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32 竹林日記   「汗が滲む暖かさの中で筍掘り」 

 2015/04/22 山本 律

 

竹林日記  「汗が滲む暖かさの中で筍掘り」  2015/04/22(水) 晴

 参加者:池田、稲岡、稲岡(喜)、尾崎、川路、窪田、小林、小椋、世良田、高田、
     高橋、塚崎、錦織、野本、原、山本。 [16名]
 エコツアー:中内ファミリー 4名、せきゅりてぃー・ぶらんけっと(幼稚園)大3名、幼児9名


 4月に入って月曜も作業日になったが、作業ができたのは初日の6日だけで、それも曇ときどき小雨で、筍は掘らずシイタケのホダ木つくりをした。そのあと13日、20日と2週続けて雨で、作業ができなかった。今日は久しぶりの晴天である。そして汗ばむほど暖かい。「五月晴れ」というのは雨(五月雨)が続いて、久しぶりに晴れることを言うから、今日は、まだ4月だが五月晴れというにふさわしい青空である。



 一週間 間が空くと 心に浮ぶよしなしごと が久しぶりに思えるし、文字どおり間が抜けた感じがする。

 日本語の ガギグゲゴには、普通に使われる濁音と、息を鼻に抜いて発音する、鼻濁音とがある。
 鼻濁音は関西ではほとんど使われず、東日本では鼻濁音が普通だといわれる。
 戦争中、山形に疎開していたとき、当時私は中学生だったが、数学の授業で先生の質問に「aがいくつ、bがいくつ」と答えると、先生が「お前は関西から来たか」と聞いた。
 「はい」と言うと「鼻音がない」と言われて、ガ行に鼻音とそうでないのとがあることを知った。
 そういうと山形では小学校が「しょうなっこう」に聞える。私はそれを東北地方の いわゆるズーズー弁のせいだと、半ばさげすむ気持で聞いていたが、あとになって日本語のガ音は、鼻濁音が普通なのだと知った。日本語が優しく聞えるのは鼻濁音のせいだという。
 ところが最近は鼻濁音が急激に少なくなっているという。先日の朝日新聞に、「鏡」で鼻濁音を使う人は70歳台では39,5%だが、20歳台は5,8%だけ、とあった。鼻濁音が少なくなった理由は、書くスペースが
ないが、いずれは消えるかもしれない、という。


                   山 本 律


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【本日の竹林風景】 ~Inaoka

 今日は、可愛いエコツアーのお客様?が来られました。癒されます。
 汗ばむくらいの良いお天気で、絶好のタケノコ掘り日(NHK流だと何でも日和)となりました。

 月曜日は雨で中止となったため、少し地表に出たタケノコも一生懸命掘りました。午後も掘ろうということでしたが、如何せん体力が続かず、お昼に終了しました。
 前回より収穫は少なかったですが、初めて会員頒布分が会員用山分け分を上回りました。月曜の雨で土が柔らかくなっていたせいか、今日はうまく掘れたようです。

 日曜日の早朝にMBS毎日放送で「美の京都遺産 虚無僧の世界」が放映されました。撮影されたのは、竹の学校~光風台から谷田に抜ける小道で、私の通学路です。冒頭から数分間写った竹林がそれです。鳥の囀り、竹の風音と美しい竹林と虚無僧の姿に感激です。
 最後の字幕に協力「長岡京市」のテロップが・・・。農業振興課の井上さんの長岡京市の宣伝を、という交渉が成立したようです。
 ブログ「アッくんの長岡京新聞社」 竹の学校周辺の小径で撮影された虚無僧の世界(美の京都遺産) に紹介されています。リンクは以下からです。
   http://blog.goo.ne.jp/akkunnsan/e/6c69514d54f94f06a757976261a1425f


・幼稚園児エコツアーです。コンサート会場跡です。癒されます。



・ようやくタケノコを掘り出しました


・いよいよお帰りです。カワイイです~。
・こちらは同世代のエコツアーで、太陽の丘です。

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