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04 竹林日記   「今日は始業式?」 

 2014.01.15(水) 山本 律

 

竹林日記  「今日は始業式?」  2014・01・15(水) 晴

 参加者:  荒木、稲岡、稲岡(喜)、窪田、小林、小林(千)、小椋、世良田、高田、高橋、
        竹内、塚崎、錦織、野本、山本。 [15名]



 寒というだけあって、風がないから寒くはないが空気が冷たい。

 1月11日が仕事始めだったが、あれは竹の学校のいわば始業式で、本格的な仕事は今日から始った。
 動力運搬車がA竹林上段に次々と土を運び上げている。Aの上段は、いまでもほとんどが藁を敷いたままである。しかも参加者が少ないこともあって、ほぼ半分ほど土を入れただけだった。A上段の土入れが終るのは来週の水曜ごろだという。
 だが焦ることはない。最近はせっかちになってしもて、昔は年が明けてから土入れをしたもんや、という。

 高田さんがトイレの作り直しのようなことをしている。古い間仕切り板を塗りかえて明るいトイレに作り直している。なくてはならない場所なのだが、気持よく使えるように手入れをすることまでは誰も考えない。



 トイレの作り直しの話の次に、食べ物の話をする。ごめんなさい

 山形の「芋煮会」は最近かなり有名になったが、私(山本)が山形にいたころは、春、雪が消えて戸外で鍋料理ができるぐらい暖かくなったころ、河原にかまどを作って、当時は肉などは手に入らなかったから、家にある野菜、といっても大根、人参、じゃがいも、ごぼうなどの根菜類を手当り次第に鍋に入れて味噌で煮て食べた。
 風はまだ冷たかったが、それでも皆マントを頭からかぶって野菜の煮物を、ふうふう吹きながらほおばったものである。おいしさを味わうというより、河原で焚火を囲んでものが食べられる楽しさ嬉しさのほうが大きかった。

 この間の仕事始めの「ぶた鍋」を食べて、70年ばかり昔の芋煮会を思い浮べた次第である。どちらも春の楽しさが背景にある。


                   山 本 律


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【本日の竹林風景】 ~Inaoka

 今日は、太陽の丘の土入れ作業で、実質の初仕事となりました。お疲れ様。

・太陽の丘東側の土入れです


・太陽の丘の南西部の土採りです
・焼却作業です

・乙女の丘西側の土採りです
・太陽の丘の北西部の土入れです
・新年会の鍋の片付けです

・トイレの修理です。白木部分に防腐剤も塗布されました

・太陽の丘の東側です

・太陽の丘の全景です。中央部の土入れが残っています。

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