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062 竹林日記 「危険な暑さの中の立命館高校生の竹取り」 

 2023.07.26(水) Inaoka 

 

 竹林日記  「危険な暑さの中の立命館高校生の竹取り」      2023・07・23(水) 晴

参加者: 〔計 11名〕
 こらさ竹林 Azuma、Araki、Inaoka、Kajiwara、Kimiko、
        Kotoe、Satomi、Shoko、Serata、Takahashi、Nakamura yu
訪問者: 立命館高校 先生 1名 、生徒 6名


 夏期休暇に入ったところで、早々に臨時登校です。京都も最高気温39℃という危険な暑さになりました。老人ボランティアとしてはお休みしたいところですが、11名の有志が立命館高校生の文化祭用の竹取りに参加してくれました。

 9:30にA竹林に集合、蚊取り線香を準備して、軽トラックにチェンソー、鋸、ヘルメット、鉈、ロープと女性グループ持参のオヤツも積んで、こらさ竹林に移動しました。
 10:00過ぎに先生と高校生が到着、とにかく暑いので休憩所の紅葉の木の下から出たくありませんが、2グループに分かれて作業を開始しました。

 危険な暑さになるということで、出来るだけ早く終わろうと先々週の茨木高校生の竹取りの4m残材を使おうと思っていました。
 太い竹10本分の菊割り(5分割)用の材料は、茨木高校生の竹取りの4m残材18本の内5本を2mの長さにして使えましたが、30本の玉切り竹は太さ不問と言うことでしたが垣根作りに使うということで、太い孟宗竹より細い真竹の方が使い易いだろうと新しく伐り出すことにしました。
 早く終わらせようというもくろみは外れましたが、細い真竹は肉厚は真竹の半分位ですぐ切れますし、ロープを使わなくても人力で倒す方向を決めれます。また太さは付け根から枝の出ている付近までは殆ど同じ太さなので、1本の伐採竹から2mの玉切り竹材3本取れ、10本の伐採で済みます。そんな訳で孟宗竹を伐るより早く終わらせそうです。

 菊割り組は休憩所前で、伐採組はフェンス際の斜面で作業をしました。
 菊割りは菊割器の上に2mの竹材を立てて、竹材を掛矢(カケヤ)で打ちます。割れ目が入ったら、上下を逆にして掛矢を持って、竹材と一緒に地面に叩きつけて短冊を作ります。出来た短冊に節が残っていますのでそれを鉈で落として完成です。
 伐採組は伐り出した後、1本ずつ休憩場前に運んで、竹の学校の女性グループも応援して、玉切り材と不要な穂先に分けていきます。斜面の中程の竹を伐るために1.5m位登らなければなりませんが、高校生の履いているスニーカーでは全く登れないので、スパイク付きの長靴を履いている私が伐ることになりました。1本だけでしたが。

 とても暑いので、いつもより10分早いもぐもぐタイムにしました。冷たい飲み物と冷えたフルーツ、衣川さんから頂いたハチミツを食パンに付けて頂きました。元気が出ます。

 休憩後、後半戦に入りました。高校生に竹林内の伐採竹の運搬作業を応援頂こうと思っていましたが、あまりの暑さに目標竹材が完了した時点で、11:00頃作業を終了しました。
 伐採道具と短冊50本、玉切り材30本を軽トラックに積み込んで、A竹林で伐採道具を降して、立命館高校に向かいました。途中で光風台住宅前のバス停でリーダーさんを乗せて、立命館高校のゲートを通過、体育館付近に竹材を降ろしました。今回は荷降ろしに1名待っていてくれましたので、リーダーさんと3人で荷降ろし出来ました。

 軽トラックをこらさ竹林前の駐車場に返して、自宅に着いたのがちょうど12時でした。
 いつもは、帰るとすぐ風呂に入るのですが、少し暑さに参ったのか、気力がなく昼食をとってからもぼんやりしていました。16時ごろになってようやく汗臭いのに気付き風呂に入り、着替えました。その後は通常に戻りましたので、夜中(今0:40)まで日記書いてます。トホホ。

 皆様も体調は大丈夫でしたか。ゆっくりお休みください。お疲れ様でした。

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【本日の竹林風景】 ~Kimiko、Inaoka

 強い陽射しの中のこらさ竹林作業になりました。
 Kimikoさんに休憩場前の作業写真を撮って貰いましたが、伐採と竹材積み降しの写真は採れませんでした。

・太い孟宗竹を菊割器で短冊を作っています


・節を鉈で落としています



・今日のオヤツです。スイカも登場。ハチミツも出ました。





・フェンス際から伐り出した真竹を2mに玉切りします








・・出来た短冊を積み込んでいます

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