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067 竹林日記 「稲ワラ搬入準備、親竹交替」 

 2023.09.13(水) Inaoka 

 

 竹林日記  「稲ワラ搬入準備、親竹交替」    2023・09・13(水) 晴

参加者: 〔計 15名〕
 A竹林 Araki、Inaoka、Kotoe、Satomi、Shoko、Setsuko、Serata、
     Takahashi、Tanaka、Terashima、Nakamura yu、Nomoto、Mitsuko、Motome
 明神前竹林 Kimiko


 昨日の雨に関わらず、今日も暑い作業日になりました。
 稲ワラを提供頂いている農家さんからSerataさんに稲刈りが済んだと連絡を頂いたとのことで、予定通り稲ワラ搬入準備を始めました。
 A竹林は下草刈りの一部が済んでいるので、稲わらを竹に立てかけておくため、先ずは親竹交替で6年生(年号マーク17)の竹と予備に伸ばした竹で丈夫そうな竹の隣の竹(Nomotoマーキングの竹)等を伐採しました。

 次回16日(土)の作業日に立命館高校生が竹取りに来るので、伐った親竹を使って貰おうということになりました。伐採した竹の半分位は2mの玉切りと穂先(枝付き)部分をチップ化しましたが、竹林内に倒したままの竹が10本位残っていますので、これを元気な高校生に玉切り材と穂先に分けて搬出頂きWinWinにということになるのでしょうか?
 この日は、元気なスタッフの半数位は稲ワラ回収に行ってしまうので、A竹林に残った方はよろしくお願いします。
 軽トラックは稲わら回収に使うので、終了後立命館高校に竹材を運ぶことになります。

 2m玉切り材(約25本)はドンボ置き場に、大量の竹チップはさらに堆肥場に運び込まれました。NHKさんのために、堆肥場にカブト虫さん、どうか来てくださいね。


 Kimikoさんは一人で自前の電動刈払い機で明神前竹林の草刈りをされました。バッテリーパックが無くなるまで頑張ったということで、入口から軽トラックが荷降ろしするところまで位の草を刈ってありました。ここは昨年余った稲ワラを置いてありますので、A竹林の稲わら搬入の後、下草刈りをしてワラ敷きをする予定です。
 周辺の田んぼももうすぐ稲刈りになりそうなので、土手と用水路周辺の草刈りもしておかなければなりません。昨年は10月初めにしていますが、早く涼しくなって欲しいのですが・・・。


 朝のミ―ティンで、ハチクの花の話をしました。
 今日の朝ドラ「らんまん」で、万太郎のところへ南方熊楠(実在・本名の和歌山県の博物学の巨匠)から120年に一度開花するハチクの花の標本が送られてきました。日露戦争(1904~1905)が始まる1年前(1903年?)の採集という話でした。
 ここでふと気づきました。今何年や。2023年。なんと丁度120年前。今、長岡京市では今里や西代里山公園付近で大量のハチクが枯れている竹林に気付きます。先月、淡路島・四国へ車で通りましたが、高速道から枯れ竹林(多分ハチク)が目につきました。
 なんで和歌山、四国、京都(ひょっとしたら日本中)のハチクと同じ時間の進行になるんや?次のハチクの開花(枯れた後、再生すればですが・・・)が120年後も大異変の兆候とすれば、今はウクライナ戦争だが次回は?と考えると怖い。私達はもう知ることは出来ませんが。
 たまたま竹林整備に関わりを待っている今、2度と見られない120年に一度のハチクの開花に関心を持ってみませんか。

 蛇足: 南方熊楠の本家(末裔)は和歌山市の酒造メーカーの「株式会社 世界一統」です。6代目の社長さんは私と和歌山城の前の伏虎中学校(今は人口問題で小中併設校、当時は団塊世代の2,700人のマンモス中学校)の同級生でした。なにせ1学年16~18クラスもありましたので、毎年のクラス編成で同じクラスのになるのは4,5名で、3年間同じクラスになった人は1人もいません。2年生の時たまたま同じクラスになりました。成績は優秀でTopクラスでしたが、熊楠の方がチョットイケメン(失礼)。

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【本日の竹林風景】 ~Kimiko、Inaoka

 今日はA竹林の親竹伐採と伐採竹の片付けに夢中で、写真はこれだけです。
 明神前竹林の草刈りは1人で作業されたKimikoさんの撮影です。

・焼却場前の広場で、親竹交替で伐採した竹の穂先(枝付き部)を粉砕機でチップ化しています


・竹チップを袋詰めにして、堆肥場に運びます

・休憩時間の終了後の再スタートです
・Takahashiさん差入れの茗荷です。




・休憩中ではありますせん。枝が引っ掛かって
 引き出せない伐採竹を3人で引っ張ったあと
 3人で転んで、立ち上りが最後になっただけ
 です。
・竹に入り込んだ虫の穴。蟻塚のようになっています。
 この竹は伐られましたが、増えると困りますね。


・チェンソーに切り屑が詰まって動かなくなりましたので、
 分解掃除しました。
・フル稼働の粉砕機でしたが、異音発生。点検結果、些細な問題で、
 前回までの機構部分の修理はバッチリでした。


・明神前竹林の草刈りのビフォー(1枚目)アフター(次の3枚)です。軽トラックが入るところまで刈ってくれました。



・関電さんに、ようやく送電線に寄りかかっていたバス通り竹林の竹の処分をして頂けました。
 左の写真が8/17の台風直後で右の写真は今日の撮影です。


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