見るつもりで、9時前に竹林へ・・・。やはりというか、世良田さんが蚊取り線香を準備して、道具の整備をしていました。9時には雨が上がるでということで、前回手入れを忘れた私のノコギリの錆びを落として準備をはじめました。

 そうしているうちに、下の方からなにやらかしましい声が・・・。久しぶりに川路さん率いる大阪軍団が、「出るとき、止んでたんや」と言って、登校されてきました。しばらく連絡が無かったので心配していましたが、お元気そうで安心しました。同時に市嶋さんから「どうしましょう」と問い合わせの電話がありましたが、川路さん達が来たということで、登校することになりました。


 そろったところでB竹林に入りました。まだ濡れて足元が滑るので東の境界の平らな場所で作業をすることにしました。男性組が伐採と玉切り、女性組は枝払いで、ちょうど良いペースです。やがて市嶋さんが到着、稲岡(喜)も到着し、竹材の整理の人手も出来て、上々のスタートでした。

 10時過ぎに休憩に入ろうとした時に、雨が降り出したので、雨宿りのため近くの小屋(ミツバチの巣がある木のところ)に移動しました。すると梶原さん、荒木さんが相次いで「雨が上がったので、出遅れたけど、来てみたんや」ということで、登校されてきました。いつものお菓子付き休憩時間もそこそこに、10時30分には作業を再開しました。

 10名もそろったところで、稲岡もチェンソーで伐採(当然写真無し)のペースを上げて、11時過ぎに伐採を終了、35本の竹材を確保出来ました。前回の放置した15本の竹材と合わせて50本を集積場に全員で運び、11時30分に作業を終了、A竹林の集会場(出荷場)に帰りました。



 全国林業改良普及協会から、竹林整備と竹利用に関する書籍企画(事例集)に竹の学校の活動を事例の一つに紹介したいということで執筆依頼を受けています。特に老若男女が多く集まり、かつフィールド活動だけに終らず、長続きしていることに関心があるとのことなので、わざわざ大阪から通ってこられる川路さん達にお聞きしました。
 美しい竹林に癒されるのはもちろんですが、やはりタケノコのご褒美が大きいとのことです。京たけのこが採れるようになってからは、自分達の竹林にプライドを持っていることもありそうです。~だから女性でも冬に一輪車で土入れの応援までされていたのでしょうね。
 それに私見ですが、前理事長をはじめとする川路さん達の「関西久徴会」という島根県の高校の同窓会の絆もあるようです。ここまで行くと、島根県民性まで語らねばならなくなってしまいそうですが・・・。ちなみに、私は和歌山出身なので、まったく関係ありませんが、関西久徴会の中のハイキング同好会の皆様のお仲間にいれて貰ってハイキングに参加しています。心の広い県民性のようです。

 美しい竹林とタケノコと人の絆で独自の活動が出来る(他の団体に依存しない)ことが「竹の学校」の基本でしょう。


               稲岡利春


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【本日の竹林風景】 Inaoka

 雨が上がったばかりでしたが、今日もB竹林に入りました。久しぶりの大阪からの女性メンバーの枝払いのおかげで、思ったより多く切り出しができました。今日の成果は35本で、水曜日に放置した11本+4本と合わせて50本を準備して、集積場に全員で運びました。来週は予定通り出荷できます。

・雨で休憩に入る前に記念撮影しました
・近くの小屋をお借りして雨宿りです
・竹の地下茎から竹の年がわかるらしいと研究中・・・


・伐採場から一時置き場へ約10mの移動中です。


・一時置き場から集積場へは、ご覧の通り人力です。約30mあります。
 年の若い順?ですが、だんだん元気になってるような気がしますが・・・


・光風美竹通りの上の集積場へ50本の運搬に約30分かかりましたが、人数が多いので比較的楽でした♪


・今日の成果50本です。先週の34本と
合わせて84本になっています。
・[おまけ]西側に新たな狐の巣穴です。掘り出された砂が真新しいです。






 

17 竹林日記   「気まぐれ天気に振りまわされる」 

 2013.09.04(水) 山 本 律

 

竹林日記  「気まぐれ天気に振りまわされる」  2013・9・04 (水) 曇→雨→晴→雨→曇…

 参加者:山本、塚崎、野本、辻井、世良田、稲岡、稲岡(喜)、梶原、小林。 [9名]


朝6時 空はどんより曇っているが、山はくっきり見えるし道も乾いている。これなら作業はできそうだ。
6時半 気がつくと雨が降っている。しかも半端な降りかたではない。これでは作業はできない、今日は休むことにしよう。
7時  いつの間にか雨がやんで日が差している。これは竹林に行かなくっちゃ。


9時前 上記の9人が竹林に入った。山本以外の8名は、B竹林で青竹の伐採。山本は、かねて気になっていた竹材の焼却窯の灰を取り除く作業。
  と思ううちに、またしても雨が降ってきた。山本はそのまま灰の取り出しを続けたが、だんだん雨足が強くなってきたので作業を中止して、集会場所に戻った。

B竹林に入ったメンバーも次々と戻ってきた。小林さんのシャツがびっしょり濡れている。
「それは汗ですか、雨ですか」
「雨です」
そんなやり取りをしているうちに、雨が本降りになった。
誰が言うとなく 「今日はあかんな」ということになって、10時に作業を中止して解散。
だが、帰り支度をして集会場所を出るころは、傘をささずに歩けるほどの小降りになっていた。


                  山 本 律


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【本日の竹林風景】 Inaoka

 お天気が良かったので、今日も早速B竹林に入りました。2組に分かれて伐採を開始しましたが、1時間ほどで雨が降り出したので、作業を中止しました。竹材は11本切り出しましたが、その場に放置したままとなりました。

・斜面で伐採する野本さんです
・雨が降り出したので、ただちに片付けに入りました


・倒した長い竹の全景を撮ろうとしたのですが・・・
・A竹林の屋根のある出荷場で休憩です。
 雨足が弱くなる機会を捉えて解散しました。


 


 

16 竹林日記   「今日で8月は終り、明日から9月」 

 2013.08.31(土) 山 本 律

 

竹林日記  「今日で8月は終り、明日から9月」  2013・8・31 (土) 晴

 参加者:山本、松本、野本、世良田、荒木、稲岡、市嶋、梶原。 [8名]


 今日で8月は終り、明日から9月

 8月も今日で終りというのに、何という蒸暑さか。午前11時の気温は29℃だったから、決して暑いわけではないが、湿度がものすごく高い。しかも風がないから汗が乾かない。シャツを着たまま蒸風呂に入っている気分だ。
 明日は9月1日、二百十日。立春から210日目というだけで、台風とは何も関係はないはずだが「二百十日」というとなぜか台風を連想する。この時期に接近あるいは上陸する台風が多いからであろう。今年も台風15号が近づいている。もっともすでに温帯低気圧になったようだが、この蒸暑さはこれが運んでくる湿った空気のせいである。

 台風一過というが、台風が過ぎ去ったあとの爽やかな秋晴れを連想させる言葉である。今度もそうなってほしいが、どうなることやら。何となくこのまま蒸風呂状態が続きそうな、わるい予感がする。

 前回と同じ、今日も枯竹を焼却する山本以外の7名全員が、B竹林で立命館中高校向けの青竹を伐採した。



 毎度のことだが、今回もアホかといわれそうな、クイズともいえないことを書く。

 日本では電話番号も車のナンバーも4桁で統一されていますが、次の数字は何と読めますか。中には、わるい意味の
ものも混じっていますが、お気になさらずに。

 ・1081 ・1616 ・1818 ・1888 ・2525 ・3783 ・4040 ・4256
 ・4646 ・4649 ・4696 ・4971 ・5087 ・5656 ・8349 ・8415
 ・8442 ・9841

読み方 ・入歯一本 ・いろいろ ・いやいや ・いやはや ・にこにこ ・皆破産 ・よれよれ ・死にごろ
     ・よろよろ ・よろしく ・白黒 ・よくない(山本の携帯電話)・これやな(山本の自宅電話)
     ・ごろごろ ・優しく ・はよ行こ ・はよ死に ・悔しい


                         八十二歳の老人の独り言 山 本 律


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【本日の竹林風景】 Inaoka

 山本さんの4桁数字をみて、我が家の以前の車のナンバーにもおもしろいのがあったのを思い出しました。
  ・8460~走ろうぜ!(つかまりそうな番号でした) ・1696~色黒(母はこの番号が嫌いでした)

 本日は台風の影響の雨でお休みのつもりでしたが、あいにく?曇り空でフルに作業ができました。
 今日も、B竹林で立命館中高用の竹材の出荷準備です。伐採場所を比較的伐採率の低い東の斜面に移動して、集積場も東の階段付近にしました。
 伐採はとにかく、最後の集積場への竹材運搬のころには、気持ちが萎えてきます・・・・。お疲れ様。

・珍しく、B竹林での休憩写真です
・休憩中のはずが、貯水タンクの点検?


