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89 竹林日記   「”竹あそび”疲れ?」 

 2014.10.15(水) 山本 律

 

竹林日記  「”竹あそび”疲れ?」  2014・10・15(水) 晴

 参加者:荒木、稲岡、稲岡(喜)、梶原、小林、澤、世良田、塚崎、辻井、野本、山本。 [11名]



 間に全く異質の作業が挟まったので本来の竹林作業が久しぶりの感じがする。竹林にも一刻を争う作業がないだけになおさらである。参加者全員のんびりと、思い思いの作業をしている。

 コラサ竹林には世良田、梶原、小林の3名が入って枯竹の焼却。
 長法寺竹林は残りの8名がそれぞれ、いまのうちにしておかないとあとで困るといった、せっぱ詰った急ぎの作業ではない作業をしている。



 ということで、のんびりとよけいな話をしよう。

 最近の新聞は言葉の使い方が、ずさんというかルーズというか、いい加減になった。
 複数の人を指す言葉の中で「ら」というのは、本来は相手を見下したとき、軽蔑したときに使うと聞いた。
 あいつら、やつら、おまえら、てめえら などである。
 それが最近の新聞は、身分や職業の区別なしに「ら」を使う。教授ら、議員ら、自衛隊員ら、警官ら など。
 こうしたことは「ら」だと1文字で済むという、紙面の文字数つまりスペース節約から出ているように思う。

 ただ一つ例外として「ら」を使わないのは皇室関係である。天皇陛下や皇太子ら、とは絶対に言わない。
 複数の人を言う「ら」に代る言葉として、方(方々)、人(人々)、たち(達)など、いろいろある。
 「ら」以上にさげすむときは「ども」を使う。がきども てめえども など。もしかすると「子ども」というのもそれではないか。だとするとものすごい軽蔑語なのだが。

 よく知らないが、外国語にはこんな細かな差別用語はないように思う。英語は、皇室関係者も浮浪者もすべて"you"ではないか。つまり「あなたがた」も「てめえら」も同じ表現ではないか。
 それを思うと「きさま」漢字で書けば貴様がなぜ軽蔑語なのか。「とうといさま」が軽蔑語だなんてと思う。
 同じことは「おまえ」にも言える。同じことを「御前様」と言うとたいへんな尊敬語になる。
 外国人が「日本語はむずかしい」と言うのもむべなるかな、である。


                   山 本 律


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【本日の竹林風景】 ~Inaoka

 台風が通り過ぎ、竹あそびも済み、久しぶりのいつものゆったりした時間の流れが帰ってきました。
 藁敷き、土入れと続くこれからの作業の準備と11月の環境フェアの準備です。
 こらさ竹林では伐採竹の搬出の準備をしています。

・山本さんの竹林日記の準備です
・よそ見してますが、お土産用の鉢植えと、竹の鉢の準備中です

・ツワブキが咲きました
・間伐も続いています
・北階段の手すりを修理中です

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