竹の学校Top へ戻る
 List Back  Next 


 

30 竹林日記   「今日も ひたすら筍掘り」 

 2015/04/15(水) 山本 律

 

竹林日記  「今日も ひたすら筍掘り」  2015・04・15(水) 曇→晴

 参加者:荒木、池田、稲岡、稲岡(喜)、梶原、川路、小椋、世良田、高橋、塚崎、野本、原、山本。 [13名]
 エコツアー:井上ファミリー 1名、残念ながら島津OB会の方は中止となりました。


 朝 雨がぱらついていたので念のため傘を持って家を出たが、光風台のバス停を降りると、曇ってはいるが薄日が差していた。私(山本)が住んでいる金ヶ原と長法寺では天気が違うことは かねがね気づいていたが、今日もそうだった。

 筍掘りに追われるこの時期は出勤日が月・水・土の週3日だが、先週の土曜日が、あいにく雨だったので今日は先週の水曜日から4日おいての筍掘りである。余談だが「筍」という字は、筍は十日(一旬)すると竹になるの意味だという。4日も間を空ければ大きくなりすぎた筍がたくさんあると思わねばならない。

 果して、重くて持つのに苦労するほどの筍が、何本も掘り出された。しかし、あまり大きいのは贈答用になりにくい、ならないので、そういうのは会員のメンバーが引き取った。私も根まわりが20cmは十分ある超大型の筍が、くじ引きで当った。ありがたいことに梶原さんと世良田さんが運んでくださったので何とか家まで持って帰ることができたが、皮を3、4枚はがして鍋で茹でるのに苦労した。幸い我が家には直径が40cmほどもある大鍋が2枚あるので、筍を茹でるのには事欠かない。

 先週の土曜の雨と関係はないとは思うが、竹林のトイレの入口に筍が頭を出していて扉が開けられない。これは稲岡喜美子さんが取り除いてくださったので、無事 用を足すことができた。筍というのは文字通りところ嫌わず生えてくる。筍にすれば、ここがトイレだなんて知るわけがない、といえばそのとおりだが。



 心に浮ぶよしなしごと

 朝起きたとき、夜寝るときの布団の上げ下ろしは、老齢者にはよい運動になる。
 その点 ベッドは楽だが、いってみれば万年床である。ホテルや病院では、ベッドメーキングというのをするが、毎朝ベッドメーキングをしている家庭は果してあるだろうか。
 小学校時代の同級生にそのことを話すと「そういうたらそうやなあ」と言ったきり黙ってしまった。彼はベッドで寝ているらしい。私は毎朝 毎晩、布団を畳んだり敷いたりしている。
 週のうち2日だけだが、竹林で枯竹を燃やすのも私の年齢では、結構な全身運動である。この齢になると体を思いどおりに動かせるのが何よりの幸せである。少々金を持っていても棺桶に入れても使い道がない。


                   山 本 律


=================================================
【本日の竹林風景】 ~Inaoka

 今日は昨夜の雨が上がったものの、充分に湿った?地面のタケノコ掘りで、気が進みません。とにかく歩き難いし、靴の底に泥がくっついて重くなってきます。ズボンだけでなく作業上着も泥だらけです。月曜日はお休みしましたし、近所のタケノコ農家からはどんどん出荷されていますので、頑張って掘りました。
 昨年同期と比べると約8割位の出来でしょうか。後半が少し不安です。

・会員の乙女の丘のホリ風景です
・こちらは太陽の丘です

・今日一番の大物掘りです。
・こんなに深い穴から出ます。

        ・30分くらいかけて大切に掘られました。スゴイ!
        

TOP     List Back  Next