・伐採場から集積場への急斜面です 
・集積場です。今日は34本準備出来ました。


・集積場を下の光風見竹通りから見ました。この角度からめったに見ませんが、B竹林も美しいですね。

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【管理人より】 本年8月末までのHPへのアクセス数です。 Inaoka


 1月  2月  3月  4月  5月  6月  7月  8月  9月 10月 11月 12月 合計
2013年 520 505 602 792 674 619 646 566 4,924
前年比 +124 +34 +69 +146 +32 +52 +72 +218 +747
2012年 396 471 533 646 642 567 574 348 429 504 392 337 5,839
前年比 +59 +75 -21 -89 +38 +84 +103 -21 +80 173 +33 +20 +534
2011年 337 396 554 735 604 483 471 369 349 331 359 317 5,305


 

15 竹林日記   「やっと猛暑が終ったか」 

 2013.08.28(水) 山 本 律

 

竹林日記  「やっと猛暑が終ったか」  2013・8・28 (水) 晴

 参加者:山本、松本、野本、世良田、荒木、稲岡、稲岡(喜)、梶原、小林。[9名]


 いつまで続くこの暑さ…と、うんざりしていたが、先日の雨を境に、さしもの猛暑もようやく終りを告げたらしい。
 だが油断はできない。暑さ寒さも彼岸まで、というから、いつまた猛暑がぶり返すかわからない。覚悟しておこう。
 それでも昨日あたりから空の色といい雲のたたずまいといい、いかにも秋を思わせる。おかげで今日は流れるほどの汗をかかずにすんだ。午後1時の気温が29.5℃、30℃を切った。でもこれがふつうだ。いままでが暑すぎたのだ。

 何度も言うが、私は暑いより、鼻水や涙が凍るほどても寒いほうが好きだ。



 今日は竹の焼却の山本以外、全員がB竹林で立命館高校向けの竹材の伐採。
 そのため私(山本)は雑談をする相手がなくて、一人孤独(?)に青い空と流れる雲を見ながら竹の焼却に没頭した。



 先日、暑いと熱い、暖かいと温かい、の二た通りの字の使い分けがあると書いたところ、早速反響があった。
 面白くなって、ほかにもないかと考えるうちに
 「たつ」には 立つ、起つ、経つ、発つ、建つ、絶つ、断つ、裁つ
 「とまる」には 止る、停る、留る、泊る
 「ねる」には 寝る、練る、錬る
 「くる」には 来る、繰る、刳る
 「おさめる」には 収める、納める、治める、修める、変ったところでは私の名前 律
 「やぶれる」には 破れる、敗れる
 「くだる」には 下る、降る
 「わかる」には 分る、判る、解る
 「とける」には 解ける、溶ける、熔ける、融ける、説ける、梳ける
 「こえる」にも、越える、超える
 など、たくさんの言葉があることに気がついた。

 そしてこれに当てはまる漢字がすべて違っていて、意味もまたそれぞれ違うことにも気がついた。
 日本語というのは不思議な、そして、わるく言うと曖昧な言葉である。日本人の国民性とは考えたくないが。


                         傘寿を越えた老人の独り言  山 本  律


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【本日の竹林風景】 Inaoka

 今日は、前回の市嶋さんに続き、久しぶりに梶原さんもお仕事の合間に、応援に駆けつけてくれました。感謝です。
 、比較的快適だったことと、B竹林に8人も入りましたので、ペースを上げて43本を切り出し、前回の雨の分の挽回も出来ました。また伐採した分、竹穂も山積みです。竹箒の材料を松本さんが丁寧に確保しています。

 高野竹工さんの都合で土曜日の出荷予定が今日になり、最後にトラックへの積み込み作業が入りましたので、さすがに疲れました。皆様、お疲れ様でした。
 しかし、これで予定より多い74本を出荷できたので、今週末、台風が来ても問題なしになりました。

 例によって、写真に写らない稲岡も仕事をしています・・・。念のため。

・B竹林の上段の広場で作業開始です
・竹材を運ぶ梶原さんです


・伐採中です
・伐採した竹です。長~い お付き合い
・切り出した竹材の一時置き場です


・竹材を切り出した後の付け根の部分です。竹あそびの竹筒に使う予定です。

・B竹林に玉虫が。生きてませんが・・・
・出荷を待つ74本の竹材です。
・積み込みが始まりました

・高野竹工の西田さんです
・得意のボランティアならでは人海戦術で、リレー輸送です


・4m下のトラックの待つ道路まで運びます

・積み終わりました。お疲れ~でした。
・終わったあとの休憩です。右は梶原さんの会津の美味しいお土産でした。


 

14 竹林日記   「雨とかわいい訪問客」 

 2013.08.24(土) 稲岡利春

 

竹林日記  「雨とかわいい訪問客」  2013・8・24 (土) 小雨

 参加者 : 小椋、市嶋、稲岡  [3名]

 来訪者:京都造形芸術大学 荒井さん・大塚さん


 今日は久しぶりの雨です。早速山本さんから、欠席メールが届きました。その後、雨よりさらに久しぶりの市嶋さんから、活動の問い合わせ電話がありました。訪問者があるし、ほとんど雨が降っていなかったこともあり、何名かは登校するだろうということで、登校頂くことになりました。市嶋さんは自分たちの管理竹林もあるのに、立命館中高部用の竹材の出荷と竹あそび用の竹筒の製作が始まることから、応援せねばと思ってくれていたようで、その気持ちが嬉しかったです。

 竹林入り口に到着すると、雨にかかわらず、京都造形芸術大学生の荒井さんと大塚さん(初対面)がすでに到着されていました。竹の学校を始めた動機などをお話している間に、市嶋さん、小椋さんも登校されてきましたが、雨が止まないので、伐採を諦め全員で懇談に入りました。



 学生さん達は、現在、授業の一環として、その土地の問題を解決するようなおみやげを制作し、地域活性化をめざすという「わがまちおみやげプロジェクト」に取り組んでいて、放置竹林についての啓発本と、手作り箸をセットにしたおみやげを考えており、その本に「竹の学校」の活動について掲載したいとのことでした。

 ヒアリングの内容は、活動を始めた動機、放置竹林への考え、竹の素材のよさ、今後活動を通して長岡京市がどのようになっていってほしいか などでしたが、竹の学校のパンフレットや「市長とのまちかどトーク」で話した内容を中心に説明しました。

・自然環境保護の観点から放置竹林の整備をスタート、たけのこ栽培が環境保全(水資源)にストレートにつながることから、たけのこ畑の復活をめざし、美しい景観の竹林を維持する今の活動となった。
 また、他の環境団体と違い、タケノコを栽培していることが経済基盤となり、長期活動につながっていると思う。
・放置竹林の整備(伐採)後の維持については、竹の獰猛な生命力から再放置すると数年で群生状態になる。
 美しい竹林を維持するには、(昔と同じ)タケノコを作るしかない。この場合でも間伐竹の処理が問題。
・孟宗竹は竹細工や竹工芸品には不向き。真竹に較べると柔らかい。
 素材としては、プラスチックや金属に置き換わって来た経緯があり、元(生活の道具に使用)には戻らないだろう。
・伐採竹の活用面では、竹炭、竹チップ、竹パレット、竹繊維など、いろいろ試行しているが、採算面に課題。
 無償ボランティアに頼らない処理方法としては、森林破壊の抑制もできる竹紙に期待。
・長岡京の美しい竹林はNHKの美の壺で「竹林は丹精込めた光の空間」と表現された管理竹林(たけのこ畑)なので、限られたボランティア団体では、多くの面積は期待できない。放置竹林の伐採は企業や学生のボランティアか、市の委託団体で行い、伐採後は一般市民に伝統タケノコ栽培を条件に無償貸与して維持していくシステムが夢。

 竹行灯に関心があるとのことだったので、竹行灯もお見せしました。芸術大の学生らしく、写真を撮ったり製作方法の質問などで結構時間を掛けました。
 最後は雨にかかわらず、啓発本に掲載するため、A竹林とB竹林に入り竹の撮影をして、帰られました。


