178.京都新聞 2019年04月19日
 「岡山・真備のタケノコが最盛期 豪雨乗り越え、地域に活気」

【2019年04月19日 15時26分】


 西日本豪雨で甚大な被害が出た岡山県倉敷市の真備町地区で、特産のタケノコの出荷が最盛期を迎えている。色が白いことや、えぐみが少なく柔らかい食感が特徴だ。被災し避難生活を送る農家が収穫で地元に戻り、にぎわいが生まれている。

 真備町地区は、タケノコ栽培に適した水分を多く含んだ土壌で、県内最大の生産地。地区の生産者でつくる「真備筍生産組合」(約140戸)によると、豪雨で半数以上の農家は住宅が浸水したが、竹林の被害はほとんどなかったという。

 JA岡山西真備西支店によると、収穫は5月上旬まで続き、県内を中心に東京や広島にも送られる。

               【2019年04月19日 15時26分】
 出荷の最盛期を迎えた
 岡山県倉敷市真備町地
 区のタケノコ=17日

Copyright (c) 1996-2015 The Kyoto Shimbun Co.,Ltd. All rights reserved.
各ページの記事・写真は転用を禁じます。著作権は京都新聞社ならびに一部共同通信社に帰属します