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31 竹林日記   「連日の筍掘り」 

 2015/04/18 山本 律

 

竹林日記  「連日の筍掘り」  2015/04/18(土) 晴

 参加者:荒木、池田、市嶋、稲岡、大西、尾崎、梶原、川路、窪田、澤、
     世良田、高田、高橋、竹内、塚崎、錦織、野本、原、山本。 [19名]



 19名は筍掘りの真っ最中だけに参加者より欠席者を確認したほうが早い参加者数だ。 山本が8時45分に竹林に入ったとき、すでに筍掘りがはじまっていた。この時期なら当然だ。乙女の丘、太陽の丘はもちろんいままであまり人が入らなかったコラサや竹林コンサートのステージ跡まで すべてが筍掘りである。

 長法稲荷の参道から竹の学校の竹林に入る道の脇に双子の筍が頭を出している。この近くで何度も双子の筍が掘り出されていて、何年か前には、稲岡喜美子さんが持てあますほど太い双子の筍を掘り出している。その地下茎がここまで延びているのではなかろうか。



 この間の15日の水曜日に仙台に送った筍のお礼が16日にメールで届いて、それに土鍋で炊いた筍ご飯の写真が添えられていた。発送されたのは15日の午後だから、その筍で翌日の16日に、仙台で筍ご飯が食べられるとは。私も送った甲斐があるし、昨日 京都の長岡京で掘った筍で筍ご飯を食べた仙台の、私の娘の友人もさぞ嬉しかったことだろう。それも炊飯器なんかでなく土鍋で炊いたとは。



 話のついでに、心に浮ぶよしなしごとではなく、筍のことを書こう。

 今日の朝日新聞(土曜版)に、明け暮れ竹と筍に接している私たちでも知らないこと、気づかないことが書いてあった。
ここはそのすべてを書くスペースがないが、孟宗竹、真竹は生れたときから節がほぼ70個全部そろっている。その節の間隔が伸びるだけだから育つ速度が速い。成長の最盛期にはその中の30個ほどが、1日に3~4cm延びるから、1日に1mくらい延びる。竹の子を“筍”というわけが、これでわかった。
 その養分は地下茎が蓄えている。いわゆる芯止をするのは地下茎に養分を蓄えるためである。 
 放置竹林は周りの樹木を枯らすというが、竹は成長速度が速いために樹木が育つ前に成長に必要な日光が竹によって遮られるからである。
 思えば竹は地下茎があるから、あのような育ち方をするのだ。ほかの樹木にはない地下茎というものを、なぜ竹だけが持つことになったのか。「自然」に目的はない。これこそ 神のみが知る である。


                   山 本 律


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【本日の竹林風景】 ~Inaoka

 久しぶりに良い環境のタケノコ掘りとなりました。今日のエコツアーのお客様の楽しそうな顔!一年間、手塩にかけた竹林のタケノコ掘りの良さを楽しんで頂けたのでしょうか。

 収穫もピークを迎え、約180kgの収穫となりました。
 また、お昼に「昼のせやねん!」がTV放映されました。ソラシラナンダ二府四県「京都府・長岡京市編」で長岡京市と竹の学校が紹介されました。かまいたちさんのタケノコの掘り競争をした竹の学校の竹林、美しく撮られていました。世良田さんのガイドも良かったです。スタジオでのおしゃべりで、いつのまにか「タケノコ学校?」になっていたのが残念でした。
 MBS毎日放送 「お昼のせやねん!」のHPソラシラナンダ二府四県「京都府・長岡京市編ここをクリックしてください。


・チームニンニンのホリ風景です。皆さんにポーズを頂きました。

・チームニンニンの皆様です
・Kawakamiファミリーです

・タケノコも参加会員もピークです
・集荷レディース(いつもの)です

・久しぶりの市嶋さんです


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