 私の会社のデザイナーもそうですが、芸術系の学生ということで、長髪の青年の先入観がありましたが、普通のかわいい女性達で竹林が華やぎました。


             稲岡利春


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【本日の竹林風景】 Inaoka

 雨でしたので、今月末から出荷する立命館中高部用の竹材の切り出しは中止です。前回30本準備しましたので、来週の水曜日で挽回予定です。写真は来訪のかわいい芸術大生さんだけです。

・竹行灯の写真を撮っています
・訪問記念写真?です
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【連絡】 Komuku Inaoka

 21日例会日、世良田さんより西村さんが体調不良のため退会の報告がありました。
 西村さんには活動日以外でしたが長い間、放置竹林の伐採作業に貢献頂き、ありがとうございました。充分な静養をお願いします。

 皆様には、お手元の会員名簿の訂正をお願いします。


 

13 竹林日記   「2学期始る」 

 2013.08.21(水) 山 本 律

 

竹林日記  「2学期始る」  2013・8・21 (水) 曇・うす日

 参加者 : 山本、松本、野本、世良田、荒木、小椋、稲岡、稲岡(喜)。 [8名]


 8月3日は 市長と語る「まちかどトーク」だったので、正味20日間の「夏休み」だった。

 今年の暑さは例年になく長い。体温を超す気温は毎年あるが、来る日も来る日も、毎日が35℃以上の猛暑日というのは例がない。いつもならお盆が過ぎるとどことなく秋めいた気候になるものだが、今年は空の澄みようや雲のたたずまいは秋を思わせるのに、暑さだけは、これでもかといわんばかりの毎日である。ともかく今日から「2学期」である。
 もっとも2学期だからといって別に変ったことはない。山本以外の7名は、全員がB竹林で青竹の伐採にとりかかった。立命館高校の改築に使う竹材である。日限のある作業なので、一日に20本は伐採せねばならないという。

 山本は一人残って、相変らず枯竹の焼却。世良田さんが夏休み中にしておいてくれたのか、みな焼却窯に収まる長さに切ってある。おかげで作業が捗った。

 私(山本)も汗をかいたが、B竹林に入ったメンバーは、11時過ぎごろ全員が水をかぶったように汗みずくになって、疲れ果てた様子で戻ってきた。この暑さの中、お疲れ様でした。

 稲岡喜美子さんが冷やしたまくわ瓜を持ってきてくれた。この暑さの中で、冷えたまくわ瓜は何よりのご馳走である。口に入れると、ほどよい甘みのある水気がしみわたって、生き返った思いだった。ご馳走さまでした。



 例によって、全く異なった世界のことを書く。

 今朝の朝日新聞にこんな記事が出ていた。
 阪急京都線淡路駅の近くにある、淀川キリスト教病院の終末期患者を収容するホスピス(15床)は毎週土曜日の夕食は患者さん一人一人の希望を聞いて提供する。
 ということは15種類の食事を一人分づつ造るのである。記事を読むと、ふわふわのホットケーキの上にソフトクリームとイチゴ・生クリームを載せたもの、カツオとハマチの刺身・キュウリの酢の物・ご飯・吸い物・オレンジ、ばらずしと茶碗蒸し、冷やしたそうめんをガラスの器に入れて、お好み焼き、などがリクエストされるらしい。

 普段も6種類から選べる選択式だが、週1回、土曜日は患者のリクエストで、病院がメニューを提示するのではなく、患者が食べたいものを出す。さらに、酢加減はきつい目に、ガラスの器に入れてなど、味や盛りつけの希望もかなえる。細かいことを言えば、吸い物の種は何がよいか、ばらずしや茶碗蒸しには何を入れるかまで患者の希望を訊いているに違いない。

 私も女房も40年近く病院に勤務してきたが、この細やかな心遣いと、手間のかけようは驚嘆に値する。
 淀川キリスト教病院は、昔からユニークな病院として有名だったが、ここまでのことを実行するとは思わなかった。

 わるい典型だから言わなくてもいいと思うが、患者が病院のサービスに苦情を言うと、それを院長に伝えた看護婦長に
「患者の言うことなんか聞くな」と怒鳴りつけたり、自分の思うとおりにしない職員に
「誰から給料もろてる思うね」と言ったりする院長を私は知っている。淀川キリスト教病院の栄養士や調理師の爪の垢を煎じて飲ませたぐらいでは、あの院長の根性は直らない。


                         傘寿を越えた老人の独り言  山 本  律


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【本日の竹林風景】 Inaoka

 お休みの後の初登校日でしたが、今月末から出荷する立命館中高部用の竹材の切り出しをスタートしました。
 B竹林で伐採と玉切りと枝払いを手分けして2.7mの竹材を31本準備出来ました。

・15本程度の伐採ですが、暑いのでチェンソーを使いました。
・B竹林はたけのこ畑程の竹の間隔ですが、それでも倒れにくいです。
 やはり2人掛かりになってしまいます。


・玉切りチェンソー編です
・玉切り手切り編です
・払った枝の整理です


・枝を運んでいます
・本日、切り出した30本の竹材です。60本になると出荷します。


・B竹林への道路にある大木の割れ目のミツバチの巣です。
 結構、近づいて撮影しましたが、刺されませんでした・・・


 

12 竹林日記   「残暑お見舞」 

 2013.08.13(土) 山 本 律

 

竹林日記  「残暑お見舞」 2013・08・13 (火) 酷暑


 今年の夏休みが今日で1週間経ちました。なんとも言いようのない暑い毎日でした。よくぞこの暑さに合せたように夏休みを設定したものです。といっても、体温を越すほどの暑さは今年だけでなく毎年ありました。ただ今年のように連日の猛暑がなかっただけです。

 それでも最近はさすがにうだるような蒸暑さはなくなりました。青い空に白いうろこ雲が流れるのと風の涼しさは、やはり秋がそこまで来ているからです。
 あと1週間で2学期が始ります。間違っても熱中症になどならないよう気をつけましょう。



 方言というのか言葉遣いの違いというのか、昔、私がいた山形では気温が高いことを「暑い」と言わずに「暖かい」と言いました。汗を拭きながら「きょうはあったけえなあ」と言ったものです。「あつい」は「熱い湯」「湯が熱い」などというときだけです。

 そういえば、「あつい」も「あたたかい」も、暑いと熱い、暖かいと温かいの二た通りの字の使い分けがあります。この違いは、いつごろ、どんなときに生れたのでしょう。こういうことを研究している日本語学者は、たくさんいると思います。言葉の歴史を調べるは面白いものです。実を言うと、この「おもしろい」にも面白い言い伝えがあります。長くなるからここで書くわけに行きませんが。


                         傘寿を越えた老人の独り言  山 本  律


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【参考 涙の竹林風景】 Inaoka
  6/22に撮影した井ノ内の家庭菜園付近の竹(ハチク)の花のその後です。竹の花が咲くと枯れるというのは、話には聞いていましたが,見るのは初めてです。本当です!!
 孟宗竹のこの様な姿は見たくないですね。このあとどうなるのか、またお知らせします。

・中央の背の低い茶色の竹林がハチクです。左が管理竹林、
 中央奥が放置竹林です。
・近づいて見ると、ご覧のとおり枯れています。


 

11 竹林日記   「・・・でも頑張っています Part3」 

 2013.08.07(水) 稲岡利春

 

竹林日記 「・・・でも頑張っています Part3」   2013・8・07(水) 雨のち曇り

 参加者: 澤、稲岡
 訪問者: 長岡中学 宮澤さん

 今日から夏休みということで、作業日ではありません。
 長岡中学教員の宮澤さんより、竹林の見学の申し入れがありましたので、9時に「こらさ」で落ち合って、長法寺竹林に入りました。

 宮澤さんにはやぶ蚊の餌食にならないよう、長袖でと連絡してありましたので、長袖シャツで登校頂きました。今日は、猛烈に暑くなり、お疲れさまでした。

 澤さんが、夏休みに入ったのをご存じなく、登校してきました。小学校でも、こんな生徒さんはいないのではとは言いませんが、おかげで、この時期では珍しい「キヌガサダケ」を発見して頂き、中澤さんに見てもらう事が出来ました。

 A竹林では、発生年の数字の書かれた竹と、13とかかれた竹がもう1人前になっていることなどが、珍しかったようです。椎茸の栽培、タラの芽の自生や、竹林の秋で落ちた枯葉で覆われた、土の見えない竹林風景を説明しました。またコンサート会場跡、水禽窟、遊歩道、竹垣の道などの竹林を一般の人に親しんで貰える活動も説明しました。
 C、B竹林も案内し、管理竹林と間伐竹林の違い、伐採竹の処理なども説明しました。

