226.テレビ愛媛 2021年3月16日 WEB版
「その名も「メンマチョ」 放置竹林を有効活用
西条市の地域おこし協力隊がメンマを開発【愛媛】」
021年3月16日 火曜 午後8:20
「メンマチョ」
放置竹林を有効活用したいと、西条市の地域おこし協力隊が新たな特産品を目指しこだわりのメンマを開発しました。
とろりとした白いメンマに細切りのレモンピールをちりばめた、その名も「メンマチョ」です。
開発したのは西条市の起業型地域おこし協力隊のメンバーで地域商品開発を手がける「Hinel」代表の山中裕加さん。
祖母が住む西条の里山風景を守ろうと放置竹林に生えるタケノコの有効活用を模索。
地元企業と協力して、西条産のレモンを加えさわやかな酸味にうま味と塩味を利かせた新感覚のメンマを開発しました。
地域を支える力強い商品になるようマッチョな覆面ヒーローをキャラクターにして、商品名も「メンマチョ」に。
Hinel・山中裕加代表:
「食べる竹林整備をやりたくて、これを作ってます。ちゃんとレモンが香る新しいメンマができたと思います」
山中さんは商品開発と販促費用を調達するため、3月5日からクラウドファンディングで先行販売を開始。
目標金額25万円はすでにクリア、まもなく100万円を超えそうな人気ぶりで、山中さんは販路拡大や放置竹林問題の解決に活用したいと意気込んでいます。
「メンマチョ」は1瓶820円(税別)で、2021年5月から市内の小売店で販売する予定です。