482.市民タイムス 2023年12月21日
   
二年参り用の灯ろう手作り 松本市本郷小6年生が地元・御射神社のために

12/21(木) 9:28配信 

竹筒にドリルで根気よく穴を開けていく児童たち
(市民タイムス)
 長野県松本市の本郷小学校6年生は、地元・浅間温泉の御射神社春宮の境内に大みそかに飾る竹の灯ろう作りに取り組んでいる。二年参りに訪れる人たちを温かい光で迎える灯ろうで、児童たちは慣れない電動ドリルを使って竹筒に穴を開け、光が漏れる模様を丁寧に作り上げている。 

 20日は6年2組の29人が取り組んだ。竹筒は、氏子会が浅間温泉の竹林から切り出して準備した。児童たちは高さ約30センチの竹筒に、桜などの模様が印刷された紙を張り、模様に合わせてドリルで穴を開けた。発光ダイオード(LED)ライトを筒の中に取り付け、完成させた。
 八木下颯(そう)君(12)は「31日の夜、神社に自分で作った物が飾られると思うとワクワクする」と笑顔だった。氏子会長は「地元のお宮を大切に思うきっかけにしてほしい」と願っていた。

 作業は21日も行われる。灯ろう約100個は31日夕方から1月3日まで点灯される。
最終更新:12/21(木) 9:28
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