 澤さんと竹行灯の材料を確保するのと、放置竹林での伐採も見ていただくために、金が原竹林にも入りました。ここは、朽ち竹の除去と枯れ竹の伐採をしただけで、日差しが入らないのであまり暑くなかったです。
 「美の壺」で撮影された、一番奥の朽ち竹で足の踏み場もない状況と、切っても倒れないので、2人で引きずって倒す伐採の様子を見ていただきました。また、伐採した竹の枝払いが必要なこと、住宅地が近接し、竹の焼却作業が出来ないことなどを説明しました。



 宮澤さんは11/4(金)に長岡中学の郷土学習として、竹を5つの分野に分けて調べた生徒の発表会を予定しており、この日の講演の依頼に来られたとのことでした。竹の学校は放置竹林整備のボランティア活動を、また藤下さんにも農家の立場で講演をお願いされたとのことです。
 先日のやわたでのミニ講座の反省を生かしたいと思います。


              稲岡利春


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【本日の竹林風景】~Inaoka

・小ぶりですが、A竹林のキヌガサダケが出ました
 宮澤先生は運が良いですネ
・少し光の入る金ヶ原竹林です
 放置(原生!)地区の手前の所です
・竹行灯用の竹材を運んで頂きました
 先生を使ってしまいました


・入り口の枯れ竹置き場です。きれいに積み上げていたはずですが、このように。
 澤さんによると、犯人はイノシシとの推理でした。
 カブトムシの幼虫などを食べるために、崩したらしいです。


 

10 竹林日記   「まちかどトーク」 

 2013.08.03(土) 山 本 律

 

竹林日記  「まちかどトーク」 2013・08・03 (土) 晴

 参加者 : 山本、塚崎、野本、錦織、世良田、荒木、稲岡、高橋、多田、市嶋。 村山(てくてく)。  [11名]



 市長と語る「まちかどトーク」 ── みんなの手で美しい竹林のまちを守るためには
 10時30分~12時 こらさ 1階 学習室

 一昨日(水曜)の作業日は何だったのかと思う青空である。風があるので汗をかかない。
 今日の「まちかどトーク」は、私たちが意見や希望を市に伝えるというより長岡京市の市政方針と実績を、市民である私たちに直接話す場だったといってよい。そして私たち「竹の学校」の活動が評価されていると思った。

 同時に私たちが懸念している若いメンバーの確保、つまり竹林整備活動のPRは、これは私たちがせねばならないことだとも思った。『広報長岡京』の「募る」ページに募集広告を出すのも一つの方法ではないか。ただ、あのページに写真が出せるかどうかを確かめておかねばならないし、『広報長岡京』は長岡京市の広報誌だから「竹の学校」のホームページのようなもが出せるかどうかが問題だが、ダメもとで確かめる必要がある。「そんなん誰がすんね」と他人ごとみたいなことを言っていてはだめだ。できるかどうか、全員が手分けして確かめよう。

 今日はいつものムダ話しは休みます。


                         傘寿を越えた老人の独り言  山 本  律


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【08/03 まちかどトーク】 Inaoka

 「まちかどトーク」がAM10;30からだったので、AM9:00~10:00は竹林で過ごしました。竹林には世良田さん、野本さん、荒木さん、塚崎さん、錦織さん、村山くんが集まってきました。

 竹林の手入れをするつもりの人は、いつもの長袖シャツを着ていましたが、私は「まちかどトーク」に出るだけのつもりだったので半袖シャツを着ていき、やぶ蚊の洗礼を受けてしまいました。

 「まちかどトーク」の内容と状況は、「長岡京市のホームページ」に掲載されるので、それまでお待ち下さい。私達の提案や意見に対し、市長の回答が長いので、頭の中でうまく要約できませんでした。たくさんの市役所のスタッフの方がうまくまとめられる公式議事録の方がよいと思いました。
 夢の半分くらいは伝わったことと思いますので、議事録が楽しみです。



★長岡京市役所のホームページに「まちかどトーク」の議事録が掲載されました。丁寧な議事録ですので、是非見て下さい。以下のリンクから閲覧できます。~8/30 Inaoka

 また、市役所の北川さんより写真が届きましたので掲載しました。~9/2 Inaoka

  http://www.city.nagaokakyo.lg.jp/0000003397.html



・市長のご挨拶。なんと「竹あそび」のTシャツです!
 上の拡大写真をご覧下さい!
・理事長(私)の挨拶です。例によって緊張!


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【08/04 こども地域体験塾@やわた】 Inaoka

 「やわた流れ橋交流プラザ四季彩館」で行われた「こども地域体験塾@やわた」に行ってきました。
 小学校3年生以上とその保護者を対象に、蕎麦打ち体験や竹細工・木工教室やミニ講座を行うイベントです。このミニ講座で「放置竹林問題」の講演依頼をお受けしていました。

 直前情報で小学生8名くらいと聞いていたのですが、主催者が動員を掛けたためか、宣伝に持っていった「竹行灯」を見て、竹細工・木工教室のボランティアの方達などの参加を頂けて30名くらいになりました。

 子供向けなのに、「放置竹林問題」ということなので、「活動を息永く続けるために」「楽しく活動するために」を説明しようとしました。理解が難しい上に、目に入るのが期待通りにうなずいてくれる大人たちですので、ついいつもの調子になってしまいました。気がついたら、最前列の子供は睡眠状態。

 大反省です。以前あった週間こどもニュースの池上彰のお父さんくらいの取り組みをする必要がありました。または、本意ではないですが、子供らしいテーマ、当学校の竹林講座”たけのこ”レベルにしたほうが良かったかも。


・やわた流れ橋交流プラザ四季彩館
・ミニ講座の後の竹細工・木工教室の様子です
 子供は、こっちの方が楽しそうです

・パート3ミニ講座の「放置竹林問題」の講演です







★「こども地域体験塾@やわた」へのリンクはここです。

    https://www.facebook.com/yamashiro.npo

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【管理人より】 本年7月末までのHPへのアクセス数です。 Inaoka


 1月  2月  3月  4月  5月  6月  7月  8月  9月 10月 11月 12月 合計
2013年 520 505 602 792 674 619 646 4,358
前年比 +124 +34 +69 +146 +32 +52 +72 +529
2012年 396 471 533 646 642 567 574 348 429 504 392 337 5,839
前年比 +59 +75 -21 -89 +38 +84 +103 -21 +80 173 +33 +20 +534
2011年 337 396 554 735 604 483 471 369 349 331 359 317 5,305


 

09 竹林日記   「竹を歌った歌」 

 2013.07.31(水) 山 本 律

 

竹林日記 「竹を歌った歌」   2013・7・31(水) うす曇 ・ 蒸暑い!

 参加者 : 山本、塚崎、松本、野本、窪田、錦織、辻井、世良田、荒木、小椋、竹内、稲岡、高橋、小林。 [14名]

 陽射しはあるが、ごく狭い範囲だがときどき雨がぱらついて山がかすんで見えない。霞という優雅さはどこにもない。強いて言うなら、湯気がいちばんぴったりする。しかも風が全然ないから汗が乾かない。湯気の中で全員汗みどろの作業である。

 それでも今日は7月31日。明日から8月、…夏も終り。と言いたいが、この蒸暑さが終るという保証はどこにもない。
せめて風でもあれば少しは助かるのだが。

 その湯気の中で、松本さんが竹箒の柄を作るため、細竹を火であぶっている。20本近くの細竹を火であぶって、今日はこれができた、と満足している。人に言われてできることではない。とはいうが、人に言われて作業をしているメンバーは誰もいない。すべて自分の意思で仕事をしている。まさにボランティアである。



 お知らせを二つ
 ◎今度の土曜日 8月3日に、市長が出席して「まちかどトーク」が、10時30分から「こらさ」で行われる。
  竹林整備の今後のあり方、問題点を話題に、我々の目標、希望、長岡京市の考え方、方針などを話し合う。
  開始時刻が10時30分なので、当日は竹林作業はできないから、そのつもりで参加してください。
  そんなことなら今度の土曜日は竹林を休もう、はダメです。竹林作業がないだけで、竹の学校の登校日です。

 ◎8月7日(水)から17日(土)までの10日間は、竹の学校の夏休みです。
  2学期の作業開始は8月21日(水)からです。2週間、のんびりと英気を養ってください。



