竹の学校Top へ戻る
 List Back Next


 

72 竹林日記   「タケノコ畑の間伐」 

 2016.09.07 (水) 稲岡利春

 

 竹林日記  「タケノコ畑の間伐」  2016・09・07(水) 晴

参加者:荒木、稲岡、きみこ、世良田、高橋、竹内、谷口、辻井、野本、もとめ 〔10名〕


 昨夜の天気予報では今日は雨で100%お休みのはずでした。恵みの雨のつもりが、雨に負けない竹の学校らしく、朝起きると良い天気です。夏期休暇が終わってから3回の登校で、すこし夏バテ気味なので、恵みの雨を期待していたのですが・・・。

 今日はA竹林(タケノコ畑)の間伐です。放置竹林(荒廃竹林)の間伐とは違い、親竹を更新するために行います。
 毎年、タケノコのシーズンに一部タケノコを選定して親竹として成長させます。エコツアーに来られた方はご存じだと思いますが、赤旗の付いた竹串を立てていたあのタケノコです。今は、黒皮も落ちて、枝もでて、芯止めもされ立派な竹になっています。この親竹から地下茎が伸びて、2.3年後からタケノコが生まれます。この地下茎も6年あまりで、タケノコを生まなくなります。そこで、タケノコを生まなくなった親竹を間伐します。タケノコ畑の親竹は毎年1/6づつ更新し、6年ですべて更新されることになります。
 理由はともかく、タケノコ畑で竹を伐採した写真を見て頂くと分りますが、地面に転がっています。放置竹林では伐採しても竹同士支えあってなかなか倒れませんし、運び出さないと横にはなりません。同じ伐採でも作業のレベルは全然違います。暑い時期は風も通りますし、タケノコ畑が良いです。

 この間伐した竹を今年は「竹あそび」の600本の竹灯篭用にします。今日も間伐して玉切りをして、枝払いをしています。枝は束ねて竹枝束の注文に対応します。不足分は、放置竹林の伐採竹を使います。
 「竹あそび」の竹灯篭は回収して焼却していましたが、今年は回収して菊割して竹炭の注文に対応する予定です。


 〔会員の皆様へお願い〕
 「竹あそび2016」10/8(土)と「2016環境フェア」11/19(土)とイベントが続きます。例年、これに城陽・斑鳩方面への藁運びが入ります。年末の藁敷き、土入れ迄は、これらを優先してご協力お願いします。

 暑い日が続いています。夏バテで体調を崩している方が増えています。作業のほうは今は余裕がありますので、無理をしないで休養(お休み)を取るようにしてください。


                   稲岡利春


=================================================
【本日の竹林風景】 ~Inaoka


・太陽丘の倒された間伐竹です。玉切り、枝払いが待ってます。


・焼却釜と間伐竹の置き場です。
・乙女の丘の間伐と間伐材の運び出しです

・自然薯畑です。
・11時のサマータイムの終了後の息抜きです


TOP     List Back Next