767.南信州新聞 2025年01月19日
「竹Links」「傾奇組」に決定 飯田市ムトス飯田賞【長野県】
1/19(日) 6:02配信
長野県飯田市は16日、市民活動表彰「第40回ムトス飯田賞」について、放置竹林整備に取り組むNPO法人「いなだに竹Links(ちくりんくす)」と、南信州有志保育士連合「傾奇組(かぶきぐみ)」の2団体に決定したと発表した。3月16日に予定するムトス飯田学習交流会の中で表彰する。
ムトスは「まさに~しようする」といった自発の意を表す。
1985年にムトス飯田表彰事業が創設され、今回は応募8件の中からムトス飯田推進委員会が選んだ。
いなだに竹Linksの活動母体は、天竜川の景勝地として知られる鵞流峡で放置竹林を伐採し景観整備などを進めてきた「天竜川鵞流峡復活プロジェクト」。竹林を通して地区の輪を広げ、連携を進めたいという代表の思いから2021年に法人化した。
景観整備の他、タケノコをメンマに加工して販売したり、竹炭の商品化を図ったりするなど竹資源の有効活用に取り組む。体験学習や環境教育にも力を入れ、地元住民や学生ボランティアとの連携を深めている。
一方、傾奇組は飯田下伊那地域で保育士として働く男性の集まりがきっかけで、14年に語り合いの場を設けて以降、さまざまな企画や講座を通して「子育てが楽しい」と思ってもらえるような活動を展開する。
活動を継続し「10年前と今では保育観、子育て観、社会情勢の違いもあるが、目指している方向は間違っていないと感じる」と述懐。「親子で遊んだ記憶、わが子の笑顔は時代や社会が変わっても宝物であり財産」とし、「もっと子育てや保育が楽しいと思えるように」と展望した。
飯田賞はムトスの言葉にふさわしい活動や取り組みを行っている団体と個人の功績をたたえる狙いで、受賞者数は今回を含め84団体・2個人となった。
最終更新:1/19(日) 6:02 南信州新聞