 雑談を一つ。
 7年前、私が「竹林友の会に入った年、杉谷さんが「竹を歌った歌がない」と言われて図書館で調べたことがある。

 確かに少なかった。ようやく見つけたのが 明治34年7月、佐々木信綱作詞、瀧廉太郎作曲の「幼稚園唱歌」一つだけだった。
 曲はともかく、歌詞がすごい。こんな唱歌(幼稚園児を対象にした歌だから童謡といってよい)を幼稚園で歌わせていたのかと思う。同時に、当時の人が竹藪に持っていた印象がどのようなものかがわかる。

    すずめ 雀 今日もまた
    くらいみちを 只ひとり
    林の奥の竹籔の      (昔は草薮と竹籔を使い分けた)
    さびしいおうちへ
    歸るのか         (歸は帰の旧字)


                          傘寿を越えた老人の独り言 山 本 律


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【本日の竹林風景】~Inaoka

 今週末(土)は「市長と語るまちかどトーク」に全員参加するので、今日が夏休み前の最後の作業日となりました。雨が降ったり止んだりしましたが、その分気温も上がらず(28℃くらい)、皆さん思い思いにやり残し作業をしました。
 写真がありませんが、世良田さんが、立命館中高部の竹材用の直径を測るため、外周測定変換メジャーを製作していました。竹の断面は楕円のため、直径測定のばらつきを抑えるため、外周を測定しようということにしています。
 
 総会議事録に、ようやく議長と署名人3名の署名・捺印が終わりました。近日に小椋さんから配布・郵送されます。
 

・物置の備品整理いのちの野本さん
・松本さんが竹箒の柄の油抜きをしています
・仕事をしている錦織さんと塚崎さん

・草刈中の小椋さんと野本さん
・高橋さんが花壇に花を植えています
・右の花壇にコスモスが増えました



 

08 竹林日記   「記憶の無駄遣い」 

 2013.07.27(土) 山 本 律

 

竹林日記 「記憶の無駄遣い」   2013・7・27(土) うす曇・蒸暑い

 参加者 山本、野本、窪田、錦織、澤、辻井、辻井(ひ)、世良田、荒木、竹内、稲岡、稲岡(喜)。
      村山(てくてく)。[13名]

 真夏というのは、ジリジリと焼けつくような陽射しのはずだが、今日は、照るでなし曇るでなしのどっちつかずで、やたら蒸暑いだけの、一番いやな天気だ。数日前の秋を思わせるあの爽やかさは何だったのか。

 「きょういく」「きょうよう」ではないが、今日は竹林に行って(何か)用をしよう、にふさわしい日だった。
 雨ざらしになっていたブルーシートを畳んで倉庫にかたづける人。カンファレンス場の屋根を竹枝で作る人。竹林の雑草を刈る人。このくそ暑い中で枯竹を燃やす男。それぞれ「きょうよう」のある人たちばかりである。



 何でこんな話をするのか、自分でもわからない。明け方に見た、文字どおりの夢物語である。
 円周率というのは、普通は 3.14で十分である。だが円周率は自然界でも稀な無限級数の一つだという。
 3.141592653589793238462643383279……
 まだまだ続く。最近はコンピューターでものすごい桁数まで出すらしいが、私が知っているのはここまでである。
 これの覚え方がある。
 産医師異国に向こう産後厄無く産婦御社に虫散々闇に鳴く
    3 1 4 1 5 9 2 6  5   3 5 89 79  3 2 3846 2 6433  83 2 79


 これに似たものに循環小数がある。一番わかりやすいのが 1÷3=0.333…(略して 0.3)。そして循環小数はすべて分数になるという。1÷3は 1/3 と書くことができる。
 こんなこと知ってどうすんねと言われそうだが、いったん覚えたものは人為的に忘れさせることはできない。称して「記憶の無駄遣い」という。



                          傘寿を越えた老人の独り言 山 本 律

[ご参考]
π=3.
1415926535 8979323846 2643383279 5028841971 6939937510 5820974944 5923078164 0628620899 8628034825 3421170679 
8214808651 3282306647 0938446095 5058223172 5359408128 4811174502 8410270193 8521105559 6446229489 5493038196 
4428810975 6659334461 2847564823 3786783165 2712019091 4564856692 3460348610 4543266482 1339360726 0249141273 
7245870066 0631558817 4881520920 9628292540 9171536436 7892590360 0113305305 4882046652 1384146951 9415116094 
3305727036 5759591953 0921861173 8193261179 3105118548 0744623799 6274956735 1885752724 8912279381 8301194912 
9833673362 4406566430 8602139494 6395224737 1907021798 6094370277 0539217176 2931767523 8467481846 7669405132 
0005681271 4526356082 7785771342 7577896091 7363717872 1468440901 2249534301 4654958537 1050792279 6892589235 
4201995611 2129021960 8640344181 5981362977 4771309960 5187072113 4999999837 2978049951 0597317328 1609631859 
5024459455 3469083026 4252230825 3344685035 2619311881 7101000313 7838752886 5875332083 8142061717 7669147303 
5982534904 2875546873 1159562863 8823537875 9375195778 1857780532 1712268066 1300192787 6611195909 2164201989 
まだまだ続きますが・・・

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【本日のミーティング】~Inaoka

 今日も、朝一ミーティングをしました。主な連絡事項は以下の通りです。

・総会で説明した、本年度の事業計画と作業担当を掲示。確認して不都合があれば、申し出て下さい。

・8/3(土)の「市長と語るまちかどトーク」は、登校後、全員で参加する。 10:30~12:00 於:こらさ です。

・立命館中高部への竹材供給作業は夏休み明けからB竹林で着手します。
 第1回出荷は8/31で2週間ピッチで4~5回出荷します。
 立命館中高生が自分たちの手で竹材を造ることに関心を持っており、9/28(土)と10/26(土)の2回作業応援に来ることを希望しているとのことなので、人数は調整中ですが対応予定です。
 立命館は土曜日午前中の授業が終わってからになるということなので、この日は竹の学校も午後登校に変更して対応することを会員の方に了解頂きました。

・7/19(金)に、MKタクシー殿の依頼で澤さんと世良田さんが竹行灯の展示に行かれました。非作業日の上、夜遅くまでお疲れ様でした。先方に感謝されなかったのか、多くを語りませんでした・・・。来年は中止かも。


【本日の竹林風景】~Inaoka

 蒸し暑い中、お疲れ様でした・・・・。今日も竹林の気温は32℃レベルでした。

・地道な下草刈りです。けど何か楽しそう。カメラに愛想して頂きありがとうございます。


・刈った下草を掃除中です・枯れ竹焼却とブルーシートの整理です


・倉庫の補修ではありません。
 右のベンチの日除けだそうです。

・以前(ものづくり日本編で)作り変えていたベンチに背もたれが付いています



 

07 竹林日記   「雨でも頑張っています Part2」 

 2013.07.24(水) 稲岡利春

 

竹林日記 「雨でも頑張っています Part2」   2013・7・24(水) 雨のち曇り


【竹林】
 今日は9時過ぎ迄雨が降ったせいか、竹林への登校は世良田さんと稲岡だけでした。
 世良田さんは下草刈りに行きましたが、稲岡は、8/4(日)の「こども地域体験塾@やわた」の講演準備もあり、早々に引き上げました。



【「まちかどトーク」市役所との第2回打ち合わせ】13:00~15:30 於:こらさ
 6/17(水)(この日も雨でしたが)の、第1回に引き続き第2回打ち合わせがありました。
 市役所からは、情報広報課長の川上さん、農林振興課主幹の井ノ上さん、同主査の北川さん、
 竹の学校からは世良田さん、野本さん、稲岡に加え、女性の意見もということで、高橋さんにも参加頂きました。

 8/3(土)の「市長と語るまちかどトーク」本番では、市長のご挨拶の前に苦手な挨拶(理事長)があるとかで、気が重くなってきました。

 テーマは「みんなの手で美しい竹林のまちを守るためには」ということで、こちらの方は日々の活動に直結しているので、活発な意見が期待できそうです。
 具体的には、会員の高齢化による活動範囲の縮小、タケノコ農家の後継者問題・伐採竹林の維持問題をシステムで解決出来ないか、子供たち・市民に放置竹林問題の認知が少ない、竹林を守る市外のボランティアの積極的受け入れ、長岡京のシンボルとしての竹林の小径の提案などが出ました。
 本番は、司会の井ノ上課長の導入に合わせて、順次提案して行きましょう。

 情報提供として、長岡京に移設する立命館中高への竹の内装材の提供と、立命館中高生の竹林活動(伐採、枝払い、搬出)を9/28(土)と10/26(土)の午後作業を計画中であることを説明しました。長岡京と竹の繋がりの広報に一役立ちそうなので、京都新聞の取材があるかも知れないとのこと。

