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065 竹林日記 「雨の降る迄?体力の持つまで?」 

 2023.09.06(水) Inaoka 

 

 竹林日記  「雨の降る迄?体力の持つまで?」    2023・09・06(水) 曇り

参加者: 〔計 11名〕
 A竹林 Nomoto
 こらさ竹林 Araki、Inaoka、Kimiko、Kotoe、Shoko、Serata、Takahashi、Nakamura yu、Nishihara、Motome

 前日の天気予報では9時から雨でしたが、当日の雨雲レーダーでは11時頃から雨が降り出しますという悩ましい予報です。
 取り敢えず電車通学組には「雨が降る迄やります。帰りは100%傘が要りますよ。各自判断で・・・」とLINEを発信しましたら、あっさり「用事があるから」とお休みです。悩んで損した~。

 長岡京市内組は何の連絡も無しに、お休みを期待しながらと思いますが登校されてきます。いつもより少ないものの11名も登校者ありました。
 何時雨が降っても中断できる作業ということで、予定通りこらさ竹林の台風で倒れた竹の処理と合わせて広場を軽トラックが通れるようにしました。
 草引きと枯れ竹の焼却もしました。曇り空で最高気温は珍しく30℃止まりと言うことでしたが、蒸し暑いので体感上はいつもと変わらない感じでした。

 台風で折れたり、軽トラックの通行を妨げている広場に倒れている竹を処理している間は良かったのですが、チェンソーを持って山側の斜面で折れた竹や枯れ竹の伐り出しで登ったり降りたりしている間に、夏休みで鈍った体が悲鳴を上げてきました。何とかもぐもぐタイムまで頑張りましたが、再稼働できず雨が降るより先に作業を終了することにしました。

 冷たいお茶とコーヒーと晩柑を頂いているうちに、呼吸と心臓が落ち着いてきました。有り難いです。ShokoさんとKimikoさんに感謝です。

 帰ろうとすると、斜面で伐った竹が広場に運び出されて、軽トラックが通れなくなっています。最後の力を振り絞って、チェンソーを再起動、10本位の竹を2m位に玉切りして、皆で広場の山側に移動してもらいました。Serataさん達も焼却窯の消火作業をして、A竹林に引き上げました。お疲れ様でした。


 A竹林からの帰り道、ポツンと雨が降り出しました。今日は、雨が降ったので作業を早く止めたことにしておきましょう。


〔連絡事項 立命館高校生の竹取作業〕 Inaoka

 9月16日(土)に前回(7/26)と同程度の生徒さんがこらさ竹林に文化祭用の竹取りに来られます。
    9時過ぎにこらさ竹林に阪急バスで到着予定
    必要竹材 2m玉切り材40本(少し増えています) 内5本は半割り、1本は5つ割りする
    終了後、高校へ軽トラックで搬出
 台風での折れ竹の処理で、何本かは2mの玉切り材を確保できる見込みですが、10本位は新竹の伐採が必要です。
 危険な暑さの中での作業になると予想されます。フルにチェンソーを使って短時間で終了したく思いますので、ご協力をお願いします。


〔第40回西山森林整備推進協議会ワーキング会議出席〕 Inaoka

 14:00から開田自治会館で上記会議に出席しました。世良田さんが今までその委員として出席されていましたが、今回から稲岡が出席することになりました。
 協議会委員、ワーキング委員で約50名の会議体です。
 主な議題は令和5年度の事業の中間報告と計画の変更についての説明です。会議体の名前の通り西山の森林の保護が主目的のようです。
 森林整備(保全・育成)、基盤整備(作業道・林道整備、施設整備、環境保全のための調査)、環境教育等が構想に書かれており多岐にまたがっていて、全体のパワーが分散せざるを得ないのではと感じました。
 竹については森林を侵食する邪魔者ですので、竹林整備団体の竹に対する思いが表に出てきていないようにも思いました。京都新聞の凡語(朝日新聞の天声人語?)に竹のテングス病が取り上げられていることから、その対応方針とハチクの大量枯れ死の対応について質問しましたが、危機感のある回答は得られませんでしたし、この数年の荒廃竹林の急増についても同様です。

 参加メンバーは40回も長く活動を支えて来られたのか、計画の変更にたいする発言(提言)には熱い志が伝わってきますが・・・。
 議長の京都大学フィールド科学教育研究センターの徳地直子教授の総括は「これだけの人数の活動は素晴らしいが、市民に伝わっていないのではないか。広報に一考必要では」との主旨のようで、私を含め竹の学校のメンバーでも森林ボランティア養成講座のお付き合い以外、殆ど知らないのが現状ですので、正しいご指摘でしょうね。我が竹の学校や竹林整備(高齢)ボランティア団体の多くは、志はあっても出来ることをコツコツというレベルに留まるざるを得ないという状況でしょう。

○会員の皆様へ
 9/20(水)に「サントリー天然水の森きょうと西山(浄土谷芦倉)」と「ホリモク株式会社(西山産木材を使う製材・加工・販売を一貫して行う会社)」の見学に参加予定ですので、稲岡は竹林作業をお休みさせて頂きます。


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【本日の竹林風景】 ~Kimikoi、Inaoka

 今日はもぐもぐタイム迄の作業でしたので、作業写真を撮れていません( ;∀;)

・こらさ竹林入口付近の倒れている竹の処理


・広場で少し枯れ竹を焼却開始。
 広場を軽トラックが通れるようになってます。






・もぐもぐタイムです。結局雨が降るより早く、疲れてこのまま終了・・・。







・片付いた広場を通ってお帰りです
・倒れた竹を伐り出して積んであります

・相変わらず、イノシシさんが掘り起こしています。


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