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90 竹林日記   「肥料撒きはじまる」 

 2014.10.18(土) 山本 律

 

竹林日記  「肥料撒きはじまる」  2014・10・18(土) 快晴

 参加者:尾崎、梶原、窪田、高田、竹内、塚崎、野本、林、村山、山本。  [10名]



 珍しく荒木さん、稲岡さん、世良田さんが休みで、ちょっと感覚が鈍る。まあ こういうこともあるだろう。

 今日から肥料まきが始った。まず乙女の丘から。ツルハシで穴を掘って油糟を埋めていく。残念なことに手持の油糟が少なかったので全部は撒き終らなかった。
 一方では、先日城陽から運んできた稲藁をAの上段に移している。これも3、4回運び上げて今日の作業は了。

 法隆寺と城陽の田圃にはブルーシートで覆った稲藁が出番を待っている。これは今月下旬に運ぶ計画である。
 藁敷きが終ると土入れ。いよいよ筍畑の準備作業が始る。そして年末を迎える。



 先日の、竹の学校ホームページに、「竹あそび」の忙しさとしんどさを稲岡さんが書いておられた。
 「世間は3連休。私達は何をしているのでしょうか」
 考えてみると、ゴールデンウィークといい、年末年始といい、休みに関係なく働いている人がたくさんいる。休みのほうが忙しい人さえいる。水も出るし電気もつくし、交通機関は動いているし、テレビも映る。お百姓さんの農作業しかり。文字どおり盆も正月もない。

 私の女房は病院の栄養士だったが、元日が早出で、朝6時に出勤した。私も大晦日から元旦にかけての宿直勤務で、3人の死亡退院を扱った。朝6時15分に葬儀屋に電話を入れると
 「明けましておめでとうございます」とも言わず霊柩車を手配してくれた。それをいえば警察も消防も救急車も同じである。
 「今日は元日ですから消防車も救急車も出ません」などと言うか。
 考えるまでもなく、こういう人たちが、365日24時間勤務についていてくださるおかげで私たちは無事安穏に暮らせるのだ。えらそうな口を利く政治家がいるからではない。


                   山 本 律


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【本日の竹林風景】 稲岡は出雲旅行でお休みしましたので、竹林の写真はありません。~Inaoka

 お詫びに、ツアー旅行では行かない、現地で石見銀山ガイドの会の会長さんに勧められた「三瓶小豆原埋没林(島根県)」と、現役時代に興味のあったダイハツのタントのTVCMで有名になった「べた踏み坂(江島大橋・鳥取県)」の写真です。
 努力はしていますが、素人写真ですので、雰囲気だけを感じてください。

 竹の学校には島根県出身者が多いので、「もっと他にあるやろ~」と言われそうですが、出雲大社は参拝して来ましたのでご安心を。


・地下20m(あいまい)も掘った縦穴の地下展示館です。縄文時代の巨木群です。感動します!
 約4000年前に三瓶山の火山灰の土石流で埋まったものとのこと。なぜ倒れないで残っているのかは、見に行ってガイドさんの説明を聞いてくださいね。



・べた踏み坂と言われる江島大橋です。綾野剛のまねをしてみましたが、実際はそんなに急な勾配ではなく、らくらく登れます。肉眼ではこのように感じません。

・米子市役所あたりの海岸からの大山の望遠写真です。
 この要領で、離れて正面付近から江島大橋を撮りました。うまい具合にT字路になっていますし、直ぐ近くになんと臨時駐車場(無料)も提供されていますし、サービス満点です。


・おまけです。石見銀山のマチュピチュ、清水谷精錬所跡です。


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