 市長とお話が出来る貴重な機会ですので、会員の方は当日作業のあと、全員で参加しましょう。



【竹の学習テーマについて相談】20:00~21:15 自宅
 長岡中学教員の宮澤さんから、2学期に郷土学習の一環で竹について取り上げたいと相談がありました。5クラスで、竹に関するテーマに取り組むとのことです。
 竹の学校には、11月頃に放置竹林整備への取り組みの講座をお願いしたいとのことで、例によって子供と環境の2つのキーワードでお受けすることにさせて頂きました。

 長岡京の放置竹林はタケノコを採るために造られたタケノコ畑であること、それが森林整備には少ない地主問題が存在し、単純にボランティアが入れないこと。伐採竹の処理として竹の学校では竹炭作り、竹工芸があるが、需給も合わず、売り先もなく採算ベースには程遠いこと。他力では竹チップ、パレット材等の直接利用するものと高度な繊維化などいろいろ試行中だが、ビジネスモデルとしては成立していないことなどをお話しました。
 その他、参考用に杉谷さんの著書「京たけのこが教えてくれた」や竹フォーラムに使ったプレゼン資料、NHK提供の「美の壺」のDVDをお貸ししました。

 宮澤さんは長岡京に来たばかりで、神戸で記者をしていて、教員に転職したということです。学校のテーマ教育とは一味違った視点の活動に期待したいです。


              稲岡利春



 

06 竹林日記   「白い家」 

 2013.07.20(土) 山 本 律

 

竹林日記 「白い家」   2013・7・20(土) 晴

 参加者 [10名] 長法寺:山本、塚崎、竹内、稲岡(喜)。村山(てくてく)。[5名]
            野 山:野本、世良田、荒木、小椋、稲岡。       [5名]



 いつも思うが、昼の25℃は涼しく感じるのに夜中の25℃は暑くて寝苦しい。体感温度は気温と一致しないらしい。今朝は明け方寒くて4時ごろ目が覚めた。7時の気温22℃。空が青くて風が涼しくて、7月なのに秋の気配を感じる。風の音にぞおどろかれぬるである。

 久しぶりに、長く続いた飛行機雲を何本も見た。いつまでも飛行機雲が消えないのは上空の湿度が高いためである。ならばこの天気も長続きしないのではないか。(山本気象台のええかげんな天気予報)



 今日は野山竹林組が8時半早々に出発して、帰ってくるのが午後3時という。稲岡さんが途中で帰ってきて
「昼食抜きで作業してます」
 と言い残して戻って行った。ツバキエマソンの依頼で、暑さ防ぎに日陰を作るための青竹を伐採しているのである。

 長法寺竹林組は、ぜひしなければという作業がないので竹林の除草やサバエ刈、花壇の手入れ、竹の焼却で終った。
 稲岡喜美子さんが、草とも木ともつかないものを大量に焼却場に運んできた。
「これなに」と聞くと「独活、独活の大木」という答が返ってきた。
「ははぁ、わしみたいなやつか」 そんなやり取りで時間をすごした。



 またまた、愚にもつかない無駄口をたたく。
 地中海から大西洋に出るジブラルタル海峡。北側はスペイン、南側はアフリカのモロッコ。
 そのモロッコに、カーサブランカ(日本ではカサブランカ)というところがある。カーサは家、ブランカは白だから「白い家」という意味になる。街が白い壁の家ばかりなのだろうか。

 第二次大戦中に、英国のチャーチル首相と米国のルーズベルト大統領が終戦処理の協議をするためカーサブランカで 秘密会談をした。
 それをドイツのスパイが知ってドイツ政府に通報するとき、チャーチルとルーズベルトがホワイトハウス(白い家)で秘密会談をしたと打電した。ドイツが戦争に負けたあとそれが世界各国に知れわたって、ドイツは赤恥をさらした という。
 ドイツにしてそれなら、当時の日本の秘密情報の伝達レベルはどの程度だったのか、想像するにあまりある。

 明日は参議院選挙の投票日。何をさしおいても投票に行きましょう。


                          傘寿を越えた老人の独り言 山 本 律


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【本日の竹林風景】~今日はツバキエマソン殿へ納品する竹すだれの出荷日です Inaoka

 今日は、5名で野山竹林に入りました。斜面での作業に気後れしたのか(失礼!)、土曜日にかかわらず少し不安な人数です。実際の作業は1本ずつ積み込むので、2+2名作業が最も効率が良さそうでした。ツバキエマソン殿から配車された2トン積トラックが到着したので、9時過ぎに積込作業が開始できました。積み込み30分、トラックの野山竹林、ツバキエマソン往復が60分で70本、80本、70本と3回出荷して、野山竹林での作業が12寺45分頃に終了しました。
 運転手さんの依頼で昼食を遅らせて作業した分、早く終わることが出来ました。暑い中、お疲れさまでした。
 
 後で聞いた話では、ツバキエマソン殿でのトラックからの荷卸し作業は30人も掛けているとか。うらやまし~。こちらは平均68歳で、竹の学校では若い方の5名でした(涙)。

 余談ですが、写真ではよく分かりませんが、このトラックのガードフレーム(キャビン後の鳥居)が変形しました。
 竹材1本30kgとして70~80本で約2~2.5トンとなりますが、積載量2トンに対し問題ありません。写真の積み方だと、ガードフレームに約1.25~1.5トン掛かります。これに山道での上下振動加速度を2Gと仮定して、2.5~3トンの荷重がガードフレームに掛かります。
 設計者には悪いですが、この程度なら通常の使用条件と考えているはずですので、少し、強度の余裕がないようです。木材輸送用に、専用の強化ガードフレームが準備されているのかも知れませんが・・・。

・第1回目の積み込み作業です。


・明るく、暑いですが思ったより爽やかな最後の積み込み作業風景です。合計210本出荷しました。


・210本出荷した伐採竹置き場です



 

05 竹林日記   「マヨネーズ」の由来 

 2013.07.17(水) 山 本 律

 

竹林日記  「マヨネーズ」の由来  2013・7・17(水) 晴 蒸暑い

 参加者 [14名] 長法寺 : 山本、塚崎、窪田、澤、辻井、小椋、稲岡(喜)、高橋。[8名]
           野 山 : 野本、世良田、荒木、稲岡、梶原、小林。[6名]



 気温はそれほど高くはないが湿度がむちゃくちゃ高い。その上、風がないから汗が乾かない。眼鏡の縁に汗が溜ってしょっちゅう眼鏡をはずして流れる汗を拭かねばならない。一番いやらしい天気である。

 14名のうち6名が野山竹林に出向いたので長法寺竹林に残ったのは8名。野山竹林の様子はわからないが、長法寺竹林は人声もなく物音もせず、森閑としている。

 この間から、ミーティングが作業開始の前に行われるようになった。思えばこれが本当だ。今日は何をする予定か、誰が来るかといったことは、作業を始める前に周知せねばならないことである。



 またしても、アホらしいことを書く。
 私(山本)はたこ焼きが好きで、よく食べる。中途半端な時間だとそれが昼めしの代りになったりする。
 以前はこんなことはなかったが、最近は必ずといってよいほど「マヨネーズはどうします」と聞いてくる。
 若い人はマヨネーズをかけて食べるらしいが、年寄りの私は、たこ焼きはプレーンなほうがよいから
「たれとカツオと海苔だけでええ」
 と注文する。私的には、これがたこ焼きだ、と思う。

 それはともかく、マヨネーズというのは、もともとどこの食べ物なのか。なんで「マヨネーズ」というのか。
 地中海のスペイン領にバレアレス諸島という4つか5つの島があって、その中にメノルカ島という島がある。日本にもミノルカ種というニワトリがいるぐらい鶏の多い島である。同時に島全体がオリーブで覆われているといってよいほどオリーブオイルを産出する島でもある。当然ながら、その島の料理は鶏卵とオリーブ油で調味される。

 いっぽうメノルカ島に マオンという港があって、メノルカ島で産出するソースはマオンから「マオネッサ」としてフランスに向けて輸出された。マオネッサはフランス風に味をつくりなおして「マヨネーズ」になったのではないか。
 しかしいま世界で一番マヨネーズを食べているのは、アメリカと日本のような気がする。フランス料理にマヨネーズといわれてもしっくりしないし、似合わない。

 元首相の吉田茂の子息に吉田健一という人がおられた。雑学博士といってよいと同時に、食道楽として有名である。いまの話は、大昔吉田健一氏が、何かの食品関係の新聞広告に書いていた話の受売りである。


              傘寿を越えた老人の独り言 山 本 律


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【本日の竹林風景】~今日は伐採風景を動画を撮影しました。近日中公開予定! Inaoka

 今日は、6名で野山竹林に入りました。気温は曇りのせいか、30℃レベルのおかげで、正味1.5Hで45本を頑張って切り出すことが出来ました。

 ようやく、土曜日のツバキエマソン殿へ納入する竹すだれの本数(200本)を確保することが出来そうです。
 土曜日はAM8:30~15:00の予定で出荷しますので、よろしくお願いします。

・伐採竹を積み上げています
・伐採風景です

・新人の小林さんです
・本日の成果です


 

04 竹林日記   「きょういく」と「きょうよう」 

 2013.07.13(土) 山 本 律

 

竹林日記  「きょういく」と「きょうよう」 2013・7・13(土) 曇 午後から雷雨

 参加者 : 山本、松本、野本、澤、辻井、荒木、小椋、稲岡、稲岡(喜)、市嶋、梶原。村山(てくてく)。 [12名]



 言葉は同じだが、教育と教養ではなく「今日行く」と「今日は用がある」だという。
 仕事をリタイアしてすることがなくなって「今日はどこにも行くところがない」、「今日は何もすることがない」とぼんやりした毎日を送っていてはダメだ、の意味である。
 それを思うと、今日は竹林へ行く日だ、竹林であれをしよう、あれをせねばと「きょういく」と「きょうよう」のある私たちは幸せである。しかも誰かに命じられてするのでなく自らの意思でする。

 ということで、松本さん、梶原さん、市嶋さん、村山さんの4人はB竹林の整備、A竹林に残った人たちは、作業小屋(集会場)の屋根作り、会計処理、通路の雑草取り、枯竹の焼却と、それぞれの、しかも必要な作業をしている。
 今日は湿度が高くてむしむしするが、日差しがなくて風があるので、熱中症にもならずにしのげる。竹林だからこそである。



 まったくの私事(わたくしごと)を書く。

 昨日、7月12日は小生の誕生日だった。娘は仕事があるので私と女房と二人で、錦市場の「伊予又」という寿司屋でビールを飲んで寿司を食べた。伊予又は20年近く付き合いのある寿司屋である。私と女房の年齢を聞いて、おかみが
「お幸せですねえ、うらやましいですわ」
 と、まんざらお世辞でなく言った。

 余談だが、伊予又は一時高島屋にも店を出していた。先代のおかみが「うちぐらいの店が手を広げたら、味も品質も保てへん」と言って、いまは錦の店だけである。すばらしい決断だと思って、それ以来の付き合いである。
 私たち夫婦は、昨年結婚50年を迎えた。世に言う「金婚」である。金婚などと大げさなことを言うのは50年も一緒に暮らすのは稀なことだからかもしれない。私にすれば、お蔭さまとしか言いようがない。いつぞやも書いたが、まさに「ケ セラセラ なるようになる」である。あと何年続くかは神のみぞ知る。


            傘寿を越えて82歳の老人の独り言  山 本 律


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【本日の竹林風景】~Inaoka

 今日は、京都造形芸術大学の学生さんが来られるということで、野山竹林入りは中止して、半数はB竹林に入りました。結局学生さんは、到着できず、後日リターンマッチすることになりました。

 気温が36℃を超えたら作業を中止しようと提案しましたが、曇りのおかげで、32℃程度でした。それでも動くと汗だくです。

・まったりした長法寺組のミーティングです。
 MKタクシーさんのそうめん流しの竹樋の
 お礼のお菓子を頂きました。
・B竹林への道路わきの新たな狐の横穴です。
 人が通る道路わきの大胆な場所です。本物?


・梶原さんが運搬車が通れるよう
頑張ったB竹林への道路です。

・B竹林組の伐採竹の整理風景です。


 

03 竹林日記   「極楽のこぼれ風」 

 2013.07.10(水) 山 本 律

 

竹林日記  「極楽のこぼれ風」 2013・07・10 (水) 晴れ

 参加者:15名 長法寺  山本、塚崎、野本、窪田、錦織、澤、辻井、竹内、高橋、小林(千)。[10名]
          野 山  世良田、荒木、稲岡、梶原、小林。[5名]



 5月15日に見学にこられた小林幸一さん千代子さんご夫妻が今日から会員になられた。幸一さんは1948(昭和23)年生れである。お二人の竹林作業を期待する。

 梅雨が明けたとたんに暑くなった。京都市内は36、7℃らしいが拙宅の温度計は33℃。まわりを竹林に囲まれているためだと思う。長岡京は住みよいところである。先日も光風台のバス停でバスを待っているとき、光風台にお住まいのご婦人と「長岡京は、いい意味での田舎ですよ」と話した。京都市内に15分か20分、大阪にも40分もあれば行けて、しかもこんなに緑の多い街は、そうザラにない。



 今日は野山竹林とふた手に分かれたこともあって、長法寺竹林は閑散としている。MKタクシーからの依頼による、そうめん流しの竹樋と汁椀づくりぐらいだったのではないか。

 一方、野山から帰ってきたメンバーは全員汗びっしょりで疲れた顔だったから、しっかりと作業をしたようである。



 さっきも言ったが、暑いことは暑いが猛暑(35℃)ではない。椅子に座っているとどこららともなく風が流れてきて、気持がいい。こういう風を「極楽のこぼれ風」と言うらしい。
 だが、この言葉を知っている人が、ほとんどいないらしいことに最近気がついた。という私も、女房が口にするのを聞いて知ったようなことだが、女房は高校時代に、中京区に住んでいる友達が言うのを聞いて、きれいな言葉やなあと思ったという。

 「極楽」は、風が涼しくて気持がよいから言ったことだとしても、「こぼれ風」という表現は何とも言いようがないほど美しいというか風情がある。こぼれるは流れるに通じる。こぼれ風は風が吹くのではなく、流れるのである。
 京都の街なかでは古くから門掃きと打ち水が習慣になっていた。坪庭に水を撒くと風が立って部屋の中に涼しい風が流れる。京都では、庭の打ち水は客へのもてなしだったという。

 極楽のこぼれ風と打ち水は、どこかでつながっていそうに思える。東京の人にはわるいが、東京(江戸)にはこういう風情のある文化はない。


            傘寿を越えた老人の独り言  山 本 律


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【本日の竹林風景】~Inaoka

 ツバキエマソン殿への竹すだれ出荷日が近づいてきているので、野山竹林に4人で入りました。世良田さんの思いより少なかったようですが、10本位伐採しました。あと1回は伐採する必要がありそうです。今度は、雨よりも暑さが不安です。

・随分明るくなった野山竹林です
・前回の伐採竹の運び出しです
・チェンソーで伐採しました

・伐採風景です。ロープを使って倒し方向をコントロールしています
・枝払いと伐採竹の整理です










・そうめん流し用の半割り竹樋4本です
・梶原さん製作の竹行灯(看板)です。
 台風がくる前に撮影することにしました


 

02 竹林日記   「蒸暑いが風のある竹林」 

 2013.07.06(土) 山 本 律

 

竹林日記  「蒸暑いが風のある竹林」 2013・07・06 (土) 晴れ

 参加者 :山本、塚崎、松本、野本、窪田、錦織、澤、原、辻井、辻井(ひ)、荒木、小椋、梶原。
       村山(てくてく)。 [14名]

 来訪者 : TBSラジオ取材 3名
       古澤さん引率の下京区役所屋上の緑化計画調査・見学 8名



 気温はそれほど高くはないが、湿度が高くて蒸し蒸しする。梅雨の終りごろによくある天気だ。しかし風があるので、何とかしのげる。これで風がなかったら文字どおりの蒸し風呂である。



 今日は TBSラジオからの取材と、下京区役所の屋上緑化の参考にするための調査(見学)が重なった。
 TBSラジオの取材と聞いて、先日のNHKTVの撮影を思い浮べたが、来園されたのはマイクを持った3人だけだった。
TVカメラがないので作業現場の撮影はなく、整備された竹林の実態を見て説明を聞かれたようだった。

 竹の焼却場で、竹の花活けを造るため焔にかざして炙った竹を見て、松本さんからの受け売りで山本が
「これに花が落ちた蓮の実を立てて、実の穴にドライフラワーを挿すのだそうです」
 と説明すると
「それはきれいでしょうねえ、プラスチックではできませんねえ」
 と感心して、炙り竹を見ておられた。
 ちなみにそのドライフラワーは、梅小路の京都市水族館で展示されるという。松本さんは、そのグループのメンバーである。竹の学校はリタイアボランティアの集りだけに、様々の技術、特技を身につけた人がおられる。



 またしても、どうでもよい雑談をする。

 私はコーヒーが好きで、京都市内に出ると必ずといってよいほど、四条通の大丸の隣の「イノダ」でコーヒーを飲む。
イノダのコーヒーはモカがベースで、わずかに酸味があって、私はそれがよくているのだが、「ホットコーヒー」を注文すると、ミルクも砂糖も最初から入れてくる上に、ミルクが多くてせっかくの酸味が消えるので、ミルク別を注文するとミルクを別の容器に入れて持ってくる。私は20年近くそれを頂いている。

 東京の八重洲口大丸にもイノダが店を出しているが、ミルク別のメニューがない。
「ミルク別はないの」と聞くと、「ご注文を頂きましたらつくって差し上げます」という答が返ってきた。
 あるのなら「あります」でいいではないか、何という、ばか丁寧な返事をするものだ、これが東京式返事かと思ったがともかくミルク別を注文した。
 飲んでみると京都のイノダと全然味が違う。何よりも、あのほのかな酸味がまるでなく、ただ苦いだけである。
 その上、レジで代金を払うとき気づいたのは、京都では500円のコーヒーが850円だったことである。それはともかく
「京都のイノダで飲むコーヒーと味が全然違うな、同じ豆を使ってるんだろうに」と言うと
「水が違うんです」
 レジの男性の返事はそれだけだった。「京都と東京では水が違うんです」せめてそれくらいの返事ができないものか。
 水はまずいし人情は薄いし、東京というのは住みたくない街だ、と思った次第である。


            傘寿を越えた老人の独り言  山 本 律


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【本日の竹林風景】~Inaokaが欠席だったため写真もありませんが、小椋さんのメールをもとに作成させて頂きました。

 TBSラジオのメンバーの方は以下の通りです。
   制作センター 制作部   吉澤 亮太
   編成業務局  制作部   國清 祥平
   レポーター          近堂 かおり

 9時頃~10時30分頃まででした。
  呼びかけに応じて頂き、多くの会員方が出席されました。ありがとうございます。

 余計な事ですが、レポーターはチャーミングな方でした。(キンチョー)
 口先にマイクを持ってこられると、緊張します。思ったことの半分もしゃべれたかな?という感じです。
 皆様も其々にレポートされていましたが、何を熱く語られたのでしょうか?

 先方の編集もあると考え、事前に用意したメモを渡しておきました。

 帰り際に、稲岡さんに宜しくお伝え下さいとの事でした。

 なお、放送予定(TBSラジオ様の資料抜粋)は以下の通りです。たのしみですね。
・番組名    TBSラジオ 環境スペシャル
・放送日時  7月22日 月曜日 17:30~19:30
・司会     森田正光(気象予報士 お天気キャスター)ほか
・番組内容  「身近な環境問題」と「地球環境のこれから」をテーマに、環境問題に積極的に取り組んでいる
         全国の動きや企業の様子を取材、聴取者の皆様に、環境への関心を持っていただく契機を
         提供します。
         さらに、エネルギー問題など、昨今の環境問題に関するニュースも専門家に解説していただ
         きながら考えてまいります。

 古澤さんグループは男女併せ8名で、野本さんに対応して頂きました。
 コンサート会場奥の間伐材を検討用に数本持ち帰られました。
  
 下京区役所の屋上にビオトープ、花壇など緑化する為のものだそうです。
 会員方々は環境に役立つと、気持ちよく協力していました。


 

01 竹林日記   「ものづくり日本」 

 2013.07.03(土) 稲岡利春

 

竹林日記  「ものづくり日本」 2013・07・03 (水) 曇り、一時小雨

 参加者 : 野本、世良田、小椋、塚崎、荒木、梶原、稲岡       計6名



 今日は朝から山本さんより、バスに乗ろうとしたら雨が降ってきたとかで、焚き火が出来ないしお休みしますとの連絡が入りました。その前に、澤さんから7/4(木)~8(日)の「竹あかり作品展~於:ひとまち交流館」にお誘い電話があったりで、いつもと違う展開に不吉な予感です。

 窓を開けると、例によって雨がほとんど上がっています。「竹林日記」を覚悟して、定刻に登校しました。まず、光風台の道路に駐車している梶原さんのミニキャブが目に入ります。その横で世良田さんが竹箒で竹の落ち葉を掃除しています。思わず、駅長さんや銀行の店長さんが朝、ちりとりと箒で掃除している姿を思い出しましたが、総会の事業計画に記載していた竹林周辺の美化活動の一環ではと、まじめに感心しました。



 集荷場にいくと、塚崎さん、荒木さんが、登校されてました。しばらくして野本さん、小椋さんが登校して、作業にはいりました。作業は【本日の竹林風景】に写真付きで掲載していますので、そちらの方も見て下さい。

 なかなか野山竹林に入れません。竹すだれの出荷の7/20(土)まで1~2回の作業日は必要なので、少し不安になってきました。最後は雨中作業なんて考えたくもありませんし・・・(不安)。
 
 物作りグループ(そんなのあったかな)は早速、以前から目をつけていたミーティング場のベンチの作り変えに入ってしまいました。さすが「ものづくり日本」を支えたリタイヤ組。竹林の手入れより、こちらの方が好きなDNAを隠さないところが凄いです。あっというまに、新しいベンチを皆で工夫しながら、ほぼ完成させてしまいました。週末の「TBSラジオ」の取材が来たら使うとかいっていますが、多分、造りたいだけ・・・。

 手入れ組は、世良田さん好みの竹林整備です。椎茸栽培コーナー近くに捨てられていた根ぶち群を、太陽の丘の奥の穴を掘った捨て場に運搬車で運びます。運搬車は文句を言いませんが、重い根ぶち(50kg弱)を運搬車の荷箱に載せるのは人間(老人!)ですから大変です。「肉体労働をしないと登校してきた意味がない」などと、強がりを言いながら、梶原さんと稲岡もここで作業をしました。1kgくらいはここで減量できます(ビールを飲む人はダメです)。
 塚崎さんは、サバエ刈りです。今年は例年より多く、不作と関係あるのでしょうか・・・。

 結局、朝一番の不吉な予感は外れ、雨は少し降っただけでした。



 参加者が少なかったので、逆に密度の高いミーティングとなりました(雑談が多かっただけ・・・)。内容は以下の通りです。
・MKタクシーさん用の半割り竹の製作日は7/10に決定
・夏休みは8/7(水)~17(土)に決定
・7/6(土)の「TBSラジオ」インタビューの担当(小椋さん)、動員をかける
・同7/6(土)の「屋上美化団体」訪問の担当(野本さん)
・7/20(土)の竹すだれ出荷説明 8:30~15:00 参加者にはおにぎり支給予定
・立命館・鹿島建設殿への供給竹材の説明~6/26(水)の竹林日記参照


         総会が済んで一安心の  稲岡 利春


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【本日の竹林風景】 Inaoka

~今日は、余裕です。睡眠不足は未解消ですが・・・。竹林周辺も撮影することが出来ました。

・物作り組のベンチ造りが始まりました
・竹材を運んでいます
・丸太からベンチの脚を切っています

・脚を埋めています
・今日はここまで
・手入れ組のサバエ刈りです

・手入れ組の根ぶちの掘り起こしです
・根ぶちを運搬車に積み込んでいます
・運搬車で運搬中です

・根ぶち処理穴に落としています

・一杯になった根ぶち処理穴です
・竹林周辺の草刈です



・ミーティング風景
・黒板で作業日程を検討しました
・珍しくも無い物置小屋の蟻地獄です

・ヒメヒョーギスイセンのつぼみです
・花壇のアカパンサスです
・いつものアジサイ。色が濃くなりました。

・竹林のウドの木です
・塚崎さんが女性のために
持ってこられたガマノホです



    ・乙女の丘の萎びたキヌガサダケです
    

・お向かいのワイズメンズクラブの竹林のキヌガサダケです。落ち葉を除いたのでコークラインになりました。
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【管理人より】 本年6月末までのHPへのアクセス数です。 Inaoka


 1月  2月  3月  4月  5月  6月  7月  8月  9月 10月 11月 12月 合計
2013年 520 505 602 792 674 619 3,712
前年比 +124 +34 +69 +146 +32 +52 +457
2012年 396 471 533 646 642 567 574 348 429 504 392 337 5,839
前年比 +59 +75 -21 -89 +38 +84 +103 -21 +80 173 +33 +20 +534
2011年 337 396 554 735 604 483 471 369 349 331 359 317 5,305